クモの糸の秘密 (岩波ジュニア新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 46
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005005956

感想・レビュー・書評

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  • (CELL)1階 新書・文庫
    新書||485.7||オオ

  • 芥川竜之介の小説「蜘蛛の糸」のように、人間は蜘蛛の糸にぶら下がることができるのか?その疑問を著者が30年かけて検証する。どこに行けば蜘蛛がいるのか、という初歩的な問題からスタートし、糸の採集方法や、どうやってぶら下がるのか・・・。様々な失敗を繰り返してゴールへとたどり着く。

  •  自然には人間が思いもよらないことがあふれている。今回の本はクモの糸に注目した本だ。

     クモの糸は思ったよりも丈夫で、著書に著者がクモの糸に結んだハンモックに載って足を上げている写真が載っている。ちなみに著者の体重は65キロと書かれている。自然の驚異だな。とは言ってもさすがに100人乗っても大丈夫とはいかない。物置ではないからできなくてもいいか。

     そういえば、ヤモリの足の粘着性に注目した人の話が以前話題になっていたのを思い出した。科学と言っても、生活に関係のないことではなく、こうやって身近な存在のクモを通して科学の世界を垣間見ると分かりやすくなる。

     ジュニア新書なので、科学アレルギーの方にも読みやすいです。

     

  • 蜘蛛の糸にも種類があるとは知らなかった。

    「集めたらどうなるだろうか」とまでは考えても、実際にやってみる人は少ないだろう。

    素朴な疑問や好奇心を持ち続けることの大切さを学んだ。

  • [ 内容 ]
    クモの糸はほんとうに強いのだろうか?
    クモとクモの糸に注目しつづけてきた著者が、やがてその強さを証明するため、クモとじっくりつきあい、気分よく糸を出してもらいながら、「クモの糸にぶら下がる」という30年来の夢をついに実現。
    クモの糸の不思議なしくみと、観察することの楽しさをユーモラスに語ります。

    [ 目次 ]
    1 クモの糸にぶら下がれるか(『蜘蛛の糸』の世界;クモをどうやって捕まえるか ほか)
    2 人がクモの糸にぶら下がるまで(学会発表を決める;ぶら下がるための準備 ほか)
    3 クモとつきあう(クモの生活様式;造網性のクモと徘徊性のクモ ほか)
    4 クモの糸の不思議なしくみ(クモの糸の性質;遺伝子工学によってクモの糸を作る ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
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    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 「ヒトはクモの糸にぶらさがれるか?」が筆者の関心です。読者はたくさんの驚きに直面できます。そして熱中して過ごしている人生のすばらしさが伝わってきます。「超オススメ」です。(黒田勉先生)

  • 人がクモの糸にぶら下がれるかというテーマに興味をひかれて読み始めました。19万本縒り集め、65kgの人間が乗れたそうです。それだけ分かれば読む必要はありません。


    指導能力の低い教授の、自己陶酔と他人(学生、中学生等)に対する否定が多くて読むのが辛い。この作者は高分子学者であって生物学者ではないので、「クモの糸」が好きな人です。作中「クモに対する愛情がたりない」と散々いっていますが、この人自身がそうです。

  • クモの糸の素晴らしさやその強さが大変伝わってくる本でした。
    あんな細い糸でもまとめると65kgの著者を支えるだけの強度を誇るとは・・・。

    ただ、この人は「この研究員に糸取りを任せたがまったく取れない。クモの気持ちが分かっていない」
    「クモの糸が取れない原因は取ってる人間の心が不安定なのも重要だ」とか
    「あの学生は失恋していたからクモの糸が取れなかった」とか
    いかに自分が素晴らしいかを語りまくっていて、そこがかなり鬱陶しかった。

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