政治のしくみがわかる本 (岩波ジュニア新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 155
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006328

感想・レビュー・書評

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  • S312.1-ジユ-632 300047875

  • 配置場所:2F新書書架
    岩波ジュニア新書 ; 632
    資料ID:C0036524

  • 簡単な言葉で、すごく本質的な「政治の意味とカタチ」を紹介します。強権的な政治が進んでいく70年目の夏、考えさせられる点も多かったです。
    それにしても昔から、岩波ジュニア新書ってすごいかもと思うことがあります。これもその一つ。

  • 政治ってそもそもなんだろう?という観点から話を始めていきます。順を追って、議会制民主主義や議院内閣制についても説明があります。岩波ジュニア新書ですし、まだ選挙権をもたない10代のひとたちを読者に想定して書かれていますが、大人も十分に勉強になります。というか、ある程度政治というものを考えてきたからこそ、この本から得られる政治の基礎知識によって、飛躍的に自身の政治知識が高まる人もいると思います。なにかで読みましたが、基礎を最初からやるよりも、ある程度、実践したり応用や複雑なぶぶんを見知ったあとのほうが、基礎学習は役に立つそうです。したがって、万人におすすめできる本ということになります。整理された論考なので、読むとスッキリするところも多かったです。

  • 勉強になる。小泉政権には反対な意見の著者。

  • アメリカ人の夫と政治のしくみの話をしていた時、「K(私)は日本よりもアメリカの政治のしくみの方をよく知ってるね(→あまり日本の政治のしくみ覚えてないね)」と言われ、そういえば大学はアメリカンスタディーズだったし、最近PBS等アメリカのニュース番組ばっかり聞いてたなーとちょっぴり反省して手に取った。

    Amazonのレビューを参考にしてこれを選びました。

    ジュニア新書ということもあって、非情にわかりやすく書かれています。私はもう少し詳しい情報もほしかったけど(全歴代首相の名前等)政治、民主主義、行政の概念等が体系的かつ思想的に記述されている良書だと思いました。著者の思想もそこここに見られるのが面白かった。小〜高校のテキストとは全く違ってすべてがつながっているところが面白く、小説感覚で読めました。

    大学の一般教養のテキストにもいいんじゃないかなぁ。

    次はもう少し詳しく自民独裁以降の各首相および政変について触れている本を読んでみたい。

  • 今回の参議院選挙に投票する為に勉強しようと思い読んだ。お恥ずかしながら、政治について全然わからないから。
    この本を読んで、ステレオタイプとは、部分的にしか知らないことを理解し解釈するために用いる固定化されたイメージのことだと知った。私は雰囲気の良しあしにとても騙されやすいと自覚している。だからさまざまなイメージや好感度をあげる策にまんまと騙される。きっと私だけじゃなく、世の中そんなものだろうから、体裁に惑わされない目利きをもつには書物を読み、いろんな考えを持つべきだと思った。
    与党は行政府を支配し、政策を実現する立場。対して野党は、政府の誤りを批判する立場だとわかった。今の政治のあり方を否定して、なぜ変えなければならないのか、問題点を国民に訴え、説得するのが野党の仕事。そのうえで、自分たちが政権を取ったらどのような社会を作るか、その構想や展望を示さなければならない。
    国会の仕事は、法律を作ることと、予算を議決すること。そして行政府に対するチェックをすること。
    議員内閣制は、国会、とくに衆議院の多数をとった政党の指導者が、内閣総理大臣という行政府の最高権力者にえらばれるしくみ。
    内閣とは、三権のうち行政権をもつ機関。行政とは警察による治安維持、教育や福祉などの公共サービス、金融や情報発信などビジネスに対する規制、国土の基盤整備など、生活をとりまく広範囲な政府の活動。
    国会は法律を決めるまでが仕事で、内閣はその法律を適用・実施して行政活動を最終的に指揮・監督する機関。
    行政機関では中央、地方あわせて多くの公務員が働いている。このうちとくに、中央政府の官庁で指導的な地位にある公務員、及び将来指導的地位に昇進することが予想される若手公務員のことを一般には官僚と呼ぶ。現実的な政策立案の作業を官僚が行うのはどの国でも共通した現象。その場合、政治家は基本的な方向を指示し、最終的な調整や決着を行う。
    さまざまな用語についての学習からだ。あぁ授業で習ったっけなあ・・・あの時もっと関心を持てていたならなあと思う。
    自分の権利をしっかりと理解するとともに、他者の権利を尊重することが必要との言葉が印象的だった。これは私の中で、個人主義と集団主義の考えと重なる。これの理解も不十分なままなので、早くクリアしたい。

  • 大学の政治学科に所属しているので、政治学の勉強にと読みましたが、とてもわかりやすかったです。何度も読み直して理解を深めていきたいです。

  • 議会制民主主義の問題点など現代政治の良い部分も悪い部分も書いてくれている本。しかしこれもある程度の政治知識ないし近代の政治についても知ってる方が深く入れるかもしれない。その場合は池上彰の著書がおすすめかもしれない

  • [ 内容 ]
    日本の政治はどんなしくみになっているのでしょうか。
    政治家とはどんな人たちで、国会や内閣で何をしているのでしょう。
    政治は私たちの生き方を大きく左右しますが、どこに注意をして、どういうふうに接したらよいのでしょうか。
    政治を見たり考えたりするときのヒントがたっぷりな一冊です。

    [ 目次 ]
    1章 政治とは何のためにあるか
    2章 理想の力、現実の重み-世の中をどうやって変えるのか
    3章 メディアと政治-政治を見るときに注意すること
    4章 政治家と政党-どういう人たちが何をしているか
    5章 議会制民主主義とは何か-国会が大切なわけ
    6章 議院内閣制のしくみ-総理大臣がいちばん偉い?
    7章 現代日本の民主政治-どんな問題があるか
    8章 私たちが政治を動かす

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著者プロフィール

法政大学法学部教授・行動する政治学者
1958年生まれ。東京大学法学部卒、北海道大学法学部教授、同大学院公共政策学連携研究部教授などを経て、2014年より現職。最初の著作『大蔵官僚支配の終焉』(岩波書店)により、自民党と財務省による政治・行政支配の構造・実態を暴き、1990年代から2000年代に続く政治改革の深い底流のひとつを形作る。2009年の民主党政権成立をめぐっては、小沢一郎、菅直人、仙谷由人各氏らとの交友を通じて政権交代に影響を与える。立憲主義の立場から安倍首相を痛烈に批判、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の結成にかかわる。

「2018年 『圧倒的!リベラリズム宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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