沖縄からアジアが見える (岩波ジュニア新書 327)

  • 岩波書店 (1999年7月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784005003273

みんなの感想まとめ

テーマは、沖縄の歴史と文化を通じてアジアとのつながりを深く理解することにあります。高校生にもわかりやすい言葉で書かれながら、内容は非常に充実しており、沖縄が単なる日本の端っこではなく、東アジアの中心と...

感想・レビュー・書評

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  • 岩波ジュニア新書の一冊なので、高校生にもわかりやすく書かれていますが、内容はかなり充実したもので、示唆に富んだ本です。

  • 三年前のサミットの際、沖縄がクローズアップされ、
    様々な形でメディアに取り上げられたとき、
    「沖縄は日本の端っこではなく、東アジアの中心なのだ」と、
    よく言われていましたが、
    地図を広げるまでも無く、成程そのとおりだなぁ、と納得。

  • [ 内容 ]
    私たちを強く魅了してやまない南島の文化や風俗。
    それらの底に流れるものは何であろうか。
    自らの生れ育った沖縄の綿密な調査を足がかりに、全アジア的な文化構造を検証してきた著者が、文化への視点と、その選択の重要さ―目のつけどころを解説。

    [ 目次 ]
    第1章 日本のなかの琉球列島(地方独自のことば―方言のこと ことばの類似と相違―沖縄の内と外と ほか)
    第2章 中国大陸の文化と沖縄(中国大陸三〇〇〇キロを歩く―歴史の再現 琉球にもたらされた中国文化 ほか)
    第3章 東南アジアへのまなざし(音への郷愁―島嶼と大陸 文化の個性、多様性を生み出すもの ほか)
    第4章 染織・布・をなり神―女性の地位・役割・象徴(女性の仕事・役割 妹の力、をなり神信仰とアジア ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  • メモ:
    1872年、明治維新の改革を経て日本国として国家体制を整えつつあった明治政府は1609年以来薩摩藩の支配下にあった琉球王国と琉球藩とし、さらに1879年廃藩置県によって琉球藩を廃して沖縄県としたことを契機に国民教育の一環として国語教育の徹底を図った。方言を使わせないように「方言札」と使って罰した。

    沖縄と中国大陸、インドネシア、朝鮮等のアジア諸国とのかかわりがよくわかる。沖縄は台湾とよく似ていると思った。また韓国の族譜と琉球の家譜が漢文で書かれていることなど似ている点が多い。

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著者プロフィール

 1936年沖縄県那覇市に漁師の子として生まれる。琉球大学国文科卒業。東京都立大学大学院修士・博士課程で社会人類学専攻。1973年より琉球大学講師・助教授・教授。1994年国立歴史民俗博物館教授、2002年同名誉教授。同年沖縄大学法経学部教授、2008年同退職。沖縄民俗学会会長。2008年東恩納寛惇賞。
【主要著作】『沖縄民俗学の方法』新報社、1982年。『沖縄の門中と村落祭祀』三一書房、1983年。『女性優位と男系原理』凱風社、1987年。『沖縄の祭りと行事』沖縄文化社、1992年。『沖縄を識る』国立歴史民俗博物館、1998年。『沖縄からアジアが見える』岩波書店、1999年。『海洋文化論』(編著)凱風社、1993年。

「2014年 『森とともに生きる中国雲南の少数民族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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