やらなきゃゼロ!――財政破綻した夕張を元気にする全国最年少市長の挑戦 (岩波ジュニア新書)
- 岩波書店 (2012年12月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005007318
感想・レビュー・書評
-
30歳
市長として最年少?若さ活発さを感じる。ユニークな発想と行動で新しいことに挑戦していくことは、とてもすばらしい。
夕張市政の現状については知らなかったことが多く、とても苦しいことが分かった。炭鉱⇒観光は悪循環となってしまうようだ。高齢者が多い(44%)という未来の日本の状況を考える上でも、注目されているようだ。
若い人たちに本当にお勧めの本。 -
告白すると、僕の住む街がこの夕張市なんですが、これまでの市長さんからはどうにも地に足がついた市政というものが見えてこなかった中で、この本の著者の鈴木市長については、なんだか骨のある政治をしてくれているように思えるんですよ。というのも、こういう本を読んだから市政等の中身がわかったからだ、とも言えるのですけど。まぁ、体感的にはまだ、良くなっただとかそんなに感じられはしませんが、閉塞感が増した感じはしないです。なにより若い人ですからね、それだけで何か希望を感じさせるものがあったりします。
-
2014/09/24
-
こないだはふるさと納税の税収が予想以上に集まったというニュースがありました。一方で役所の公務員の退職者が減らないのでボーナスを上げるというニ...こないだはふるさと納税の税収が予想以上に集まったというニュースがありました。一方で役所の公務員の退職者が減らないのでボーナスを上げるというニュースも。まぁでも、これ以上悪くなる感じはしないです。2014/09/24
-
-
30歳で都庁職員から市長になって約1年で出した本。
都庁職員といっても、高卒で入庁したということまで知ると印象が違う。この世代で就職して夜間大学を卒業したという経歴だと、それなりに意味がある。
余談だが、出馬を決めて以降の石原慎太郎の檄、激励を見ると、相手の心を動かす術を熟知している印象で、石原が選挙に勝っていた理由が窺える。 -
この人の努力には頭が下がりますね。
みなさんに読んでもらいたい本です。
負けてられませんね。
ガンバラナクッチャ!!
一度訪れたいマチです。 -
公立図書館で借りた。寄贈本。横には素晴らしい字で「夕張市長鈴木直道」。本人の手から届いたと思うと感慨深い。読みやすい本です。
-
著者のBBCからの質問への回答に、自分の考えを改めさせられた気もする。
高校生(だったはず?)への、政治に関心がなかなか持てないという意見に、「今やっていることを一生懸命頑張れば、日本がどんな国になっていけばいいかに行き着く」というのにも、今なら共感出来る。
縁もゆかりもなかった土地で、どうやって周囲の人を巻き込んで行くか、参考になった。 -
たまに読むと何か策を思いつきそうな本
ジュニア新書、なかなか読みごたえのある本が多くて、元ジュニアさん達にもおすすめですよね。
特に、ジュニア向け...
ジュニア新書、なかなか読みごたえのある本が多くて、元ジュニアさん達にもおすすめですよね。
特に、ジュニア向けだからなのか未来に希望が持てる書き方なのがいいなあと思います。