「従軍慰安婦」にされた少女たち (岩波ジュニア新書)

著者 :
  • 岩波書店
3.82
  • (6)
  • (7)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 49
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005002221

作品紹介・あらすじ

半世紀前、アジアの少女たちの青春が奪われた。日本軍は侵略する先々に、また本土に少女たちを連行し、兵隊のための「慰安婦」とした。韓国での直接取材にもとづき、強制連行、前線の「慰安所」でのくらし、戦後の生活と、彼女たちの想像を絶する苦難のかずかずを描く。人間性への加害と日本の責任を考える一冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 日本軍慰安婦についての被害者の声を、当時の年齢とほぼ同世代の女の子の手紙のやりとりを交え、レポート形式で記述した本。

    ひどい証言が次々出てきてうんざりしますが、このような短文を読むのにもうんざりするほどに愚行が重ねられていたのだと。
    日本軍は多かれ少なかれこういうことをしてきたのであり、被害にあった方の衝撃は一生消えないものがある、ということが事実としてあるのだと思いました。

  • (2001.08.21読了)(1999.11.22購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    半世紀前、アジアの少女たちの青春が奪われた。日本軍は侵略する先々に、また本土に少女たちを連行し、兵隊のための「慰安婦」とした。韓国での直接取材にもとづき、強制連行、前線の「慰安所」でのくらし、戦後の生活と、彼女たちの想像を絶する苦難のかずかずを描く。人間性への加害と日本の責任を考える一冊。

  • 第二次世界大戦の中で行われた慰安婦問題をテーマに扱った一冊。
    ジュニア新書ということで内容を理解してもらいやすくするために少女の手紙の交換を通しての語るという手法を取っているが個人的には読みにくく普通に書いたほうがより分かりやすいと感じる。
    慰安婦とは名ばかりでレイプに近いということを被害者である韓国人女性を中心に物語は書いている。
    内容は非常に重いが個人的には各人が一度は考えて自分なりの意見を持つべきだと考える。
    ただ、この本では被害者の立場が強烈で一方的な書き方をしているので予備知識を持たずに読むと全てを鵜呑みにしてしまう傾向があるので他の著書と比較してみるとよく分かる。
    ただ、この本にも書かれている挺身隊・慰安婦という存在は戦時中間違いなく存在したものであり、事実日本も含めてアジアの国中の女性がその犠牲となったのは紛れもない事実である。戦後の賠償は国家間のやり取りの中で解決済みというのが公式的な見解ではあるが、事実を明らかにするのは必要である。
    それを踏まえて謝罪を今の日本国民がどう解釈して自分の中で処理していくかが重要である。
    半世紀前の戦争だけのことではなくさらに長いアジアの国々との国交関係を世界史や日本史などで勉強してから読むべきであると思うのであまり低年齢のジュニア向けではない。ですが誰もが一度は読んでみるべきである。

  • 一応、岩波新書の児童書なんですが、これは、大人が読まなくてはいけないですよ。戦時中の日本が、どんなひどい事をしてきたか、日本国民は知るべきです。

  • これも職場で。
    少女たちが知らない日本の過去。
    当事者だったら、どんな気持ちになるのだろう。

  • 「〇〇だったヨ」「〇〇ナンテ」のようにむやみにカタカナを文中にいれていて少し読みづらかった(子供の為に意図的にこの文体にしたと後書きにかかれているけれど)。

  • [ 内容 ]
    半世紀前、アジアの少女たちの青春が奪われた。
    日本軍は侵略する先々に、また本土に少女たちを連行し、兵隊のための「慰安婦」とした。
    韓国での直接取材にもとづき、強制連行、前線の「慰安所」でのくらし、戦後の生活と、彼女たちの想像を絶する苦難のかずかずを描く。
    人間性への加害と日本の責任を考える一冊。

    [ 目次 ]
    1 同年齢の少女たちのうえに起きたこと
    2 連行された少女たち
    3 「慰安所」はこうしてはじまった
    4 戦争末期のなかで
    5 「慰安婦」はなぜつくられたか
    6 少女たちの戦後
    7 日の丸の下での「慰安所」
    8 二度とくりかえさないために

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 結構衝撃的。戦時中日本軍が従軍慰安婦を使っていただけじゃなくて、江戸時代松前藩がアイヌ人に強姦していたとある。

  • 2005年。

  • 1,000円

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1933年東京生まれ
お茶の水女子大学史学科卒業
小季刊誌「ヒロシマ・ナガサキを考える」発行
著書に
『中学生の春夏秋冬』(岩波ジュニア新書)
『無名戦没者たちの声』(岩波ブックレット)
『教師たちの憂鬱』(国土社)
『ヒロシマ・死者たちの声』(径書房)
詩集に
『千鳥ヶ淵に行きましたか』(花神社)
『ヒロシマ連祷』(土曜美術社)
など

「1990年 『ヒロシマ・死者たちの声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石川逸子の作品

ツイートする