「ケータイ時代」を生きるきみへ (岩波ジュニア新書 617)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 75
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006175

作品紹介・あらすじ

ケータイをただ禁止すればいいの?思春期真っただ中の中・高生時代は、親や先生に反発したり、友達とつるんだりして自立への模索を重ねる時。だからこそ、ケータイには、特別な魅力を感じるのです。この便利で危険なメディアとどう付き合うか。3000人のアンケート調査をもとに、きみたちと一緒に考えます。付録「トラブル撃退法」。

感想・レビュー・書評

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  • 尾木さんの書き方はすっと心と頭に入ってきます。説教ではないのがいい。真面目そうな本で、実際真面目なんだけど、スマホ・ケータイとは切り離せない中高生の若者にぐっとくる内容。親も読んで損はありません。、

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00394122

    思春期真っただ中の中高生時代は,親や学校に反発したり,友達とつるんだりして自立への模索を重ねる時.現代は,そこに「ケータイ」という便利なメディアが登場,ケータイ依存という言葉が生まれるほど圧倒的な影響を及ぼしています.学校裏サイトなど,危険な使われ方も.中高生3000人のアンケート調査をもとに,ケータイ使用の実態と意識を明らかにし,その付き合い方を一緒に考えます.(出版社HPより)

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  • 新 書 IJS||367.6||Ogi

  • いつもの物語じゃなくて説明文だったので、読むのに時間がかかった。
    でも、今若い私たちが、一番目の前にあって見えていない事実や基礎がたくさん書いてあった。
    読んでよかった。
    「自由にしても崩れない集団」っていうのがすごくいい。

  • 三葛館新書 367.6||OG

    ケータイがもたらす悪影響やリスクだけを述べているのではなく、思春期とはどのような成長時期なのかを理解し、現在の中・高生の実態を分析し、ケータイ・ネット問題を掘り下げて考えています。
    携帯が思春期の子どもの成長にどんな影響を与えるのでしょうか。
    中学生の2人に1人、高校生になると約8割の人が自分のケータイを持つ時代です。
    日本の将来に関わる重要な問題といえるでしょう。

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=53996

  • 携帯について、現代で今、話題になっているから、わたしはこの本を読み、考えました。もっと情報社会についての怖さをさまざまな人たちについて分かってほしいと感じました。

    • s0910024さん
      私は、今までの携帯電話の使い方について振返させられました。メールで相手と連絡するよりも、相手と出会って、お互いに話し合うほうがいいということ...
      私は、今までの携帯電話の使い方について振返させられました。メールで相手と連絡するよりも、相手と出会って、お互いに話し合うほうがいいということが印象に残りました。携帯電話はとても便利だけれども、相手とのコミュニケーションを大事にすることが大切なのだと分かりました。だから、私は人とのコミュニケーションを大切にしていきたい。
      2009/07/28
  • 携帯電話、インターネットに関する危険や問題点だけを取り上げているだけでなく、携帯電話による利点、可能性も取り上げていて面白かった。自分はケータイ依存症、インターネットの情報に気をつけて生活していきたいと思いました。それと、アンケートの結果で子どもたちは学校裏サイトを気にしてない人がほとんどだということ驚きました。

    携帯電話は現代人にとって、とても身近な道具なので一度読んでみて欲しい作品です。

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著者プロフィール

教育評論家、法政大学教職課程センター長・教授、臨床教育研究所「虹」所長。
1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、海城高校や公立中学校などで教師として22年間、ユニークな教育実践を展開。現在、「尾木ママ」の愛称で親しまれる。
著書『いじめ問題とどう向き合うか』『子どもの危機をどう見るか』(以上、岩波書店)『新・学歴社会がはじまる』『日本人はどこまでバカになるのか』『子どもが自立する学校』(編著、以上、青灯社)『尾木ママの「叱らない」子育て論』(主婦と生活社)『尾木ママの子どもの気持ちが「わかる」すごいコツ』(日本図書センター)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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