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Amazon.co.jp ・本 (302ページ) / ISBN・EAN: 9784004320395
作品紹介・あらすじ
昭和は、今この瞬間の私たちの立っている時空につながる。なぜ競争から降りられないのか、国にとっての独立・自立とは何か、人間にとっての自立とは何か。これらの難問に答えるべく、明治・大正から平成までを縦横に語りつつ、各々が昭和を知るための本も紹介する。好評『日本問答』『江戸問答』に続く第三弾。
みんなの感想まとめ
昭和という時代の深い考察を通じて、私たちの現在を見つめ直す機会を提供する作品です。松岡正剛氏と田中優子氏の対談形式で、昭和初期から平成、令和に至るまでの歴史的背景や文化を縦横に論じており、読者は興味深...
感想・レビュー・書評
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松岡正剛氏と田中優子氏の対談シリーズ第3弾。
戦火が近づく昭和初期から、第二次世界大戦、戦後~高度成長期、平成、令和までを縦横無尽に論じており、非常に面白く興味深く読んだ。
松岡氏が亡くなったのが惜しまれる。 -
2025.02.19
良書。
しかし、わたしはこの本で述べられる考え方には同意しかねるところが多々ある。本も批判的精神をもって向き合うことが大事と学んだ。 -
対話による連想的な展開により昭和の輪郭を探るものであった。書籍と時代背景の関連付けを中心に主題の周辺をなぞることで、朧気に何かを掴めるような感触が残った。
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<目次>
第1章 戦争が準備されていた
第2章 二つの戦争
第3章 占領日本が失ったもの
第4章 生いたちのなかの昭和
第5章 本を通して昭和を読む
第6章 昭和に欠かせない見解
<内容>
まずは松岡正剛さんを追悼…。稀代の本読みでした…。この本はなくなる直前に校了したそうで、遺作となります。
さて、元法大総長の田中優子さんとの対談集の三作目。『日本問答』『江戸問答』に続く。お二人も昭和の半分を生きてきた人。リアルタイムを本を通して追想しながら、昭和を深掘りしていきます。そこには多くの示唆が。勝ち目のないアジア太平洋戦争に突っ込んでいったこと。高度成長期の学生運動。戦後日本に本当の独立がされていないこと…。後半の読書体験とその分析は深いと思います。 -
本を通じて時代背景・作者思想を読み解く:しんどい作業だ
日本問答・江戸問答も必読か -
【問答三部作:03】『日本問答』『江戸問答』
【優子宗風十七冊:16】【風狂本カマエ】 -
二人の読書家が「昭和」をテーマに語り合う。日本問答、江戸問答に続く、第三作目の対談記録。難解な部分も多いが、昭和と言う一時代を考える目線を養うには格好の一冊。因みに、松岡正剛氏はS19年生まれのジャーナリスト、雑誌「遊」の編集者だった。対談相手の田中優子氏は法政大学学長を経歴した江戸時代・社会の研究家でもある。
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2024年11月14日購入。
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『日本問答』『江戸問答』『昭和問答』とつづいた二人の対談シリーズは、松岡の死とともに終わりを告げた。
なぜ競争から降りられないか?国にとっての独立とは?人間にとっての自立とは?という3つのリサーチクエスチョンに対し、苦海浄土やゴジラを引っ張ってきて、連綿とつながる歴史を織り交ぜた認識は、2人の知に圧倒されっぱなしだった。
エディティングステート/持続的編集力に期待する二人に、自分がどう向き合うのか?道はまだまだ続く。 -
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210.04||Ta
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https://www.news-postseven.com/archives/20241229_2012954.html?DETAIL
https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_bstvtokyo/program/detail/202412/25152_202412290930.html
『昭和問答』出版記念トーク
https://www.iwanami.co.jp/news/n59253.html
目 次
1 戦争が準備されていた【2025. 1.13】
昭和を問答するための問題提起
戦争のための大義 ── 一国の独立
「日鮮同祖論」の問題
近世日本人の地政学的センス
国のかたちと、国家のあり方
民権運動と国民が戦争を煽った
満鉄経営と日韓併合
第一次世界大戦で得たもの
間接統治にこだわるわけ
日本の権力システムの不思議
2 二つの戦争【2025. 1.11】
日中戦争への道程
黄禍論が吹き荒れた
戦争の動機をつくるための戦闘
抬頭する共産主義
迷走する日本と毛沢東の戦術
日本軍に欠けていたもの
フィードバックなき戦争
3 占領日本が失ったもの
GHQ占領と一億総懺悔
東京裁判をどうみるか
原爆の資料館に足りないもの
占領政策の転換と反共の砦
憲法制定力と政治思想
三島由紀夫が抱えそこねた昭和
4 生い立ちのなかの昭和
敗戦後の東京・京都の風景
日本の選択への違和感
テレビも給食もアメリカさん
戦争体験から受け取るもの
安保闘争とのかかわり
七〇年安保の行方と万博
「あいだ」を編集するための「遊」
不確定性の科学に学ぶ
昭和が終わってしまう前に
土俗日本とポップ日本
フランス文学から江戸文学へ
日本文化は閃光の
5 本を通して昭和を読む【2025. 2. 8】
昭和を知るための本
雑誌も本も読んでいた
別世界としての小説
同時代の体験を読む
日本のナショナリティを読むための本
日本の科学者たちの思索と情緒
言葉の場所としての共同体
石牟礼道子の言葉
昭和は「祈り」と「憧れ」を失った
梁石日が描いたもの
6 昭和に欠かせない見解
昭和の闇を読み解く
日本の古層を再生した折口
コミューンをめざしたウーマンリブ
ハードボイルドとニヒルの系譜
日本のニヒルと時代小説
石川淳と中村真一郎の読み方
島田雅彦の自由について
全知全能の神と天皇
関係性のなかでの「自立」
「虚に居て実をおこなふべし」
関係のなかでしか生きられない
名づけようのない色
「いないいない・ばあ」でいく
「世界たち」のために対話をする
あとがき1 ともにとびらをあけてきた(田中優子)
あとがき2 ゴジラが上陸するまで(松岡正剛)
https://www.iwanami.co.jp/book/b652406.html -
女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000072583
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東2法経図・6F開架:B1/4-3/2039/K
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【請求記号:361 タ】
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01435122 -
【本学OPACへのリンク☟】
https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/721767 -
著者プロフィール
田中優子の作品
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