- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005002344
感想・レビュー・書評
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この人は、まともな学者のはずだけど、なんか言ってることがちょいちょい怪しいような……国立歴史民俗博物館の館長まで勤めた人だし、岩波書店の本だし、内容の保証はあるはず……でも、花の絵が盛んに書かれるようになるのは、100年前にゴッホやモネが描きはじめてからとか書いている。花のブリューゲルは16-17世紀の人だぞ。日本にだって、昔から花を題材にしたものがたくさんある。中には国宝にしていされているものも。
旧石器時代を岩宿時代と呼んでみたり、妙なこだわりの大きいおじいさんの真偽不明な話につきあわされた感じ。 -
(1995.01.06読了)(拝借)
(「BOOK」データベースより)amazon
自分専用の茶碗と箸をつかってごはんを食べる。魚や肉、生野菜を食べる。柱の多い家、花瓶の花。こんな私たちの生活文化はいつから始まり、どう発展してきたのだろう。吉野ケ里、土井ケ浜、唐古=鍵など各地の遺跡をたずね、そこで発掘された資料をもとに実証的に、想像力豊かに考えてゆく。考古学が身近になる一冊。
☆関連図書(既読)
「大系日本の歴史(1) 日本人の誕生」佐原真著、小学館ライブラリー、1992.08.20 -
この本は現代日本人の箸を使う食習慣や、柱の多い住宅形式、生野菜を食べる等の様々な生活習慣の源流を、吉野ヶ里遺跡,土井ヶ浜遺跡,唐古、鍵遺跡などの遺跡を訪れ、発掘された資料から探る内容である。取り扱う時代は主に古代であるが、写真やグラフなどの資料が多く用いられているため、身近に感じながら読み進めることが出来る。また、その章の内容に関係する具体例から始まる章もあり、取り組みやすい構成になっている。特に第6章でふれられている『生ものを食べる習慣の起源』は非常に興味深いものであった。
この本全体を通してですます調で書かれているため、考古学に興味がある小学生や中学生にも読みやすく、おすすめの一冊である。 -
弥生時代の村の周りをめぐらす豪は、中国北部の乾燥した農村を起源とし、朝鮮半島を経て伝わった。
弥生時代以降、ニワトリが飼われるようになったが、食用ではなく、神聖な時告げ鳥として扱われた。
動物を家畜化すると去勢するため、ウシの場合は角の芯が薄くなったり、骨の端と幹が溶け合って一体化しないことでわかる。6000〜7000年前のドイツではウシが、2500年前の南ロシアでは馬が家畜化された。 -
[ 内容 ]
自分専用の茶碗と箸をつかってごはんを食べる。
魚や肉、生野菜を食べる。
柱の多い家、花瓶の花。
こんな私たちの生活文化はいつから始まり、どう発展してきたのだろう。
吉野ケ里、土井ケ浜、唐古=鍵など各地の遺跡をたずね、そこで発掘された資料をもとに実証的に、想像力豊かに考えてゆく。
考古学が身近になる一冊。
[ 目次 ]
1 日本人・日本文化の源流
2 武器と戦争のはじまり
3 戦いにそなえる村
4 弥生絵画を読む
5 柱が屋根を支える
6 植物型の食事
7 めいめいの器・わたしの器
8 乏しかった食用家畜
9 花はどこへいった
10 弥生人の道具箱
11 いま、考古学は
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
ゴミ捨て場から古代人の暮らしが見えてくる。意外とグルメだったかも。