英語の発想がよくわかる表現50 (岩波ジュニア新書)

著者 :
  • 岩波書店
3.49
  • (7)
  • (9)
  • (17)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 136
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005005024

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 難しすぎず易しすぎず、教科学習から離れすぎずしかしくだけすぎず、絶妙なバランスで、英語に関する個々のエピソードから英語の発想について紹介している。英語の発想と聞いて広く全般的、俯瞰的な内容を想像されると違っていて、当然のことながらあくまでも個々の例示からの演繹的な説明がされている。
    岩波ジュニア新書シリーズは大人が読んで楽しめる良いシリーズであると思っており、今後も手に取ってみたいと思っている。
    この本も著者近著の「解釈につよくなるための英文50」とともに、再度机に座って鉛筆を手に取り組んでみたい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「絶妙なバランスで」
      ふ~ん、良さそうですね。中学生になったつもりで遣り直してみようかな、、、
      「絶妙なバランスで」
      ふ~ん、良さそうですね。中学生になったつもりで遣り直してみようかな、、、
      2012/12/21
  • 岩波のジュニア新書はたまにいい本がある。これもその一冊で、2005年初版、古本屋でみつけた。とても面白い。waterがH2Oで水でも湯でもあることからはじめて(中国語にも類似した使用法がある)、boringとboredなど間違いが絶えない他動詞の使い方、few, a few, not a few, quite a few(あまりない,少しはある,少なからず,非常に多くの)の使い方、look out(気をつけろ)とかkick the bucket(くたばる)などのイディオム、you knowが「〜ですよ」の意味だとか、qiute(イギリス英語で段階が付けられる形容詞のつくときは「まあまあ」)とveryのちがいとか、とても詳しい。また、英語がくり返しを避ける言語だから、言い換えを律儀にニュアンスのちがいととらえると読むに耐えない訳ができあがるとか、句読点の使い方や仮定法、無生物主語、挿入構文、描出話法など、まさに英語の発想を教えてくれる。最後は英語と米語のちがい、上流英語と非上流英語のちがい、小説の解読の実習など、高度な内容もある。ネイティブ・チェックの受け方や、辞書の語義のつかいかたまで丁寧に教えてくれ、高校生のときに読んだら、英語がもっと分かったのになと思った。東京大学の学生や理系の大学の先生でも英語には苦労しているんだなということも分かる。

  • ジュニア新書にしておくのは惜しい本である。

  • 行方先生、本当にわかりやすい。ジュニア新書だけどジュニアだけが読んだら勿体無い良書。

  • 【状態】
    展示中

    ++1

  • もともと上の子(中2)に読ませようと思って買ったのですが、自分が先に読みました。
    高校生くらいを対象としたものと思われますが、(英語上級者を除く)大人が読んでもとてもためになる内容多数。
    すっかり行方昭夫先生のファンです。
    もちろん、中学生(1〜2年生には少し難しいかも)〜高校生には大変オススメ。さすがの良書です。

  • どの参考書を見直してよいかわからなかったので、とりあえず手に取ったけれど満足。英語を日本語へと訳す時に難しい・間違いやすい表現を中心に収録。
    個人的にはカンマの打ち方が非常に勉強になりました。高校英語にしては易しすぎる気もするのだけど、中学英語にしては少し難しい気が。英語が少しくらい得意な方が読むと参考になりそうです。

  • 基本的な例文をインプットし、自然とアウトプットを出して行くイメージ

    英語と日本語は一対一の関係があるという考えを捨てる。

    英語独特のいい回しである、形容詞の名詞化、日本語にすると同じだがニュアンスにより使用する単語を使い分ける(思う、たぶん、うまく、マッカーサー…、大げさ表現(死んでもいい…、and複数意味6つ、

  • 英語の表現の例文とそれに対する解説。

    英訳を想定して書かれているようだが、英文を読むことにおいても役に立つと感じた。
    内容は難易度的に入門書とは言い難いが、定期的に読み返したくなるような良書だと思う。

  • 初学者には、ちょっと難しいかなあ。中級向き。

    英語で、確信の度合いを表す副詞について、だいたい何%くらいって書いてあるがいまいちピンと来ないなーと思っていた。

    著者の指摘通り、わたしも「たぶん」と「かもしれない」がごっちゃになっていることに気づいた。

    確かにことばは生き物だが、やっぱり日本語でしっかり区別して、適切な語を選択しようと思った。


    思いは言葉に足らない。だからこそ自分の気持ちを的確に表す語を用いて、発信しよう。
    (相手がどうとるかはまた別の話です。)

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1931年生まれ。東京大学教養学部イギリス科卒業。東京大学名誉教授、東洋学園大学名誉教授。日本モーム協会会長。日英言語文化学会顧問。著書に「英文精読術」「英文翻訳術」「英文読解術」(DHC)などがある。

「2017年 『東大名誉教授と原文で楽しむ 英文読書術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

行方昭夫の作品

英語の発想がよくわかる表現50 (岩波ジュニア新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする