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Amazon.co.jp ・本 (242ページ) / ISBN・EAN: 9784005003013
感想・レビュー・書評
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読書録「科学のすすめ」3
編 岩波書店編集部
出版 岩波ジュニア新書
P219より引用
“環境のことを考えない科学は、それ自体がすでに悪であるかも
しれないということ……。”
科学に携わって生きてきた執筆陣による、科学の面白さについ
て語る一冊。
数学についてから地球環境科学についてまで、その分野の第一
人者達が記事を書かれています。
上記の引用は、レイチェル・カーソンについて書かれた項での
一文。科学が自然に与える影響の大きさについて、特に農薬の影
響についてここでは取り上げられています。
できれば農薬を使わずに済ませて、作物を作ることが出来るのな
らば、それに越したことはないのでしょう。農家の人達だって、
農薬を使わなくても作物に害虫や病気が発生しなければ、薬を使
わずに済む分必要経費が少なくなって経営も楽でしょうし。
しかし、全くの無農薬で今の食糧生産量を維持していくのは、難
しいのではないかなと思います。
あまり環境を変えない程度に、使う薬の選び方や使う量の基準
が、わかってきたらいいのになと思います。程々に薬を使って、
程々に虫や病気を抑えながら作物が作れて、環境への影響も程々
なのがいいのではないかと思います。全くなんの影響も与えずに、
人間が生きていくのは無理なのではないでしょうか。
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