労働法はぼくらの味方! (岩波ジュニア新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 74
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006151

作品紹介・あらすじ

アルバイトでも有給休暇はとれるのか?派遣でも残業代はもらえるのか?多くの若者たちの労働相談にのってきた著者が、労働現場で出会うさまざまな疑問や問題点についてていねいに解説。働く権利を守るためにどんな方法があるのか、具体例をあげてアドバイス。巻末には相談窓口を付す。

感想・レビュー・書評

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  • アルバイトやフリーター、派遣など労働に関するお得な情報が載ってるし、小説みたいで読みやすい。
    労基監督官になろうと心に決めた一冊。

  • 平易な言葉、表現で、事例を挙げながら労働法の基礎、労働に関する権利、救済手段を解説する。
    ジュニア新書だが、学生さんはもちろん、すでに働いている人にも一読の価値あり。

  • 私が子どもの頃は、こういう本はなく、労働法など名前くらいしか知らないままアルバイトして、今で言えばブラックバイトのようなものもあったが、理不尽と思えても我慢するか、辞めるかの二択しかないと思っていた。しかし、今の若者はちゃんとわかっていて大丈夫かというと、ブラックバイトだの過労による自殺などのニュースが後を断たないところをみると、やっぱり相変わらす労働法を知らずに働いているようだ。ということは、高校でも大学でも(法学部でない限り)教えてないってことよね。
    自殺せずにしかるべきところに相談できたのに、と考えると教えない罪は大きい。
    高校からバイトできるんだから教育として教えるべき。
    しかし、とりあえずはこの本をざっと読んどくといいと思う。物語仕立てで読みやすいし、バイトに関してのみ分かればいいなら途中まで読めばいい。暇なら社員や派遣の労働に触れたところも読んどく。
    厚生労働省のHPでも「こういうのは労働法違反です」というのが漫画で読めるが、本の良いところは、なぜこの法ができたのか、その意図するところは何なのかまでちゃんと説明されているところ。厚生労働省の漫画はケースごとのぶつ切りだが、これは流れがあるから関連性が掴み易い。
    しかし、最近また労働者派遣法が改悪されたところをみると、国は生徒に労働法教育を敢えてしないのではないか、という気がする。低い待遇でも大人しく働く安い労働力を手離したくないから。
    また、日本の労働者の地位の低いのは組合が会社内にあるからではないか。
    横断的組織なら、堂々と交渉できるのに、会社内では、解雇や左遷を恐れて賃金交渉をするのが関の山。
    外国では、定時になったら皆スパッと帰る、日本人はサービス残業する、というのをあたかも日本人の美徳のように語る人も多いが、要は労働者の権利が蔑ろにされているということで、決して誇れることではない。
    私の世代は全くなかったが、憲法と法律と経済の大まかなことは高校まで、本当は義務教育までに教えないといけない。それが大人の責務。私のように、いい年をして子ども向けの本でやっと気付くような人間を増やしてはならない。

  • 労働法について、ほとんど何も知らなかったので読んでみた。
    アルバイトをきっかけに、労働法に興味を持った少年が弁護士のおじさんに相談し、読者と共に学んでいく。

    労働法とはどんな法なのか、そして私たちにはどんな権利があるのかを簡単な言葉で教えてくれる。
    労働法の入門にはいいかも。

  • やはり今の働きづらさは企業よりの国の政策のせいか!労働法は働く者を保護する。もっと知るべし。

  • ジュニア向けに書かれた労働法の入門書。世界最悪の労働環境と言われる日本でこれから働くことになる若者に、ぜひとも勧めたい一冊である。

  • いま、日本で働いている人間はこれくらい知っておくべきだと思う。

    労働法をつかって経営者に牽制するなんて、絶対嫌われるからしない方がいいけど
    必殺 辞める時くらいに思う存分使ってやればいいじゃないかと思う。
    ま、ホントにその会社がつぶれても心痛まないって人はそうすればいい。

  • 「労使関係法」の試験が近く、労働法を全体的にさらっておきたいという思いで、選びました。岩波ジュニア新書というだけあって、分かりやすいです。

    本書は、高校1年生の主人公がハンバーガーショップで働き始めるところから始まります。仕事にも慣れ、アルバイト生活を謳歌しているのですが、更衣室で起きた窃盗事件をきっかけに…


    主人公のおじの弁護士が登場して、労働法について話してくれます。そもそもの労働法の趣旨、存在意義にも触れており、ハンバーガーショップにまつわる具体的なケースを題材に分かりやすい説明がされています。

    小説の形式で、かつ200ページしかないので1日で読み切ることもできます。労働法の全体像を手っ取り早く掴みたい人にオススメです!

  • [ 内容 ]
    アルバイトでも有給休暇はとれるのか?
    派遣でも残業代はもらえるのか?
    多くの若者たちの労働相談にのってきた著者が、労働現場で出会うさまざまな疑問や問題点についてていねいに解説。
    働く権利を守るためにどんな方法があるのか、具体例をあげてアドバイス。
    巻末には相談窓口を付す。

    [ 目次 ]
    プロローグ 真吾君の仕事体験
    第1章 アルバイトの悩み
    第2章 労働法ってなんだろう
    第3章 パート・アルバイトの働きかた
    第4章 正社員の働きかた
    第5章 派遣社員の働きかた
    第6章 労働法の活用方法
    第7章 おじさんからの手紙
    エピローグ これから働く若者たちへ

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