幸せのための経済学――効率と衡平の考え方 (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)

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  • 岩波書店
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レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006885

感想・レビュー・書評

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  • 絵図がないのでわかりづらいのと、XXXとは?という説明のみでどう社会に対し使うのか、という点が記載がないので、学問のための学問といった感じがする一冊。

  • レビュー省略

  • ていねいに書かれているのだが、難しかった。

    各個人が、なし得ること、なり得るものを機能という。機能の水準は、入手できるモノやサービス、個人の属性、社会的環境によって決まる。機能は客観的評価が可能だが、評価する機能は多様なため、そのリストに合意することは容易ではない。

    センは、各個人が実現できる機能の水準の組み合わせとして、生き方の選択機会の豊かさ(潜在能力)の概念を示した。

  • 読了。

  • 非常に大事なことを論じているのはわかるし、洞察も深いと思う。良書と言える。
    でも、本書が本来伝えたい相手、つまり中高生に、この内容が届くのかな?
    もうちょっとわかりやすくならんかったんか、という気が。

  • 「ジュニア文庫」なんですが、内容は結構難しい。「経済とは人々の福祉を高めるためにある」という定義のもとで、最善の状態を想定しながらそこに向けて現状を改善していくのが経済の本質であると述べ、具体的な事例について掘り下げています。

    全体を通じて、きちんと内容を理解しようと思ったらじっくり腰を据えて向き合わないと理解しにくい本だと思います。万人向けではないですが、頭をしっかり回転させて経済に関する本を読みたいと思っている方なら「ジュニア」という括りに捉われずにチャレンジしてみても好いかと思います。

  • とても中高生向けとは思えない。
    途中でやめ。

  • 一般にモノが不足していたら、お金を出してモノを買う。これは経済学的にいえば、需要と供給の原則でもある。もっと俯瞰してみると、社会の中のメカニズムとして、モノやサービスを潤滑に「効率的に」回すのが経済の役割でもあるのだ。ここに福祉という概念を導入すると、障害や生活困難者に対し、不足分を社会が補うという「衝平性」という概念が生まれる。正義という概念が入る「公平」とは違い、感情を抜きにしているのが「衝平」という概念なのだ。

    本著ではこうした福祉メカニズムを経済学の初歩を紐解きながら解明していく。題名の柔らかさとは違い、経済学の本を読むというスタンスでないと結構読み切るのに骨がいる。面白いのはやはり福祉サービスをどのように「衝平」に分配するかというところだろう。この人はこういう障害があり、どういうモノやサービスを供給すれば他の人と同じような満足感を得られるのか、第三者では得られる情報が限られる。こうした情報の不一致が福祉経済の難しいところでもあるのだろう。

  • 【幸せになるための経済の考え方を説く】
    ある雑誌で取り上げられていて購入した本。途中までは読めたのですが、その後は経済の難しさに「?」が発生。とりあえず、「スティグリッツ経済学」を再度読んでから、又読もう。

  • 我が恩師、蓼沼先生の本。

    「福祉(well-being)を高めるためにはどのような社会経済システムが望ましいのか」についてさまざまな視点・観点を紹介している。ジャンルで言えば、厚生経済学とか社会選択理論になるのだろう。個人的に一番わかりやすい表現で言えば、ゼミの内容そのまんま。
    中高生に経済学への興味を抱いてもらおうという主旨のようなのだが、若干論理的過ぎてきっと世のマトモナ高校生は読まないと思われる。そこがまた蓼沼先生らしくてよかった。久しぶりにメールをしてみよう。

    旅先の紀伊国屋鹿児島店で購入。ポイントカードは全国共通だった。

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