- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005005574
作品紹介・あらすじ
人間と動物の違い、恋する気持ち、本当の友だち、死と自殺、コミュニケーションって何?私ってだれ?-人間のもつ不滅のテーマについて、古代ギリシャから現代までの哲学者たちによることばを読みながら考え、「生きること」を哲学します。
感想・レビュー・書評
-
中高生が疑問に持ちそうなテーマに関して、哲学者の言説を用いて著者が論じるという内容だが、著者の専門がギリシア哲学なのでその影響が結構大きい印象。別にそれが悪いということではなく、逆にシンプルでよいのかもと思ったり。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
以前読んだ著者の本がすごくよかっただけに、本書はちょっと残念。
論理的にかっちりと組まれているわけでもなく、かといって感動的な啓蒙書というわけでもなく、まあはっきり言ってしまえば面白くない。
話が総花的すぎるのかなあ?
ま、とはいえ、論理の飛躍がいちじるしいとかそういうことはないので、はまる高校生がいるかもしれないとは思う。 -
39143
-
哲学というと、深いイメージがあるが分かりやすかった!
全部を理解できなくても、この本の中で何か一つ、自分の心に響くものがあれば良いと思う。 -
哲学の入門書を探していて、図書館で本書を発見。目次にそそられたので(恋する気持ち、死を考える等)、借りてみた。
全般的に、各章でのテーマに関係した有名な哲学者の言葉を引用して、その解釈+著者の考え、という構成。ハッとするような発見はなかったが、第一章P22の「私らしさ」の話は短いが、大学生の就職活動にも通じるもので良かった。 -
哲学の名言を断片的に引用しながら、哲学についてきわめて易しく語りかけてくる。上から目線ではなく、一緒に考えようと誘うような、促すような文体が良いと思った。作者のマインドセットも前向きで子供が読むのによさそうである。もう少し引用が多い方が本格派でより良かったのでは。
-
著者がネコ好きなので、表紙や挿絵にネコが描かれているが、これは哲学の入門書です。本文中にネコに言及しているところはあるが、ごくわずか。
哲学の本としては読みやすい。 -
読書完了日2008年05月30日。哲学入門編。
-
目次的書であった。でもまあここから。猫の絵ナイス。
-
ためになる。