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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784005006236
みんなの感想まとめ
通訳という専門職の実態や魅力を深く掘り下げた一冊で、著者の自伝的要素が色濃く反映されています。通訳翻訳学会の議題や、通訳者養成カリキュラムの第一人者としての経験を通じて、語学を学ぶ学生にとって刺激的な...
感想・レビュー・書評
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これは確かにハウトゥーというよりかは自伝なんだろうなと思った。イラストの由来にもほっこり。
通訳翻訳学会の議題とか見てちょっと面白そうだなと。自分にできないものに憧れているだけなのかもしれないけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
801-K
閲覧新書 -
請求記号:SS/801.7/Ko73
選書コメント:
元本学経済学部教授。大学内での教育者であり、学内外での通訳と仕事をこなすマルチタレントな先生で、日本の大学院で最初の通訳者養成のカリキュラムを設置した第一人者。語学を学ぶ学生への刺激となる1冊である。分かりやすい文体であり「今勉強しないでいつ学ぶ」の気持ちで推薦する。
(東松山図書課 参事) -
既読
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「通訳」という仕事の実態を知りたくて、手にとった一冊。生まれた年から計算したところ、筆者は現在71歳。筆者が通訳になった頃と今とでは時代がかなり違うと思われるが、それでもこの本を読むことができて良かった。
とりわけ興味深く読めたのは次の3つ。
①[l]と[r]の発音の仕方(P70〜)
[l]と[r]を間違えて発音したために、”rice”と”lice”を誤解してしまうという話を聞いたことがあったので、この違いには関心があった。一言で言えば「舌先が上につくorつかない」の違いであるが、本文には当然より具体的に説明されている。
その他、”firstly”を”firstry”と発音しないようにする方法、いわゆる「抑揚」を付けた英文の読み方(”棒読み”では伝わらない)等、英語を話す上で大事なことが書かれている。
②ヨーロッパの旅(P92〜95)
米国務省での16カ月間の仕事後、筆者はドイツ語の集中教育を受けに欧州へ。この話はたった3ページに収まっているが、欧州滞在への興味を掻き立ててくれるのでは…
③「意味の理論」(P151〜)
セレスコヴィッチの有名な通訳理論。通訳時に頭の中で起こっていることを3段階に分けて説明。詳細は本書に譲るとして、印象に残ったのは「通訳者の頭の中に残るのは、発言の内容のみで、用いられた単語・表現は瞬時に消え去る」ということ。これは「個々の単語の置き換え」とは明確に区別される。ここに通訳という仕事の「難しさ」と「醍醐味」が隠れているように感じた。 -
岩波のジュニア新書はあなどれません。通訳について、わかりやすく書かれていながら、単なる夢で終わらない重要な問題にも言及しています。
著者プロフィール
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