日本らしい自然と多様性――身近な環境から考える (岩波ジュニア新書)

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  • 岩波書店
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レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006540

感想・レビュー・書評

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  • 「私たち日本人」がどうのこうのと言いすぎていて、読む気にならなかった。
    1946年生まれの人だから?そもそも、日本人って何よ?

  • 岩波ジュニア新書ってこんなに細かく書いてあるのか。
    内容はおもしろいんでもう少しテキトーに書いた方が一般受けすると思う。

  • そこらへんの草花の名前がわからない自分を反省。

    本当の意味で、環境に注目なんか、していないんです。だって、花の名前も知らないもん。「緑があるね、いいね」くらいの気持ちしかなかった。でも、それじゃダメなんだ。ただ、ちょっと専門用語連発で難しかった。それも自分がこの分野にきちんと興味がないから?

  • 岩波ジュニア新書であるから小学校高学年からを対象に書かれていると思われる。身近でよく知っている植物を引き合いに出しながら「生物多様性」の概念をわかりやすく解きほぐしていると思う。
    実はこれも僕の郷土教育への関心から入手した本である。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、3階 請求記号471.7/N64

  • 現在の日本における自然界の現状、そしてその在り方に関する本。日本の植物にいかに多くの外来種があるのかを知って愕然とする。

  • ヤングアダルトの分類だったのでもっとわかりやすく書かれているかと思っていた。

  • ある程度人の手が入った「半自然」が多様性を作り出すというのは面白い話。ただ「日本らしい」とか「美しさ」とかいう単語が気になるといえば気になる。帰化植物が現代の環境に合うものとして繁栄するのはいけないことなんだろうか?在来植物の多様性を守ることは必要なんだろうか?とか考えてしまったけど、もしかしたらそれは英語の覇権の中で少数言語を守ることと等しい構図なのかもしれない。
    もともとあまり関心を持っていなかった分野でもあり、具体的な詳しい話がなかなか頭に入ってこなかった。知識があったらもう少し楽しめるのだと思う。

  • 登録日:6/28

  • 「岩波ジュニア新書」というレーベルなので,子ども向けにやさしく書かれているのかと思って手に取ったら,よっこらどっこい,「半自然生態系」「陣地強化-拡大型」「アレロパシー」「密度依存的ギャップ(DOG)」などの概念を駆使して,生物多様性や雑草を含めた生態系についての著者の研究が詳細に描かれていた。

    かなり多くの雑草の名前が出てくるので,ふだんから雑草の名前に馴染んでない方にとっては,読みにくいかもしれない。自称,“雑草初級”(?)のぼくにとっても知らない名前がたくさんでてきた。改めて植物辞典やネットを参照しつつ再読したい(たぶん,著者もそれを望んでいるのだろう)。

    著者は第6章で『生物から見た世界』という本にでてくる「環境世界」という概念に言及し,現代の日本人が多くの植物を「雑草」として自らの環境世界から排除してしまっていること指摘している。その理由として,①国民が自然と接する機会が減ったこと ②小・中学校の教育のなかで植物の名前を覚える機会が少ないこと,を挙げている。

    多様性に富む植物をこれからの子供の環境世界の知覚の対象とするために,著者は自らの研究対象でもある「河川堤防のチガヤ群落」での環境教育を提案している。適切に管理されたチガヤ群落では多様な生き物が生存でき,また堤防法面は自然観察の場としても適している。こういった身近な自然を入門コースとして活用し,原生自然の保護(尾瀬の湿原など)を中級,里地・里山あるいは阿蘇の草山などの半自然生態系の保全を上級コースとしていくのが著者の狙いだ。

    実際にこの狙いが成功するかどうかは分からないが,里山のような日本の原風景ばかりに目を向けるのではなく,もっと身近にある自然,たとえば堤防法面や道路沿い,線路沿いなどの自然観察から生き物の世界に入っていくことは,いまの子どもたちにとって分かりやすいのではないかと思う。

    おもしろく,内容が濃い本だった。一回では理解しきれなかったので,必要に応じて再読したい。

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