ラフカディオ・ハーン 日本のこころを描く (岩波ジュニア新書 405)
- 岩波書店 (2002年7月19日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784005004058
作品紹介・あらすじ
小泉八雲ことラフカディオ・ハーンはギリシアに生まれ、アメリカを経由して日本にやってきました。14年間の日本滞在で松江や熊本、東京などへ移り住みながら、有名な『怪談』のほか、紀行文や日本文化論にも数多くの傑作を残しています。変わりゆく風物や人びとの心を深く見つめ、多大な共感を寄せたその生涯をたどります。
みんなの感想まとめ
多様な作品を通じて日本文化を深く探求した著者の生涯が描かれています。彼は『怪談』の名で知られる一方で、日本に滞在中に数多くの紀行文や文化論を執筆し、特に市井の人々との触れ合いを大切にした視点が魅力的で...
感想・レビュー・書評
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小泉八雲は「怪談」だけではない。
毎年のように日本についての紀行文や、人々との触れ合いを綴った著者を発表しているんですね
それらは何度も推敲を重ねて執筆されたもので、名文も数多く残されています
ハーンが影響を受けたチェンバレンやロチの日本観は、異質な文化への物珍しさを西洋的目線で描いたものだけれど、ハーンの文章は市井の人々と同じ目線で物を見、愛情をもって眺めているところが好ましい
彼自身、異邦人であり、キリスト教的白人社会の世界観を嫌っていたからだと思う
他の著書も読んでみたくなったので、家にあった「日本の面影」(角川文庫)をまずは読み始めることにします (少し読んでみたけど、なるほど美しい文章ですね)
(それにしても古い文庫本は字が小さくて読みにくい(ToT)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ラフかディオ・ハーン」河島弘美著、岩波ジュニア新書、2002.07.19
190p ¥777 C0295 (2025.09.28読了)(2025.09.26借入)(2003.04.22/2刷)
NHK朝ドラで「ばけばけ」が始まるのに合わせて読みました。
ラフかディオ・ハーンの作品を引用しながら、上手に一生をたどっています。
ラフかディオ・ハーンは、ギリシャのレフカダ島に生れたということで、ラフカディオはそれにちなんだ名前ということです。正式な名前はパトリック・ラフかディオ・ハーンなのですが、母と離婚してしまった父への反発からラフかディオ・ハーンと名乗るようになったとのことです。
19歳でアメリカに渡り新聞記者などをしながらいくつかの本を出版しています。
40歳のとき特派員として日本にやってきました。
日本に来てからの著作は、以下の通りです。
1894年、『知られぬ日本の面影』
1895年、『東の国から』
1896年、『心』
1897年、『仏の畑の落穂』
1898年、『異国情緒と回顧』
1899年、『霊の日本』
1900年、『影』
1901年、『日本雑記』
1902年、『骨董』
1904年、『怪談』『日本―一つの解明』
年一冊ペースで出版し、『怪談』は、亡くなる直前の出版です。
1850年6月27日に生れ、1904年9月26日に亡くなっています。
小泉セツとの間に三男一女をもうけています。
【目次】
はじめに
1 ヨーロッパ-誕生と幼少期
2 アメリカ-青年期
3 横浜―日本の玄関口に立って
4 松江―神々の国出雲への赴任
5 熊本―日本を見る目の深化
6 神戸―「小泉八雲」の誕生
7 東京―生涯最後の地
おわりに
参考文献
略年譜
作品索引
☆関連図書(既読)
☆関連図書(既読)
「小泉八雲集」小泉八雲著・上田和夫訳、新潮文庫、1975.03.15
「小泉八雲『日本の面影』」池田雅之著、NHK出版、2015.06.25
(JPROより)
小泉八雲ことラフカディオ・ハーンはギリシアに生まれ、アメリカを経由して日本にやってきました。14年間の日本滞在で松江や熊本、東京などへ移り住みながら、有名な『怪談』のほか、紀行文や日本文化論にも数多くの傑作を残しています。変わりゆく風物や人びとの心を深く見つめ、多大な共感を寄せたその生涯をたどります。 -
10月から、NHKの朝ドラ「ばけばけ」が始まりました。
その影響か、図書館に行くと、ラフカディオ・ハーンコーナーがあり、思わず借りました。
この本は、ラフカディオ・ハーン、小泉八雲さんの伝記的な本です。興味深く読めました。
40年以上前、中学校の英語の教科書で、ラフカディオ・ハーン作のムジナのお話を学びました。
同じ歳の夫は、そんなの無かったなぁと。
教科書によって違いますね。
Long long time ago,MUJINA was lived there.
だったかな?
小泉八雲さん、怪談だけではなく、日本の紀行文なども書いているようですね。読んでみたいです。
そして、怪談は、「耳なし芳一」「雪女」も再話著作なのですね。あらすじが出ていて、そうそうコレコレと思いました。
また、今朝、朝ドラで話題になっていた、「鳥取の布団」もあらすじが書いてあり、嬉しくなりました。
「幽霊滝の伝説」も恐ろしいお話ですね。
ラフカディオ・ハーンさん、幼少期はあまり恵まれない育ち方をしていますが、自身の力で人生を切り開き、興味を惹かれた日本にやって来て、せつさんと出会い、数々の著作を残したのですね。
とても、魅力を感じました。 -
岩波ジュニアは、さすがとしか言いようがない…
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『怪談』で有名な小泉八雲、ラフカディオ・ハーンの足あとを辿る。恵まれない幼少期、日本での教員時代、幸せな結婚生活…。
妻セツと「ヘルンさん言葉」でやり取りする様子は、恋愛小説を読んでいるようで、特に面白かった。
『小・カワイ・ママサマ』『シンセツノパパサマ、セカイイチバンノパパサマ』こんな調子だもの。 -
怪談のラフカディオ・ハーン
という事しか知らなかったので
読んでみた
ギリシャ生まれで家族に恵まれなかったハーン
4歳から大叔母のブレナン夫人に育てられフランスで学び イギリスへ
しかし夫人の経済的変化により
大学をしアメリカへ
苦労して新聞記者となり執筆生活へ
日本に職を得て
松江 熊本 神戸 大阪 東京と
教師として日本文化の執筆を続ける
松江でセツと結婚して穏やかな家庭生活を送る
セツの協力で多くの作品を表す
耳無し芳一 雪女
そうだったのかと懐かしい思いが
湧いた
惹かれたのは 布団の話
兄よ寒くないか 弟よ寒くないかと
問うて来る布団
何だか心がキュンとしてきた
ハーンの生い立ちと日本での暮らし
知らなかった事が多く
とても内容の深い作品 -
ばけばけが好きで、ヘブンさんの生涯をたどるように、ハーンさんの話を読んだ。
とても、ハーンさんの人生や性格、交友関係、そして、日本をどう見ているかがよく分かった。
同時に、ばけばけのヘブンさんがぴったりすぎて、びっくり!
(住んだ場所など、史実と違うところももちろんあります)
なんというか、日本のどこを素晴らしいと思っているのか、妻のこと、家族のこと、松江のこと、どれだけ大切に思っているか、美しい文章の中に、すごくよく表れている。
実際の奥さんとのやり取りで、ヘルンさん語と呼ばれる、カタコトのやり取りがあったり、とにかく優しい。
また、ハーンさんの前にいた在日の外国の方がとらえた日本、それに陶酔し、ギャップを感じ、完全否定するハーンさんも、ハーンさんらしい。
微笑むということが日本にとってどういうことか、ハーンさんがどう捉えるかも、ハーンさんらしい。
ばけばけファンとして、フフフと笑って頷いてしまうところがいっぱいあった。
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ふむ
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