地球持続学のすすめ (岩波ジュニア新書 568)

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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005005680

感想・レビュー・書評

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  • 地球持続学といえば、名古屋大学環境学研究科の高野先生。
    高野先生のお話は面白いなぁ・・。

    地球規模で考えたとき、今がどのようなときにあるのか。
    100年前と、これからの100年はどのような未来が待っているのか。100年間で人間の数が急激に増え、産業が発展。
    天然資源の利用と、廃棄物質の増加。
    これ以上、人間が増える、新興国の発展でますます資源の活用が増える。持続不可能。資源の枯渇、食糧不足という未来が訪れるだろう・・と、高校生の顔も『えっ』と変化するようなお話だった。
    そうした俯瞰した未来の予測を詳しく知りたいなと期待したのですが、この本はいまいちだったかな。

    資源の循環もあくまでも、産業の中での循環にとどまっていて、
    企業も消費者の在り方もすべてが関係していると、自分事と認識するような感じではなかった。
    というか、前半の体験談?エッセイはいまいちだったかな。
    専門的な内容がわかりやすいと期待したのですが、個人的な体験談ばかりだった印象。

    持続性学の本がわかりやすいのがあれば、読んでみたいと思う。

著者プロフィール

国連大学上級副学長。東京大学サステイナビリティ学連携研究機構長。近著に『日本の自然環境政策』(共編著、東大出版会、2014年)、主な論文に Takeuchi, K. et al.(2014)“Using sustainability science to analyse social-ecological restoration in NE Japan after the great earthquake and tsunami of 2011” Sustainability Science, 9, 513-526 等。

「2014年 『国連大学 包括的「富」報告書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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