原発を考える50話 (岩波ジュニア新書 269)

  • 岩波書店 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784005002696

みんなの感想まとめ

幅広いテーマを扱いながら原子力発電について深く考察する内容は、読者にとって非常に勉強になります。チェルノブイリの影響や放射能の規制、事故の歴史、地震対策、放射性廃棄物の処理、経済振興の視点など、多角的...

感想・レビュー・書評

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  • 15年前の発行で新版も出ているが、こちらでも十分に勉強になった。
    チェルノブイリの影響、放射能の規制値、原発の事故と定期検査、寿命と解体、地震対策、高速増殖炉とプルサーマル、放射性廃棄物の処理問題、核燃料の運搬事故、誘致と経済振興、住民投票など、幅広く解説されており、その上で原発は必要なのか、コストの優位性などについて議論しています。
    96年の発行なので、99年のJCO臨界事故や2002年の点検報告書の改ざん、2007年の柏崎刈羽原発の事故などはカバーされていませんが、それ以前の事故については数多く取り上げられており、改めて人類は原発をきちんと制御できているわけではなく、自転車操業のような状態で運転していることがわかります。
    福島原発の事故を受けて、「日本では原発の大事故は起こらない」「冷却水の給水が停止する可能性は考えられない」という会社側の主張は崩されました。筆者が「もし」と懸念していることが実際に起き、臨場感を受けながら読みました。
    言葉遣いが子供向けですが、ジュニア新書であることがもったいないと思える充実した内容です。

    <関心をもった本>
    大地動乱の時代(石橋 克彦)

  • 少し古い発行ですが、原発について学ぶときの入門書にぴったり。原発とはどんなものなのか、わかりやすく解説されています。
    軽く読めるとたかをくくると、意外とへヴィなパンチをくらいますw

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著者プロフィール

1947年生まれ。
原子力資料情報室共同代表。『はんげんぱつ新聞』副編集長。
東京外国語大学ドイツ語学科中退。広告制作会社に勤務していた1973年、電力危機を訴える広告に疑問をもったことなどから、原発の問題にかかわる。
主な著書に、『原発・最後の賭け』(アンヴィエル)、『原発を考える50話』(岩波ジュニア新書)、『私の反原発切抜帖』『反原発運動四十五年史』(ともに緑風出版)、『原子力・核・放射線事故の世界史』『日本の原子力時代史』(七つ森書館)など。
共著書に『反原発事典』Ⅰ・Ⅱ(現代書館)、『核のゴミがなぜ六ヶ所に』(創史社)、『脱原発しかない』(第三書館)など。

「2026年 『極私的原子力用語辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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