循環経済入門 廃棄物から考える新しい経済 (岩波新書 新赤版 1987)
- 岩波書店 (2023年9月22日発売)
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感想 : 31件
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Amazon.co.jp ・本 (228ページ) / ISBN・EAN: 9784004319870
作品紹介・あらすじ
ごみ問題が社会問題化してから半世紀以上が過ぎた。これまでの廃棄物処理政策の延長線上での「循環型社会」にとどまらない「サーキュラーエコノミー(循環経済)」への転換が世界では進む。持続可能な生産・消費そして廃棄物処理・資源循環のあり方を経済学から考えて、新しい経済の形、成長戦略を展望する。
みんなの感想まとめ
持続可能な生産と消費のあり方を探求する本書は、循環型社会と循環経済の違いを明確にし、特に日本における課題を浮き彫りにしています。廃棄物処理の法制度や資源再利用の重要性についての理解を深めることで、読者...
感想・レビュー・書評
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循環型社会と循環経済。一見似たように見えるが取り組みが全く異なる。特に日本は循環経済に追いつく動き、人々の思考を変える必要がある。まだまだ認識も低くて人任せにしているように感じられる。長期的に見て環境投資する動きがないと生きていけない状態になってしまうのではと思う。
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廃棄物に関する法律って沢山あるんですね、、
それすら知らんかった。
今まで「ゴミの分別メンドクセ」と思ってたが、この本で資源の再利用をそれなりに理解し、積極的に行えるよう意識が変わりました(低レベルですみません)。 -
519ササオ
SDGs持続可能な経済に興味のある方はぜひ読んでほしい
大量生産大量消費・廃棄によりごみ問題が社会問題となっているが、これを解決させるために3R(リユース、リデュース、リサイクル)を推進している日本だが、持続可能な経済とまでは至っていない。
廃棄物処理、資源の循環について意識啓発だけでの循環経済の実現は困難であるとし、製品の供給圏や消費スタイルから徹底して見直しを図るべきと訴えている。 -
持続可能な社会の実現に向け、「循環型社会」にとどまらない「循環経済」への移行が不可欠という認識の下、持続可能な生産・消費、そして廃棄物処理・資源循環の在り方を経済学から考え、新しい経済の形を展望。
経済学の観点を踏まえた廃棄物処理・資源循環政策について理解が深まった。 -
小論文対策推薦図書 経済系
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非常にわかりやすく、資源循環経済について記載されていた。再度読みたい。
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【目次】
第1章 「循環型社会」から「循環経済」へ
第2章 廃棄物処理・資源循環はタダではない-便益と費用の視点
第3章 廃棄物処理・資源循環は他人事ではない-効率性と公平性
第4章 経済的インセンティブが生み出す循環
第5章 拡大生産者責任という考え方-動脈産業と静脈産業の連携
第6章 食品廃棄物・食品ロス問題-循環経済の重点分野①
第7章 プラスチック問題-循環経済の重点分野②
第8章 持続可能な循環経済に向けて
【メモ】
⚫︎はじめに
・「循環型社会」と「サーキュラーエコノミー(循環経済)」は、「持続可能な社会」を構築しようとする点で類似
・日本では、3Rを旗印に「循環型社会」を推進→あくまて廃棄物処理政策の延長線上で3Rを推進
・EUでは、「循環経済」に向けた動きが活発→経済の仕組みを再設計する成長戦略(リユース・リサイクル産業の育成や、モノのサービス化・製品の長寿命化等につながる荒玉産業の創出といった、付加価値を生み出す経済活動)
・モノの生産・流通から成るのが動脈産業、廃棄物の回収・処理から成るのを静脈産業という
⚫︎理想的な資源循環
・水平リサイクル(ボトルtoボトル)
・カスケードリサイクル(OA用紙→新聞紙→トイレットペーパー)
⚫︎プラスチック問題
・食品廃棄及び食品ロスと並ぶ問題の一つ
・日本のプラスチック排出→容器・包装/コンテナ類が全824万トン中およそ半分(プラスチック循環利用協会2023)
・素材としての再生利用(マテリアルリサイクル)の比率は21%程度
・大部分はサーマルリサイクル(熱回収)※欧米ではリサイクルとみなされない
・プラスチック資源循環戦略の基本原則→3R+Renewable(紙や植物原料等を用いた再生可能資源への代替促進)
・プラスチック製容器包装廃棄物のリサイクル→容器包装リサイクル法の下でPETボトルのリサイクルは進展
・容器包装以外のプラスチック製品→プラスチック資源循環法で対応
⚫︎関連政策
・循環経済ビジョン2020(経済産業省2020)
・プラスチック資源循環戦略(環境省2019)
・プラスチック資源循環法(環境省2022)
【感想】
サーキュラーエコノミー(循環経済)という言葉をよく聞くようになって、図書館でいくつか借りてみて、最初に読んだ一冊。著者は大学経済学部教授の方で、本書では循環型社会から循環経済への移行を目指した様々なことのあり方について経済学的な観点から考えられている。循環経済は廃棄物処理の延長線上にとどまるものではなく、資源循環や経済といった様々な視点及び分野での連携が必要不可欠であると感じた。サーキュラーエコノミーという言葉だけ聞いてよくわからなかった状態から、本書を読むことで、どのような流れでこうした考えが世の中で起きているのか、学ぶことができた。 -
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519/サ
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進路・小論文コーナー -
これまで廃棄物について、なんとなく知っている程度で暮らしてきたため、そうした部分について考える上で非常に刺激になる一冊でした。
経済的な観点から考えると、単に廃棄物をゼロにすればよいという話でもない、という部分が特に面白く印象深かったです。 -
まず廃棄物処理に関する法律の多さに驚いた。
製品毎にルールも違うんだね。
経済学の観点からすれば、個人の意識に頼るのではなく、仕組みとして廃棄物を処理する方法を提案していく。
難しいよね。特に技術的に答えの出ていない放射性廃棄物はどうしようもない。何より「NIMBY」問題は、経済学の守備範囲外だよね。 -
日本と世界の廃棄物処理事情とその未来がざっとわかる。
経済からみた最適リサイクル率というものがあり、日本の場合ある調査によると20%前後というのにはビックリ。 -
518.52||Sa
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東2法経図・6F開架:B1/4-3/1987/K
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登録番号:0142369、請求記号:518.52/Sa77
