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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784005006137
みんなの感想まとめ
西洋哲学の主要な著作を概観し、各時代の哲学者の魅力をわかりやすく解説している作品です。平易な文体ながらも、初学者にはやや難解な部分もありますが、哲学を実践するための読み方が示されており、非常に有益です...
感想・レビュー・書評
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西洋哲学の中の10冊に焦点を当てて概観を解説した本。岩波ジュニア新書から出ている事もあり基本的に平易に書いてあるが、やはり哲学が題材なだけあって初学者がすんなりと読めるわけではない。それでも各時代の哲学者の魅力が分かりやすく書いてあるだけでなく、哲学を行使する側としてどう読んでみると良いかも書いてある点でとても優れていると感じた。
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目次にずらっと並んでる錚々たる古典を見て、
「おいおい、また学者たちが自分を基準に選んじゃってるよ。こんなの、普通の中高生に理解できるわけないじゃん」
と半ばあきれながらページを開いたのだが、大変申し訳ありませんでした。
実に平易で、かつとても興味を持たせる書き方。しかも僕が読んでも、新たな発見があったりする深さを持つ。脱帽です。重ね重ね、申し訳ありませんでした。 -
それぞれの章はちゃんと専門の研究者による分担執筆なので質が安定している。全体的には正統で分かりやすいスタンダードな解説と発展的思索だが村山達也氏によるルソーの「告白」解説は飛び抜けて面白い。
ルソーの告白に見られる尻丸出し事件などの醜態を「岩波ジュニア新書に出すには恥ずかしすぎるから書かない」と露骨になめ腐った上でルソーは幼稚だ、告白というより言い訳だとボロクソ三昧。しかし該当の本を読んだ人なら全員が納得するだろう。よく読んで理解した人によるイジりである。古典というのは仏壇に飾るものではなく読んで生かすものなんだからこのくらい砕けたほうがジュニア新書だと正解。 -
中高生向けとはいえ、それなりには難しい。
ハイデガー「存在と時間」の「不安」について。
「人生はサスペンス」
みんな死を目の前にぶら下げられて底のない無の中に宙吊りにされてるのだから、本質的に不安で当たり前。
それが「生きる」ということ。存在への問いを問い続けるのが大切。
というところが一番響いた。 -
130-S
閲覧新書 -
8人の研究者による読書案内。総じて中高生が興味・関心を持ちそうなテーマを扱っている印象ではあるが、『純粋理性批判』はちょっと毛色が違うようにも思える。あとはルソーの『告白』を扱っているのも類書には見られない特徴である。
内容的には中高生に寄り添う形でわかりやすく書いてはいるのだろうが、かと言ってレベルを下げているわけでもないので、それなりの難しさもあり、大人が読んでも満足できる1冊である。 -
アウグスティヌス、、お前そんなこと考えてたのか!!!!
他の本だと、アウグスティヌスの名前は出てきても、どんな思想をどういう経緯ですることになったのか、なんてなかなか書いてなかったので、目からウロコでした。
著者がたくさんいるので、個人的に読みづらい章もありましたが、全体としてとても良い本でした。 -
岩波ジュニア新書ということで、若者向けの本なのだが、新書で10冊の哲学書を解説しようというわけで、かなり濃密で、必ずしもわかりやすいわけではない。
本文にも書かれているように、本書は実際にそれぞれの本を読むための入り口と考えるべきで、その意味では、10人の哲学者と著作への興味が湧くだけで、十分に意味があったと思いたい。
取り上げられている哲学者の中では、デカルトの発想が歴史的な転機になっていることが際立つし、ベルクソン、ハイデガーも現代的で面白い。でも私が一番面白かったのは、やはりニーチェでした。 -
[ 内容 ]
ギリシアから現代まで、西洋哲学の名著の入り口に立ってみよう。
もっと読んでみたくなる1冊がきっと見つかる哲学読書案内。
[ 目次 ]
恋が求める究極のもの―プラトン・饗宴
人と関わりながらよく生きる―アリストテレス・ニコマコス倫理学
自分の中で自分に出会う―アウグスティヌス・告白
「わたし」から出発する―デカルト・方法序説
理性の運命を物語ろう―カント・純粋理性批判
人間の自然―ルソー・告白
だれでも読めるが、だれにも読めない書物―ニーチェ・ツァラトゥストラはこう言った
「自由に生きること」とは―ベルクソン・時間と自由
「存在への問い」を問いつづける―ハイデガー・存在と時間
ブタへの熱意を持ちつづけること―ラッセル・幸福論
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
読了:2010/02/27 図書館
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左近司祥子の作品
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