古文の読みかた (岩波ジュニア新書 76)

  • 岩波書店 (1984年5月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (220ページ) / ISBN・EAN: 9784005000760

みんなの感想まとめ

古文を学ぶための入門書として、著者は高校生向けに分かりやすく古文の読み解き方を解説しています。文法や助動詞、助詞の使い方に関する説明は、これまでの知識に新たな視点を与えるもので、読者にとって興味深い体...

感想・レビュー・書評

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  • 入門書に挙げられていた本。
    文法の説明、また後ろに挙げられた古文の読み方については、もっとボリュームが欲しかった。(岩波ジュニア新書という読者層を考えると、ちょうどいいのだと思うが)

    藤井貞和氏の、言葉に対するニュアンス、助動詞や助詞を扱うときの説明の仕方から、これまでの知識に新たな光が当てられたりするのは、面白い。

  • ここから文法に対する興味がでてきた

  • 『源氏物語』の研究などで知られる碩学が、高校生に向けて、古文を読み解く上で必要な知識を分かりやすく解説している本です。

    著者は本書の他にもよく似たタイトルの『古典の読み方』(講談社学術文庫)という本を刊行しており、そちらでは大学受験古文からさらに一歩踏み出すための手引きになっています。一方本書は、ほぼ大学受験古文に相当する内容になっています。説明も分かりやすく優れた本だと思うのですが、このレヴェルであれば、大学受験用の参考書や問題集に良い本が多数あるので、わざわざ本書を手に取る必要もないのではないかと思ってしまいました。

  • 岩波ジュニア新書、「ジュニア」だからわかりやすいだろうと思ったのだが、意外とわかり難かった。これは多分に自分が予想していた内容と少し違ったという部分によるところが原因かもしれない。
    ひとつひとつの例文についてもう少し詳細な解説が欲しい。スルっと一解説して通り過ぎてしまう感じだ。
    しかし考えてみると「ジュニア文庫」なので、これで良いのかもしれない。

  • 古文が現代語と違い談話の文体を残し、そこから主語の省略や敬語の役割について説く、また、助動詞の役割から古文の美しさ、多様さが説かれる所はなるほどと思った。それ以外は、それほど真新しいものはなし。

  • 係り結びは,荷造りのひもを最後にきゅっきゅっと締めるときの感覚らしい.単に強調と言われるよりも,理解が深まる.

  • しっかり読めばよくわかるが
    ささっと読むとよくわからないかも

  • [ 内容 ]
    古文にはいくつかの読み解く鍵がかくされています。
    この本は、徒然草、枕草子、竹取物語、源氏物語など教科書によく出てくる作品を用例に、古文独特の言いまわしや古語の細かなニュアンスをわかりやすく説明して、古文を読みすすめる筋道を明らかにしています。
    “古文ってわかりにくいなあ”と思う人のために書かれた古文入門。

    [ 目次 ]


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著者プロフィール

昭和17年(1942)、東京都文京区生まれ。奈良市内に育つ。
国語教育学科(東京学芸大学)、言語情報科学専攻(東京大学〈駒場〉)、日本文学専攻(立正大学)に勤めた。東京大学名誉教授。
詩作品書『地名は地面へ帰れ』(永井出版企画、1972)、詩集『乱暴な大洪水』(思潮社、1976)、『源氏物語の始原と現在』(三一書房、1972)、『釈迢空』(国文社、1974)以下、 詩作と研究・評論とが半ばする。『物語文学成立史』(東京大学出版会、1987)、『源氏物語論』(岩波書店、2000)、『平安物語叙述論』(東京大学出版会、2001)、『文法的詩学』(笠間書院、2012)、『文法的詩学 その動態』(笠間書院、2015)、『日本文学源流史』(青土社、2015)、『〈うた〉起源考』(同、2020)、『物語史の起動』(同、2022)など。『よく聞きなさい、すぐにここを出るのです。』(思潮社、2022)、『〈うた〉の空間、詩の時間』(三弥井書店、2023)など、詩書関係が続く。

「2024年 『文法の詩学 意味語/機能語の動態』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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