宇宙ヨットで太陽系を旅しよう――世界初! イカロスの挑戦 (岩波ジュニア新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006953

作品紹介・あらすじ

宇宙で大きな帆を広げ、太陽光の力を受けて進む宇宙ヨットに、日本の「イカロス」が世界で初めて成功!折り紙がヒント?イカロスの動きがやさしい物理でわかる?宇宙への夢を抱き続けて実現した著者が、イカロスの誕生エピソードと数々の挑戦、さらに工学・技術の魅力を熱く語ります。

感想・レビュー・書評

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  • 太陽の光の粒子を受けて飛ぶ。
    同時に太陽電池で電気も発生させる。

  • 538.94 モ 登録番号8560

  • 資料番号 : 011434404
    請求記号 : 538.9モ

  • 構成や分量配分に苦労した感じだったが、イカロスの「開発が間に合わなくても重りとして打ち上げ」とか、「凍死するかもしれなかった」などの初めて知るエピソードが面白かったし、小型ミッションの難しさの話は参考になった。

  • IKAROSのプロジェクトリーダである森治さんの著書。
    太陽の光を帆で受けて動力とするソーラーセイルの小型衛星IKAROSの仕組みやプロジェクトの進行の様子、次のプロジェクトを見通したこの衛星の役割、森さん自身の遍歴などが書かれている。
    森さんのお話はJAXAの一般公開や講演会で聞いていたので、IKAROSの動力の原理や帆の展開の仕方は知っていたが、このプロジェクトが立ち上がったきっかけはこの本で初めて知った。まさかロケットに積まれるメインの衛星(あかつき)の「おもり」だったとは。

    結果の評価のされ方について何度も繰り返し述べていて、たしかにリスクをとって挑戦して成果を評価されるようでなければ、どんな分野でも消極的にならざるを得ないと思った。JAXAで働いていてもそんな風に感じるものなのだな。

    【目次】
    はじめに
    図解イカロス
    第1章 イカロス、深宇宙へ
    第2章 イカロス、誕生
    第3章 世界で初めて!4つのミッションの成功
    第4章 宇宙への夢
    第5章 君も宇宙ヨットで太陽系の旅へ!

  • ・イカロスはその出自から無茶ブリだった。
    ・減点方式でなく加点方式。川口教授も言ってたな。「技術的に難しいプロジェクトでのリスクが認められず、単に成功・失敗だけで判断されるのであれば、挑戦を避けてありきたりのことをやっている者が結果的に勝つ、ということになってしまいます。こういうロジックになることは、おそろしいなあと思っています。」
    ・黒幕は愛想がない。テレビに映る姿は仮の姿。

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著者プロフィール

JAXAで小作成探査機「はやぶさ」や、太陽系系惑星探査実証機「イカロス」等の開発に携わる。「イカロス」では開発責任者・プロジェクトマネージャーとして手腕を発揮。JAXAの若きリーダーの一人である。

「2016年 『世界初の宇宙ヨット「イカロス」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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