やらなきゃゼロ!――財政破綻した夕張を元気にする全国最年少市長の挑戦 (岩波ジュニア新書)

著者 :
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レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005007318

作品紹介・あらすじ

夕張メロンで知られる北海道夕張市に全国最年少の市長が誕生した。元東京都職員のごく普通の若者が、財政破綻したまちの再生に取り組む。厳しい財政事情、全国一高い高齢化率、最低水準の行政サービス…難問山積のなか、持ち前の行動力を発揮し、夢と情熱をもって地域再生にチャレンジする若き市長の奮闘記。

感想・レビュー・書評

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  • 30歳
    市長として最年少?若さ活発さを感じる。ユニークな発想と行動で新しいことに挑戦していくことは、とてもすばらしい。

    夕張市政の現状については知らなかったことが多く、とても苦しいことが分かった。炭鉱⇒観光は悪循環となってしまうようだ。高齢者が多い(44%)という未来の日本の状況を考える上でも、注目されているようだ。

    若い人たちに本当にお勧めの本。

    • nico314さん
      だいさん、こんばんは!

      ジュニア新書、なかなか読みごたえのある本が多くて、元ジュニアさん達にもおすすめですよね。
      特に、ジュニア向け...
      だいさん、こんばんは!

      ジュニア新書、なかなか読みごたえのある本が多くて、元ジュニアさん達にもおすすめですよね。
      特に、ジュニア向けだからなのか未来に希望が持てる書き方なのがいいなあと思います。
      2014/09/25
  • 告白すると、僕の住む街がこの夕張市なんですが、これまでの市長さんからはどうにも地に足がついた市政というものが見えてこなかった中で、この本の著者の鈴木市長については、なんだか骨のある政治をしてくれているように思えるんですよ。というのも、こういう本を読んだから市政等の中身がわかったからだ、とも言えるのですけど。まぁ、体感的にはまだ、良くなっただとかそんなに感じられはしませんが、閉塞感が増した感じはしないです。なにより若い人ですからね、それだけで何か希望を感じさせるものがあったりします。

    • だいさん
      地元の人の話だと説得力がありそうですね。
      地元の人の話だと説得力がありそうですね。
      2014/09/24
    • ますく555さん
      こないだはふるさと納税の税収が予想以上に集まったというニュースがありました。一方で役所の公務員の退職者が減らないのでボーナスを上げるというニ...
      こないだはふるさと納税の税収が予想以上に集まったというニュースがありました。一方で役所の公務員の退職者が減らないのでボーナスを上げるというニュースも。まぁでも、これ以上悪くなる感じはしないです。
      2014/09/24
  • 都職員を辞して夕張市長選へ出馬、見事に当選を果たし、厳しい状況の中、自治体の立て直しに奔走する。
    こういう真摯な人が救世主となることによって、夕張の再生が徐々に進んでいくことだろう。

  • 現在の夕張市長が、もともとは都の職員で、夕張市に出向の経験があることは知っていましたが、この本を読むまでは、正直それ以上のことは知りませんでした。
    こういう、若くて考えがしっかりしていて、行動力のある人の存在は、心強いですね。

    この本にあるように、夕張市は、日本の未来のモデルとなり得るかもしれません。
    だからというわけではありませんが、しっかり応援したいと思います。
    と同時に、全国の市長さんたちも、夕張市の市政を参考にして、明るい未来を築くヒントにしてほしいと思いました。

  • 仕事でものすごく忙しい時に自分の支えになった本。自分より頑張っている人がいる。戦っている人がいると思うとやる気が湧いてきた。
    自分を奮い立たせる本として手元においておくつもり。
    何もしなければ現状維持どころか現状をピークに縮小してしまいます。
    しかし、一歩でも前進すれば、なんとかゼロからプラスになる。
    市長の言葉が身にしみました。
    右肩下がりの時代になんとか前を向いていきたいと共感した。

  • この人の努力には頭が下がりますね。
    みなさんに読んでもらいたい本です。
    負けてられませんね。
    ガンバラナクッチャ!!
    一度訪れたいマチです。

  •  全国発の財政再建団体になった夕張市の再建に奮闘する若者市長の自伝。
     「全国一高齢化の高い夕張市に全国一若い市長が誕生」と、当時は話題になった。東京都職員という超安定した身分を捨てて、「全国最低の行政サービス、全国最高の住民負担」の超不安定な自治体に、自ら火中の栗を拾うことを選択した。彼の決断を後押ししたのは、ある歴史上の人物の言葉だったという。
     本書が書かれたのは2012年だが、現時点2015年の夕張市はどうなっているのだろうと思って、同市のホームページを見てみた。まちづくり企画室はちゃんとあり、「市長と話そう会」、「ふれあいトーク」、「三者協議」はきちんと継続していた。更に、「ふるさと納税」「クラウドファンディング」などの新しい手法による税収増にも取り組んでいる。驚いたのは「借金時計」というページだ。「再生振替特例債償還期限まであと何日、市債(借金)の残高・何円、返済した額・何円」という生々しい数字がリアルタイムで表示されている。本書で書かれたことは本当だったのだということが確かめられた。

  • スーパー公務員すぎて自分に真似できそうにはないなぁ。尊敬してます。

  • 帯文:”夕張が私のなかの何かを変えた”

    目次:30歳,全国最年少市長誕生! 夕張との出会い、財政破綻した夕張の現実、若きチャレンジャー、鈴木市長の夕張通信

  • 著者のBBCからの質問への回答に、自分の考えを改めさせられた気もする。
    高校生(だったはず?)への、政治に関心がなかなか持てないという意見に、「今やっていることを一生懸命頑張れば、日本がどんな国になっていけばいいかに行き着く」というのにも、今なら共感出来る。
    縁もゆかりもなかった土地で、どうやって周囲の人を巻き込んで行くか、参考になった。

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著者プロフィール

1981年3月14日生まれ。埼玉県三郷市出身。1999年、東京都庁入庁。2004年、法政大学法学部法律学科卒業(都庁に勤めながら4年間で卒業)。2008年、夕張市へ派遣、2010年4月、東京都知事本局総務部より内閣府地域主権戦略室へ出向(同年、夕張市行政参与に就任)、2010年11月、夕張市市長選出馬の決意を固め東京都庁を退職。2011年4月、30歳1ヵ月(当時全国最年少)で夕張市長に就任。2013年の「ヤング・グローバル・リーダーズ(YGL)」に選出。2014年10月、財務省・財政制度等審議会(財政制度分科会)に有識者として参加。人口減少社会を見据えた夕張市での具体的な事例をもとに国へ各種提言を行う。
著書には『やらなきゃゼロ!』(岩波ジュニア新書)がある。

「2014年 『夕張再生市長 課題先進地で見た「人口減少ニッポン」を生き抜くヒント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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