仲間を信じて ラグビーが教えてくれたもの (岩波ジュニア新書)

  • 岩波書店 (2011年9月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784005006946

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  • ラグビージャーナリスト「村上晃一」が6人のラグビープレーヤ… 「大畑大介」、「菊谷崇」、「大東和美」、「井口剛志」、「林敏之」、「神谷考柄」のエピソードを綴ったノンフィクション作品『仲間を信じて――ラグビーが教えてくれたもの』を読みました。

    『ハルのゆく道』に続き「村上晃一」作品です、、、

    ワールドカップ開幕が1か月後に迫っていますからねぇ… ついついラグビー関係の作品になっちゃいますね。

    -----story-------------
    身体を激しくぶつけ合う熱きスポーツ・ラグビー。
    仲間を信じ、協力しなければトライは生まれない。
    真剣勝負の中で得るのは、勇気とフェアな精神、そして生涯の友だ。中学高校時代にラグビーに出会い、その後の人生を豊かにしていった人びとがいる。
    それはなぜか。
    6人のラガーマンの成長する姿を追う。
    -----------------------

    本書で紹介されている6人のうち、現役時代を知っているのは「大畑大介」、「菊谷崇」、「林敏之」の3人でしたが… その他の方も含め、6人のエピソードには、それぞれ心に訴えてくるものがありましたね、、、

    ラグビーの素晴らしさを一人ひとりのプレーヤの成長を通じて紹介している作品… 岩波ジュニア新書なので、小学校高学年~中学生くらいの世代が対象なのでしょうが、大人が読むに堪えるレベルの内容になっていると感じました。

     ■はじめに
      2019年のワールドカップは日本開催/どちら側でもないノーサイド精神/
      一人ひとりに与えられる役割/真剣勝負だからこそ芽生えるフェアな心
     ■1 努力する天才――大畑大介
      見つかった居場所/練習の虫/日本代表の片鱗/
      一気に3トライを畳みかけた世界記録の瞬間/
      怪我からの復帰,そして引退のとき
     ■2 一所懸命を楽しむ――菊谷崇
      やんちゃな野球少年/御所工業高校監督の挑戦/恐怖感が一体に/
      全国大会への道/夢を求めて/心の支えは御所実業ラグビー部
     ■3 苦を乗り越えて得た自信――大東和美
      ラグビーとの出会い/身体を張るスクラム/縁の下の力持ち/
      伝統の早稲田ラグビー蹴球部/社会人,そして海外遠征
     ■4 信じられる師と出会って――井口剛志
      京都イチ怖い先生との出会い/胸に刻んだ恩師の言葉/二人目の恩師/
      大切なのは,チームがひとつになること/白熱の攻防,全国大会決勝戦/
      信頼を失った大学一年生時代
     ■5 ONE FOR ALL,ALL FOR ONE ――林敏之
      ぶつかるのが面白い/人生を変えた松山遠征/オーストラリア遠征と涙/
      初のテストマッチ/オックスフォード大学留学/七連覇の前に苦しんだ日々/
      涙の理由
     ■6 夢みるちから――神谷考柄
      ひどい頭痛で入院/ラグビー部入部/仲間との出会い/
      一つひとつ,できることが増えた/信頼できる仲間たち/メールに綴った想い
     ■あとがき

    ラグビーを知らない人、観戦初心者の人でも読みやすい内容になっており、読んでいくうちに、少しずつラグビーに詳しくなっていく… そんな作品でした、、、

    その中でも印象に残ったのは、

    「大畑大介」が父親「孝」から言われたという「迷ったときは、しんどいほうを選べ」という言葉、

    「菊谷崇」の母校である「御所工業」のジャージが全身黒なのは、練習中の不慮の事故で亡くなった選手への弔意であること、

    「林敏之」が母校「同志社大学」の「岡仁詩監督」から言われたという「いまできることだけしても力は伸びない。できないことをしようとするから、力は伸びるのだ」という言葉、

    ですかね。

    ラグビーというスポーツは、人格形成に大きく影響すると思うんですよね… 仲間を信じること、敵味方なく友情を温めること、こうした経験をする中で、人間的に大きく成長できると思うんですよね、、、

    ラグビーってイイなぁ… と改めて感じることができる作品でした。

  • ラグビー東芝戦の後、リブロという本屋へ寄ったらサイン会を実施していた。そのサイン会に参加した。その本はラグビーに携わった人物6人を紹介することで、ラグビーというスポーツの持つ素晴らしさを伝えている本だった。著者は村上晃一さん。解説者として有名な方です。

  • 783.48 ム 登録番号8418

  • ラグビーに出会い、経験して得た仲間などを5名のエピソードで綴っています。それぞれ挫折や困難に直面した時の、仲間や先輩に励まされ、教えられ、暖かく見守る人に支えられている事を知り、更に前に進む。読む年齢、時期を選ぶと思うが、私は力を貰った。
    大畑大介、菊谷崇、大東和美、井口剛志、林敏之、神谷考柄。どれも素晴らしい。

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著者プロフィール

村上 晃一(むらかみ・こういち)/著1965年3月1日生まれ、京都府出身。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。1987年、ベースボール・マガジン社に入社し、『ラグビーマガジン』編集部に勤務。1990年6月から1997年2月まで同誌編集長を務めた。1998年に退社し、フリーのラグビージャーナリストに。多くのスポーツ誌に記事を寄稿するほか、『J SPORTS』の試合中継などで解説を務める。

「2021年 『「竹田流」人間力の高め方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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