長崎 カラー版: 南蛮文化のまちを歩こう (岩波ジュニア新書 548)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005005482

作品紹介・あらすじ

1570年の開港で、長崎が歴史の舞台に躍り出た!4世紀にわたってポルトガル、オランダ、中国人が運びこんだ文化と、それを吸収しようと格闘した日本人の足跡は、今の長崎に色濃く残る。出島、唐人屋敷、オランダ坂、眼鏡橋、伝習所、くんち、カステラ。エキゾチックな街をめぐり、濃密な歴史と文化を学ぼう。

感想・レビュー・書評

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  •  長崎の街角に今でも残る歴史の面影を1つ1つ解説していくという本。簡単な地図もついているので実際に街歩きをしながら読むのがお勧め。(というおれも長崎に行ったときに第3章「出島とオランダ貿易」の部分をこの本片手に街歩きしてみた)
     普通の人なら見向きもしないだろう「○○の碑」や、これ何?誰?という感じでひっそりとたたずんでいる像を写真付きで取り上げて解説してくれる。もちろん石碑や像以外にも、観光地になっている有名なスポットにも写真付きで解説がついている。ただし、その解説が非常につまらない表面的かつ平面的な教科書のようなもので、本当に街歩きをして実際にその事物を見るのでもなければ、面白くないまま終わってしまう。歴史別に区切った章立てと地域別に区切っている本文、という構成と内容がちぐはぐになっている点もあって、読みにくい。というわけで、机上で読むのにはお勧めしない。旅先で読めば面白い。「二度目の長崎観光」にお勧め。(08/09/28)

  • 普通のガイドブックと違って歩いて廻る旅行者には面白い。テーマ別に整理されているのもわかりやすくて良かった。

  • 291-H
    閲覧新書

  • エリア毎に章立てて均等に紹介されています。知らないことも多く、参考になりました。ただ、社会科の副読本的な印象です。写真を大きく、地図も見やすく実用的にしてもらえると有難いですね。

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