ショパン 花束の中に隠された大砲 (岩波ジュニア新書 665)

  • 岩波書店 (2010年9月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784005006656

みんなの感想まとめ

ショパンの生涯や彼の音楽に込められた情緒を深く理解できる作品で、彼の楽曲が持つ歴史的背景や感情が丁寧に描かれています。特に「英雄ポロネーズ」のような名曲が紹介されており、聴くことで作品の魅力が一層引き...

感想・レビュー・書評

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  • ショパンは数多くの曲を生み出したが、曲には時代背景に連動したように様々な情緒が感じ取れる。そのショパンの生涯をたどる。英雄ポロネーズは名曲だから聴いてほしい。

  • 762-C
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  • ショパンがどういう生い立ちで、どんな時代背景があって作曲をしたか、よくまとめられている。
    しかし、筆者の主観が多くて読みにくいという点が残念であった。

  • 大好きなショパンのことをより知りたくて。
    でも、読後は在日韓国人である著者のことをもっと知りたくなった。

  • ショパンが人生をもとに曲に込めた思いが分かった 今までのショパンのイメージがかわり、曲を聞きながら読んだらより伝わってきた。作者の平和に対するメッセージも素晴らしい

  • 子どもの頃に読んだ伝記を大人向けに詳しくした感じ。
    ショパンの音楽の背景までを楽しみたい人には良い本かもしれないが、あまりおもしろいと思えなかった。
    私は曲が聴ければいいかな。

  • The legend of Fryderyk Franciszek Chopin. I was surprised to the poem of page 68. He was affected His love family, Tytus of the best friend and Kоnстаntia the first love affair. I try to play the piano of Chopin now . I am affected Chopin. In fact, I must hear to 'Polonaise of the hero', 'Mazuruka' and 'The Revolution' on YouTube.

  • ショパンとは?

    サブタイトルの「花束の中に隠された大砲」に、そのすべてがあらわれている。

    そう感じた。

  • ショパンは、ポーランドになったんですね。
    ポーランドを想って作られたショパンの音楽は、人々にとってのポーランドそのものになった。
    それは、ショパンという存在が、ポーランドと一体化したということでもある。

    ショパンは、ポーランドになったんだ。

  • これはショパンについて知りたい大人にも最適!1810年3月、ポーランドに生まれたショパン。父親はフランス人、母親はポーランド人。ポーランドの歴史とからめてとてもわかりやすく書かれている。著者自身が在日韓国人なので、抑圧された歴史をもつ祖国とともにある苦悩が余計説得力をもって迫ってくる。
    ショパンの音楽は、甘いだけのものでは決してないのです。

  • 登録日:10/15

  • ポーランドのたどった過酷な歴史の中で亡命者ショパンが音楽に託した情熱。今まで彼の生きた時代背景を知らず「花束」の印象しか持たなかったので、「花束の中に隠された大砲」(シューマンの評)の存在を知り目から鱗だった。人間にとって民族や国家というものがどういう存在なのかというのも改めて考えさせられた。

    著者はかつて指紋押捺を拒否したために留学先から帰国できなくなった経験をもつ在日コリアンのピアニストで、ショパンに共感を持って描いている。著者自身の経験は「はじめに」と「おわりに」で短く触れられるだけだが、この人がこの本を書くことに必然性が感じられる良い本だと思う。

    読み終えてショパンのピアノ曲を聴きたくなる、弾きたくなる一冊。

  • ポーランドの歴史とともに描かれる音楽家ショパンの伝記。ショパンは小学生の時に子ども向け伝記で読んで以来だったので、大変新鮮。特に、ショパンが祖国ポーランドの独立を願い、家族との別れを覚悟して亡命者として生きる決意を固めたくだりは印象に残る。華麗な旋律の中に祖国を奪われた怒りや悲しみを込めた彼の音楽は、まさに「花のかげに隠れた大砲」(シューマン)だったのだなあ。それにしても、芸術家という存在が、一方では傑出した個性であると同時に、民族の精神を代表してしまうのはちょっと皮肉に感じる。

    著者自身、在日韓国人でかつて日本に帰国する権利を奪われた人だけに、祖国や民族を軸に、ショパンの姿を共感をこめて描いている。著者にとってもこの本を書くことが必要だったのだなと思わせる、いい本。

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著者プロフィール

1959年兵庫県生まれ、北九州市出身。愛知県立芸術大学大学院修了。米国インディアナ州立大学大学院に留学。ピアニスト。
主な著書:『十字架のある風景』(いのちのことば社)、『ショパン』(岩波ジュニア新書)、『父とショパン』(影書房)、『自分の国を問いつづけて』(岩波ブックレット)

「2016年 『エデとウンク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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