アフガニスタンの未来をささえる: 国際機関職員の仕事 (岩波ジュニア新書 620)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006205

作品紹介・あらすじ

世界銀行、国際移住機関、国連人口基金、ユネスコ。アフガニスタンの国際機関職員として働く4人の日本人が、それぞれの職場から見たアフガニスタンの国と人、援助の実状と将来について熱くレポート。危険と隣り合わせの仕事を選ぶまでの道のりと、これからの国際機関職員をめざす人たちへのメッセージを語ります。

感想・レビュー・書評

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  • 途方もない世界を感じた。
    ここに人権はあるのだろうか。
    そしてその獲得はどのような形でなされるべきなのか。
    開発とはなにか。基準はどこに設けるか。
    もっともっと知らないといけない。考えないと。
    「開発」後進国には先進国の基準をもってしては測れない幸福がある故、援助は不要
    という議論で片づけていた自分が恥ずかしくて仕方ない。
    世界についての無知の痛感。
    真剣に勉強しないと。
    知識を獲得するための本を読む際、
    目的意識をもち、逐一辞書などで確認しながらにしないと。
    そしてこのような国の状態を基準にした生活や物事の判断をしていこうと思う。
    選択の所在、学習環境の整備、衣食住の環境。今の状態に感謝し、精一杯できることを模索。

  • 何人かの著者からみたアフガニスタンがかかれている。わかりやすい。女性の目からみた文章が興味深かった。

  • 2010/01/08

  • アフガニスタン勤務経験のある国連職員の共著なので、彼の地の復興援助、
    開発援助がわかるだけでなく、どのように生活をしているのかの記述もあり
    同じ業界(の端っこ)に身を置く立場としてはありがたい一冊。

    ジュニア新書なので、アフガニスタン初心者にも理解しやすい。

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著者プロフィール

(Stanley Cavell)
1926年、アメリカ・ジョージア州アトランタに生まれる。47年、カリフォルニア大学バークリー校で文学士号取得(音楽専攻)。61年、ハーヴァード大学で博士号取得(哲学専攻)。63年より同大学哲学部で教鞭をとる。96-97年、アメリカ哲学会(東部支部)会長。97年よりハーヴァード大学哲学部名誉教授。特定の「学派」に属さず、日常言語の哲学、文学と文芸批評、美学、政治学、映画とオペラ研究などで、哲学の境界と精神を広げ、生活・文化・教育が意味するもののヴィジョンを追究している。『センス・オブ・ウォールデン』(法政大学出版局)、『哲学の〈声〉──デリダのオースティン批判論駁』、共著『〈動物のいのち〉と哲学』(春秋社)の邦訳があるほか、主著にMust We Mean What We Say?(1969); The Claim of Reason: Wittgenstein, Skepticism, Morality, and Tragedy(1979); Pursuits of Happiness: The Hollywood Comedy of Remarriage(1981); Disowning Knowledge in Seven Plays of Shakespeare(1987); Little Did I Know: Excerpts from Memory(2010)など。

「2022年 『眼に映る世界〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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