10代の本棚――こんな本に出会いたい (岩波ジュニア新書)

制作 : あさの あつこ 
  • 岩波書店
3.34
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本棚登録 : 108
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006984

作品紹介・あらすじ

作家のあさのあつこさんをはじめとする13人の個性豊かな大人たちが綴る「10代の私」と「本」の物語。10代という多感な時期にどんな本に出会い、どんな出来事にこころ揺さぶられながら大人への階段をのぼってきたのか。その頃の心情やエピソードも交えて語ります。あなたのこころに響く一冊にきっと巡り合えるはず。

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わって10代が遠くなったことにしばらくぼんやりする。
    なんでこんなに焦ってるんだろう。
    なんでこんなにヒリヒリするのかなあ。
    あさのあつこさんと12人の方々が自分の本との出合いと思い出の本について語る。
    10代のみなさんへの語りなんだけど、それぞれの本への想いや出会いに妙に嫉妬してしまう。

    ちびちゃんたちには読書を無理強いせず、さりげなく?読み聞かせていこう。読むなら「やっぱりこういうの」じゃなくて自分も楽しかった本を読もう。

    それにしても、「ライ麦畑でつかまえて」「赤毛のアン」が人気。
    全く印象の違う2冊なのに、確かにあの頃から私にも大切な本だなあ。
    今読んでも「ライ麦」のあの高熱でもブツブツ言ってるあの感じ、あるんだよね。今も。
    「赤毛のアン」シリーズは常に私とともにあります。

    前田司郎さんの文章が印象的。あの頃に、こんな風に声をかけてもらえたらなあ。
    「本しか友達がいなくても、本を読んでいれば人間の友達もできますよ。同じことに興味を持った人と深く話すことができるようになるからです。しばらくは本だけが友達でもまあ、大丈夫。」

    • 円軌道の外さん

      こんばんは!
      先日はコメント
      ありがとうございました(^_^)v

      自分も本ばかり読んでる
      ちょっと変わった子供でした(笑)...

      こんばんは!
      先日はコメント
      ありがとうございました(^_^)v

      自分も本ばかり読んでる
      ちょっと変わった子供でした(笑)

      親戚のおじさんが旅行に行く時に
      お土産何がいい?って聞かれたら
      すかさず『本!』って言ってたくらい
      友達と遊ぶより
      一人で本を読んでる方が好きやったんですよね(^_^;)


      だけど絵本にしても
      小説にしても
      本を読むって
      いろんなことを教えてくれるし
      知識だってくれます。

      本は人と人の
      コミュニケーションのとり方や
      感情を読んだり、
      想像力を育んだり、
      人を思う心を育てるための
      一番いい教科書みたいなもんやと思います。

      勿論、言葉の勉強にだってなるし。

      子供さんが小さいうちは
      興味を持った本を
      どんどん読ませてあげればいいと思いますよ(^O^)

      2013/05/28
  • ジュニア新書は、総じてジュニアじゃなくても十分に満足のいくクォリティが保たれているけど、これも質は悪くない。でもやっぱり、10代で読んだ方が良さそうな内容。テーマがテーマだから、そら当然っちゃ当然なんだけど。読んだことのない本の中で、これからでも読みたい、って思えるものもいっぱいあったけど、10代で出会いたかったかも。そんな感じでした。

  • 本の本。作家の読書の元体験がかかれている。
    やんごとなき読書のときも思ったけれど、読書にはまっていくためには、ガイドが必要なんだと実感する。
    そして、なにを読んでも怒られなくて、最後まで読まなくてもよい環境が不可欠。自由に、心のままに読書に入り込み、遊ぶことができないと読書の楽しさには出会えない。
    心に芯を作ったり、慰めになったり、人生の助けとなるような”本”というもの。
    そんな本に出会う機会を増やして、人生をより良く生きる一つの手段としての読書に出会えると、また一つ豊かな生活が送れるのではないかなあ。

    また、10代の不安や楽しさ、自信を持っていた頃、何者でもない自分に戸惑った頃を色鮮やかに思い出すことができる。
    初心に帰れる本。

  • 誰かに紹介されると、本に親しみがわいて、読みたくなる。
    小中学校のときに読んでいた本を読み返してみようと思う。

  • 13人の文筆家が十代のときに読んでよかった本、読んだ方が良いと思う本を紹介。
    モノを書くことを仕事にしている人が多いため、もともと本が好きな人たちだから、読んでいる本のレベルが高い。
    このレベルの本を「背伸び」位でも、読める十代がどのくらいの割合いるのだろうか?
    10代で純文学を読むには、それまでの読書体験や忍耐力、読書体力、それから、セレンディピティの可能性を感じていないと挫折する気がした。

  • 読了。

  • なんで、自分には読書習慣が身につかなかったのだろう。もっと早く読みたかった。

  • 同じ考えを持っている人がいた。本当に頭のいい人は、難しい話をしないで、誰にでも理解できるように話ができる、とずっと思っていた。

    そりゃあ10代に良い本と出会えれば幸せだけど、好きだから読む、おいしいから食べる、好きだから運動する、という感覚、大事にしたいよね。

    小学校時代は、むさぼるように本を読んでいた。図鑑も。
    中高大と、ほとんど本を読まなかった。でも後悔していない。
    人の出会いと一緒で、たらればは無いと思ってる。

  • 中高生向けの読書案内。あさのあつこをはじめとして作家・ノンフィクション作家などが、自身の10代の読書体験を語る。読書への誘いとしては、どれも良質の文章。個人的には、貴戸理恵、畑谷史代、前田司郎あたりがよい。あと、何人もの人が「赤毛のアン」を挙げているのが印象的だった。

  • “本と出会い、本を知り、本を読み、それで、わたしの人生が全て薔薇色になったわけでも、幸福に包まれ続けたわけでもありません。思い悩むことも、心が重く沈むことも、号泣したことも、辛くて辛くて唇を血がにじむほど噛み締めたこともあります。今でも、どたばたと足掻き、頭を抱え、唸り声をあげているのです。
    本は何も解決してくれません。
    あなたの悩みを消してしまうことも、苦しみや悲しみを取り除いてくれることも、痛みを緩和してくれることもありません。本には、そんな力はないのです。
    本には何の力もないのです。”[P.5_はじめに]

    「はじめに」             あさのあつこ
    「読みまくり、全部忘れた世界の名作」 荒木源
    「マンホールの暗闇の中で」      アン・サリー
    「世界が変わる瞬間」         石井睦美
    「光と影の世界に生きるぼく」     伊藤精英
    「物語は、自分が完成させる」     川端裕人
    「「大人」になるために、捨てたもの」 貴戸理恵
    「10代の伴走者」            佐藤多佳子
    「ワクワクが止まらない!」      堤未果
    「読書なんて大キライ!」       中井貴恵
    「いつでも帰れる場所」        畑谷史代
    「ぼくが本好きになった理由の一考察」 はやみねかおる
    「本は好奇心の案内人」        前田司郎
    「本によって、世界に触れた」     あさのあつこ

    “ぼくは、推理小説が好きです。それに気づいたのは、ぼくです。誰かから、推理小説を読めと言われたわけではありません。
    もし、苦手の時代小説や純文学を読めと言われていたら、本全般を読むのが嫌いになっていたかもしれません。

    一〇代のみなさん。
    好きなときに好きなジャンルの本を好きなように読んでください。
    味の好みが人それぞれのように、本の好みも人それぞれ。自分にあった読書生活を楽しんでください(ただ、純文学は読んでおいた方がいいような気がしますよ)。
    では!
    Good Night, And Have A Nice Dream.”[P.162_ぼくが本好きになった理由の一考察]

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著者プロフィール

あさの あつこ
1954年生まれの小説家、児童文学作家。岡山県英田郡美作町(現:美作市)湯郷出身。幼少の頃から本に親しみ、中学の頃から創作日記をつけはじめ、中学2、3年生の頃から作家を志す。青山学院大学文学部入学後、児童文学サークルに入り活動。卒業後小学校の臨時教諭を2年間務め、結婚。日本同人協会「季節風」同人となり、そこに連載した『ほたる館物語』で作家デビュー。
代表作に、1996年から執筆を続ける『バッテリー』。97年野間児童文芸賞受賞、99年『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。シリーズ1000万部超の大ベストセラーとなり、映画化・アニメ化された。

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