国境なき医師が行く (岩波ジュニア新書)

著者 : 久留宮隆
  • 岩波書店 (2009年9月18日発売)
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006359

作品紹介

「医者としての原点に立ち返りたい!」。勤務先の病院を辞して「国境なき医師団」のミッションに参加した外科医師が自らの体験を語る。赴任したアフリカ・リベリアで見たものは、紛争や貧困の中で充分な医療を受けられずに命を落としていく患者たちの姿だった。劣悪な環境の下で困難に立ち向かった壮絶な医療活動の記録。

国境なき医師が行く (岩波ジュニア新書)の感想・レビュー・書評

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  • 図書館でジュニア新書を5冊ほど借りてきた。子どものためにと思ってだけれど、結局は自分が読んでいる。読解力に乏しく、読むスピードが遅い私にとってはちょうど良い。3時間ほどで一気に読んだ。「国境なき医師団」その名前は聞いたことはあったが、どんな活動をされているのか具体的なことは全く知らなかった。もちろん大変な仕事ではあるけれど、やりがいのあることのように感じた。もっとも、日本で勤務している病院をいったんやめるなどして海外に向かうため、帰国後については不安が残る。相当な覚悟が必要なのだろう。著者にとっては初めての海外でのミッションの記録ということで、いろいろと苦労をされている様子が伝わる。とくに、どこででも起こりうることなのだろうが、他のスタッフとのいさかいは、予想以上につらかったようだ。慣れない土地に一人で行くわけだから、チームワークがうまくいかないとしんどいことだろう。外科医としてかなりの手術をこなされる。その中には、こうしておけば助かったものを、というような後悔も多かったことだろう。けれど、最後にあげられているエピソードでは、自分の判断で行った手術が功を奏し、少年が元気な姿にもどっていく。日本にもどってからお礼の手紙が届く。きっと、そういうことがあるから、また次もがんばろうと思えるのだろう。私にはいったい、誰かのために何ができるのだろうと、考えさせられてしまう。志を持った若い医師たちが、後のことを気にせずに外に出て行ける環境が整うことを願っています。

  • アフリカならではの感染症のことが書かれている5章(?)はそこそこ面白かった。あとは日記ないしエッセイで、どちらかというと自分の不得手分野。流し読みました。

  • 生まれた国が違うというだけで、そこには大きな格差がある。生や医療に対する認識の相違も改めて実感。

  • 三葛館新書 369.9||KU 

    「医師としての原点に立ち返りたい」思いから、「国境なき医師団」の活動参加する著者のリベリアでの顛末記。

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=55382

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