美術館へ行こう (岩波ジュニア新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 132
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005007370

作品紹介・あらすじ

個性的な展覧会や多彩なワークショップは、どのようにつくられているの?学芸員は何をするの?美術館の表の仕事から舞台裏、さらにはその楽しみ方までを、現役の学芸員でもある著者が、豊富な写真を交えていねいに解説、芸術と人の出会いを橋渡しする美術館の魅力を堪能できる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 美術館に足を運んでもらうためには、様々な工夫が必要。入口先に花を置いたり、オシャレなベンチを置くだけでも身近に感じてもらい、美術館に触れる機会は増える。
    そのようなことはどの仕事でも必要であり、特別なことではない。

  • ふむ

  • 平塚市美術館の館長さんによる本。美術館とはどういうところか、どんな仕事があるのか、学芸員はどんなことをしているのか丁寧に解説されている。展覧会やワークショップについての記述がとても興味深かった。巻末に本文中にでてきた作家の解説あり。勉強になるなあ。

  • フランクな感じで読みやすい。学芸員の仕事を知らない人にとっては良い導入書かもしれない。

  • 著者は平塚市立美術館の館長。館長を務めることになってからの、市立美術館の学芸員としての仕事内容や来場者数アップへ向けた取り組み、美術館の社会教育の場としての存在意義についての考察が書かれている。
    最近の美術館の予算削減に伴う活動内容の変化や市民参加型ワークショップの企画内容など、老若男女すべての人に美術に親しんでもらおうとする学芸員の奮闘が本人の感想付きで書かれているのが新鮮で面白かった。

    美術館という箱モノを作るのはいいけど、作った後に運営し続けるお金は出してくれないから、やりくりはどこも悩みの種なんだなぁとなんとなく苦労を察することができる。

    学芸員が出張が多いって言うことも初めて知ったし、作品を貸し出してもらうために交渉術も必要、さらに作品展を行うにあたって、その知識や背景まで学ぶ…。
    学芸員の資格を取るのは簡単だけど、学芸員として就職するのはかなりの狭き門らしい。それを聞いたら納得だよねぇ。

    作品の横にある説明書、キャプチャの内容や展示品の配列、照明など、展示会の一つ一つに学芸員の考えたものが反映されていると思ったら、今度行ったときにはもう少し展示会の全体に注目してみようかなと思った。

  • 2015 12/12

  • 『美術館へ行こう』は、神奈川県平塚市にある、平塚美術館の館長さんが書いた本です。
    普段、美術館がどのような仕事をしているのか、また色々な人たちに芸術に親しんでほしいと工夫をしているのがよくわかる1冊です。
    大分県にも県立美術館が出来ました。
    この本を読んだら美術館に行ってみたくなるかも!

  • 美術館が好きな自分にとって、バックヤードツアーなるものがあるのには非常に興味を覚える。

  • S706.9-ジユ-737 300361557

  • 文がわかりやすくて読みやすかった。
    ワークショップ、学芸員の仕事など。

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著者プロフィール

1968年慶應義塾大学文学部哲学科卒業.87年から山種美術館学芸部企画・普及課長を務めたのち,慶應義塾大学,東京芸術大学,学習院大学の各講師を経て,現職.著書に『日本近代美術6――大正・昭和の日本画』(大月書店,1993年),『院展100年の名画』(小学館,1998年),『女性画家の全貌』(美術年鑑社,2003年)ほか

「2018年 『日本画の歴史 現代篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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