- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005003853
作品紹介・あらすじ
「将来、因数分解が役に立つとは思えない!」「二次方程式の解の公式を知らなくても、困りそうにない!」という人から、数学が大好きな人までいらっしゃい!なぜ数学を学ぶのか、先生と対話しながら考えよう。クイズやパズルのような問題も解く。気がつけば、数学が楽しくなっているだろう。
感想・レビュー・書評
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「将来、因数分解が役に立つとは思えない!」「2次方程式の解の公式をしらなくても、困りそうにない!」という人から、数学が大好きな人までいらっしゃい!なぜ数学を学ぶのか、先生と対話しながら考えましょう。クイズやパズルのような問題も解きます。気がつけば数学が楽しくなっているでしょう。
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例題が私には難しくて、全くわかりませんでした。論理性、自由性、証明など色々説明してもらったのですが、最後の結論として「楽しいから数学を学んでいる」というのは、なんか納得してしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何というか、よくわからなかった。
「数学を学ぶ」ことを考えるきっかけをくれる本。
数学はテストだけのための存在ではない。
数学の持つ力、数学そのものを学ぶ価値、二次的に身につけられること、それを実感できるのはかなり研鑽を積んだ後なのかもしれない。
とはいえ数学の恩恵も美点も威力も不思議さも何も知らずただ数学を敵視したまま終わるのももったいない・・・。小学生相手に語れる「数の不思議」ネタを一つくらいは持っていたい。
「高校数学」に限ると、受験・就職の制度上、理系学生には必要すぎる、文系学生には必要なさすぎると思われてる。個人的には寧ろ逆で、理系学生こそ国・英を、文系学生こそ理・数を、ほんの少しでも強化しておけば驚くほど成績的にも人間的にもプラスになるのにと思う(実際私はそれで救われた)。無駄にはならない。 -
図書館で借りて読了。
なぜ数学を学ぶのか。
数学の教師にとって耳の痛い問いに一筋の光を照らしてくれる一冊。
本当はもっと簡潔に生徒に実感として与えられたらいいなと思うけど、
この本で語られているようなことを、
日常の授業の中でエッセンスとして加えていくことができたら、
少しは
なぜ数学を学ぶのか、
に対する疑念は取り払われるのではないかと思った。