歌舞伎入門 (岩波ジュニア新書 404)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005004041

感想・レビュー・書評

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  • 学生時代、先生の授業に登録してました。一度も出席しませんでした。出席を取らない授業は出ないことにしていたので。友達から聞いた話ですが、出席を取らない理由が、「授業に出るくらいだったら、演劇見に行ってください」とのこと。先生の言いつけ通り演劇鑑賞に精を出す学生ではありませんでしたが、学生でなくなってからは自分の意志で観劇に勤しむようになりさた。
    さて、本書ですが、歌舞伎について初心者が総合的な知識を得るのに役立つ良書です。カラーページで舞台を紹介するページが多くあるとなお良いでしょう。

  • [ 内容 ]
    歌舞伎は一体いつごろからあるのか?
    なぜ男が女の役もやるのか?
    花道はなぜあるのか?
    赤穂浪士の討入り事件で有名な『忠臣蔵』をはじめ、『助六』『勧進帳』『弁天小僧』など代表的な作品を紹介、女形、花道、廻り舞台、衣装、小道具、音楽、隈取など、初めて見る人のための基本知識を満載した、絶好のガイドブック。

    [ 目次 ]
    第1章 歌舞伎とは、どのような演劇なのでしょうか?(歌舞伎は怪物?;顔見世 ほか)
    第2章 歌舞伎の歴史(歌舞伎の四百年;男の恋の物語 ほか)
    第3章 歌舞伎の表現(役者の表現;せりふと動き ほか)
    第4章 歌舞伎の作品(1)―純歌舞伎(江戸の荒事―暫・曾我の対面・助六;お家騒動物―先代萩・鏡山 ほか)
    第5章 歌舞伎の作品(2)―義太夫狂言と松羽目物(忠臣蔵;義太夫狂言―菅原伝授手習鑑・義経千本桜・封印切 ほか)

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著者プロフィール

早稲田大学演劇科卒業。同教授を経て東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学専攻教授。演劇学・舞踊学専攻。著書に『歌舞伎―問いかけの文学』(ぺりかん社)『舞踊手帖』(新書館)『歌舞伎入門』(岩波書店)。

「2020年 『かぶきわらし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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