旅に出よう――世界にはいろんな生き方があふれてる (岩波ジュニア新書)

著者 : 近藤雄生
  • 岩波書店 (2010年4月21日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006533

作品紹介・あらすじ

もっと自分らしく自由に生きてみたい!生き方はいろいろあっていいはずだと海外に旅立った著者は、5年以上におよぶ旅で何を感じたのか?夢を追い続ける人、自分の道を切り開こうとする人、どうにもならない大きな力によって人生を動かされている人…、各地で出会った様々な人の姿を通して、自分らしく生きるための道を探る。

旅に出よう――世界にはいろんな生き方があふれてる (岩波ジュニア新書)の感想・レビュー・書評

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  • 最近の若者たちは 海外に行くということが
    あまりなくなってきているという。
    インターネットで ある程度の情報がわかり
    ヴァーチャルな旅行で 満足してしまうそうだ。

    実際旅行をしてみると
    インターネットでは 得られない さまざまなことに出会う。
    旅行をしてみるならば、
    これくらいのスケールで 旅行するのも楽しいだろう。

    近藤雄生はいう
    『世界にはいろんな生き方があふれている』
    と確かにそうだ。

    近藤雄生は 旅先で いろんなヒトの生き方から
    何かを学び取ろうとする。
    西オーストラリアの バーバンクでは
    イルカのボランティアをしている
    ジンバブエから来た白人から
    自分の国に 安心して住むことができることの
    意味を問う。

    また 自分で小さな国を作ってしまったヒトを通じて
    国とは何かを考える。

    インドネシアの海に面した村では
    生きているものを得ることによってしか生きられない
    現実を突きつけられる。

    『象牙を持った水牛のような大きなクジラよ
    一緒に村に帰ろう。
    我らに食を与えてくれ、村に食べ物を与えてくれ』
    (「クジラと生きる」)

    ビルマに侵攻した 日本の軍人が戦争を終わっても そのまま
    現地のヒトと同じような生活をしている姿を見ながら
    日本人とは何かを考える。

    昆明の 路上で 二胡を引いている 老人が
    ヒトを殺して逃げている息子を求めていることから
    国を超えて 親とは何かを考えさせる。

    腕一本で 武道家として 生きる日本人から
    本当に闘うこととは何かをかんがえる。

    スイスで 亡命している 18歳のチベット人の
    スイスの豊かさと チベットでの不自由でありながら
    自分の故郷を思い、スイスで
    ウソをついて生きている悲しさをつく。

    人々は 何を思って 生きているのか
    旅をしながら それにぶつかり
    自分の問題として考えていく姿は 今の若者たちにも
    つたえたい 旅の姿の醍醐味である。
    よくねられた 楽しい旅行記で
    説教がましくないところがいい。  

    近藤雄生の言葉の中で
    『最近の日本では、とにかく少しでも危険なものは
    なくしていこうという傾向を感じるけれど、
    実際にするべきなのは、危険なものを
    すべて取り除くことではなく 危険があることを認識して
    それをどうやって避けていくかを
    自ら学んでいくことのはずなのです。』

    たしかに 日本では 守られすぎている。
    コミュニケーションができないという言葉の壁もない。
    危険 を恐れていては 人生を楽しむことは
    できないのだろうね。

  • 「世界にはいろんな生き方があふれている」
    私が近頃実感することだったので、本当にその通りだな…と。
    世間の大多数の人、みんなの意見、「こうした方がいい」「ふつうはこうだよ」という言葉。
    でも、その私たちが「当たり前」だと思っている「ふつう」って?実は一歩世界に飛び出してみると、私たちが「当たり前」と思っていた世界って、むしろ非常識だったりする。
    私たちはみな、世間の常識に振り回されたり、後ろ指さされたりすることもあるけれど。でも、一度きりの人生。いろんな生き方があって当然だ。
    旅をすることは、そういった私たちの「当たり前」を崩して、世界を広くしてくれる。

  • 「遊牧夫婦」で書かれた数年間に及ぶ旅の模様が、ジュニア向けに語られている(こちらの出版の方が先だったらしいが)。当然かもしれないが、オトナには「遊牧夫婦」の方が面白い。旅を共にする妻モトコさんとの山あり谷ありのお話とかはここにはないものね。

  • 読了

  • たくさんの国を旅して見聞を広めたいけど、金銭的に厳しい。。
    そんなあなたに本書をおすすめしたい!

    この本を読んで著者の旅を擬似体験できる。そして、そこからいろんなことを学べるはず!

  •  著者が世界中を旅して経験した人々との交流がうらやましい。世の中にはいろいろな考え方の人がいて、多様な生き方がある。頭で理解するだけでは本当の姿は見えてこない。

  • 伝える仕事っていいなあ。著者の試行錯誤しながらも力強く真摯に世界を歩く様に、背中を押される。旅に出たくてしょうがなくなる!

  • 子どもに読ませたい本

  • いろんな生き方があるし、いろんな夫婦の形があると改めて思った。
    素敵な夫婦。

  • 世界中のほとんどが親切!!って本当に思えた。危険なこともあるけど、先入観を持たず、いろんなことを体験してみたい。帰る故郷があるって最高なこと!!

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