- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005007080
感想・レビュー・書評
-
高校生向けと書かれていて、大学入試なども意識されているが、英語学習者にも充分役に立つ内容であった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学受験英語を目指す高校生、これから英語を勉強しようとしている人にとって、目を通して損はない本。ある種の指針を示してくれる。
英語学習を総合的に記述している本。高校生と書いてあるが、英語学習をこれから本格的にしようとしている人すべてにとって有益な情報が書いてある。逆に高校生にとっては過剰だと思えるところもあるが、そういうところはどんどん飛ばして読めばいい。もちろん大学受験のための英語勉強方法についての章もあり、そこは実践的だ。
特徴としては、全編にわたり英語学習に対して現実主義・合理主義な解説。できるだけ具体的な根拠を示して「使える」英語を身につけるためにはどうすればいいのか? というところに焦点を合わせている。一部の受験問題ではまだまだ時代錯誤な、日常ではもう使わないような表現が見られるが、これからはそのような問題はなくなっていく傾向にあるという筆者の分析を読むと自分も学ぶ方向を考えさせられる。
一部革新的・急進的なところがあり、時代を先取りしすぎている?ような部分もあるが、究極的な目標である「使える英語」を身につけるために…、という点では共感できる部分が大いにある。自分も些末な文法にこだわりすぎずに、文章の読解を中心に勉強していくという基本に立ち返ろうと思った。結局、自分は文章の大意が理解できれば良いのだから。
2018/01/17 -
英語を受信する力の土台は、読む力、次に聞く力。英語わ、発信する力の土台は、書く力、次に話す力。
-
高校生に向けて、今英語関連の試験はどの様な内容か、学ぶ上で必要な読解、作文、会話、リスニングをどのように学べば良いか書かれており、単語力テストや覚え方も含まれる。そして必要な大学受験や模試の扱い方の概要も入っており、高1の学級文庫に置かれると良いなって思える存在。子を持つ親なら受験の所だけでも読んで良いんじゃないかなと思う。
-
830.7 サ 登録番号9102
-
図書館で借りた。
英語を学習するときのポイントが高校生向けに書かれている。
受験向けの記述が多いけれど、単語の読み方の基本的なルールや覚え方のノウハウなど高校生以外にも使える知識がある。
資格や英語を学習する上での全体像も紹介しているため、闇雲に単語を覚えたり、多読を始めるよりも効率的な道筋を見つけられるかもしれない。
コンピュータを辞書や和文英訳のチェックに使うことも書いてあった。