- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005006984
感想・レビュー・書評
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あさのあつこさんの表紙で手にとって立ち読み。
堤未果さんの10代の本で、
・はてしない物語
・メアリー・ポピンズのシリーズ
が紹介されていた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本の本
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同じ考えを持っている人がいた。本当に頭のいい人は、難しい話をしないで、誰にでも理解できるように話ができる、とずっと思っていた。
そりゃあ10代に良い本と出会えれば幸せだけど、好きだから読む、おいしいから食べる、好きだから運動する、という感覚、大事にしたいよね。
小学校時代は、むさぼるように本を読んでいた。図鑑も。
中高大と、ほとんど本を読まなかった。でも後悔していない。
人の出会いと一緒で、たらればは無いと思ってる。 -
中高生向けの読書案内。あさのあつこをはじめとして作家・ノンフィクション作家などが、自身の10代の読書体験を語る。読書への誘いとしては、どれも良質の文章。個人的には、貴戸理恵、畑谷史代、前田司郎あたりがよい。あと、何人もの人が「赤毛のアン」を挙げているのが印象的だった。
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“本と出会い、本を知り、本を読み、それで、わたしの人生が全て薔薇色になったわけでも、幸福に包まれ続けたわけでもありません。思い悩むことも、心が重く沈むことも、号泣したことも、辛くて辛くて唇を血がにじむほど噛み締めたこともあります。今でも、どたばたと足掻き、頭を抱え、唸り声をあげているのです。
本は何も解決してくれません。
あなたの悩みを消してしまうことも、苦しみや悲しみを取り除いてくれることも、痛みを緩和してくれることもありません。本には、そんな力はないのです。
本には何の力もないのです。”[P.5_はじめに]
「はじめに」 あさのあつこ
「読みまくり、全部忘れた世界の名作」 荒木源
「マンホールの暗闇の中で」 アン・サリー
「世界が変わる瞬間」 石井睦美
「光と影の世界に生きるぼく」 伊藤精英
「物語は、自分が完成させる」 川端裕人
「「大人」になるために、捨てたもの」 貴戸理恵
「10代の伴走者」 佐藤多佳子
「ワクワクが止まらない!」 堤未果
「読書なんて大キライ!」 中井貴恵
「いつでも帰れる場所」 畑谷史代
「ぼくが本好きになった理由の一考察」 はやみねかおる
「本は好奇心の案内人」 前田司郎
「本によって、世界に触れた」 あさのあつこ
“ぼくは、推理小説が好きです。それに気づいたのは、ぼくです。誰かから、推理小説を読めと言われたわけではありません。
もし、苦手の時代小説や純文学を読めと言われていたら、本全般を読むのが嫌いになっていたかもしれません。
一〇代のみなさん。
好きなときに好きなジャンルの本を好きなように読んでください。
味の好みが人それぞれのように、本の好みも人それぞれ。自分にあった読書生活を楽しんでください(ただ、純文学は読んでおいた方がいいような気がしますよ)。
では!
Good Night, And Have A Nice Dream.”[P.162_ぼくが本好きになった理由の一考察] -
やはりサリンジャーとドストエスフキーは推しみたい…そのとおりだとおもう。この本でまた読みたくなった本がでてきました^^
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019.5 ア 登録番号8763
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「いつでも帰れる場所」畑屋史代さんの文章から引用。
他に、佐藤多佳子さん、はやみねかおるさん、あさのあつこさんらの10代にであった本、読書にまつわるエピソード。