英詩のこころ (岩波ジュニア新書 764)

  • 岩波書店 (2014年1月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784005007646

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  • 『英詩のこころ』(岩波ジュニア新書 2014)
    著者:福田 昇八[ふくだ・しょうはち](1933-) 英文学。
    章扉画・カバー:伊津野 雄二[いづの・ゆうじ](1948-) 彫刻家。

    【目次】
    はじめに [iii-viii] 
      夏目漱石とヒバリの歌
      英詩の名文句
      本書の特色  
    目次 [ix-xii]


    1 こんな愉快な詩がある 001
    メモ用紙の書きつけがそのまま詩に  「言っておくけど」ウィリアムズ 004
    きゅうくつなまりことはいやだ  「動物とな暮らせそう」ホイットマン 006
    メロディーかすぐに浮かぶ詩  「麦畑」バーンズ 009
    割り勘で飲もう  「短いあのころ」バーンズ 013
    ネコの忍び足が聞こえる  「傷」サンドバーグ 017


    2 前を向いて生きよう!  019
    庶民の暮らしが歌にのって  「アメリカの次が聞こえる」ホイットマン 021
    人生は真剣勝負だ  「人生」ロングフェロー 023
    自然に感動する心を持ちつづけよう  「虹」ワーズワス 031
    花が咲いたら花を愛でよう  「いと麗しき桜の木」ハウスマン 035
    強烈な秋風に重ねた奔放な人生  「西風賛歌」シェリー 040
    人生の岐路  「片への道」 フロスト 051


    3 もし,こんな風にくどかれたら 055
    いのち短し恋せよ乙女  「乙女らに時を惜しめと」ヘリック 057
    おれのお嫁に来ておくれ  「羊飼恋歌」マーロー 061
    きみの美しさは永遠に  「きみをくらべようか夏の日に」シェイクスピア 065
    きみの瞳と額とをほめて過ごして一百年  「内気な恋人へ」マーヴェル 069


    4 かっこよさの極み 075
    サッフォーもアポロも輝く  「ギリシャの島」バイロン 077
    花の冠と美しい姫  「勇者にあらずんば」ドライデン 080
    悪の化身の恐るべき均整  「虎」ブレイク 083
    人のたましい運ぶもの  「本」ディキンスン 088
    一八歳の少女が書いた  「わたし死んだら」「歌」ロセッティ 092


    5 これぞsad 097
    ルーシーの死を誰ぞ知る  「訪う人もなき山里の」ワーズワス 099
    ぼくにはやさしい母はいない  「ヘレンへ」ポー 103
    最愛の妻も亡くなってしまった  「アナベル・リー」ポー 109
    ボブ・ディランを生んだ朗読  「おだやかに逝くなあの夜へ」トマス 115


    6 これぞsweet  121
    悪人を改心させた清らかな歌声  「時は春」ブラウニング 123
    Twinkle, twinkle, little star  「星」テイラー 127
    舞いつ踊りつそよ風に  「黄水仙」ワーズワス 131
    月の光に輝く海蛇の群れ  「老水夫の唄」コールリッジ 135
    恋人は甘く奏でる曲のよう  「赤い薔薇」バーンズ 149
    クックー ピーウィー ホーホケキョ 「春」ナッシュ 152
    春のよき日は死ぬけれど 「徳」ハーバート 155
    秋の豊かさとシンフォニー  「秋へ」キーツ 159
    雪景色の感嘆  「雪の夜、森に馬止め」フロスト 166


    7 悠々たる語り口を楽しもう 169
    『カンタベリー物語』「序歌」のはじまり  「ときは四月の春雨が」チョーサー 171
    護身の武具に身を焼かれ  「赤十字騎士のドラゴンクエスト」スペンサー 181
    『失楽園』のクライマックス  「女の魅力に負かされて」ミルトン 193


    あとがき(二〇一三年一一月 福田 昇八) [203-207]
    参考文献 [208]
    作者別原題索引 [1-2]



    【著(訳)者紹介】
      福田 昇八(ふくだ しょうはち)
    1933年生まれ.東京大学文学部英文科卒業.文学修士.熊本大学名誉教授.日本スペンサー協会会長.専門は英文学.著書に『イギリス・アメリカ文学史』(南雲堂),『語学開国』(大修館書店),『ビートルズの心』『ロックの心』『スペンサー名詩選』(以上,共著.大修館書店)など,訳書に『スペンサー詩集』(筑摩書房)などがある.

    以上、出版社ページから。
    http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jr/index.html

  • 和訳がよい。

  • 登録番号:10931 分類番号:931フ

  • [図書館]
    読了:2014/6/10

    訳詩としてはそんなに…五・七で整ってるからといって心に響くとは限らないんだな、と思った。

    原詩が一部しか載ってなかったり、押韻についての注記があったりなかったり、その注記も本文中にダラダラと書いてある場合と注釈形式の場合と混在してて読みにくかったり、「名句部分は太字」の基準が分からなかったり、編集者が手を抜いてる印象が残った。


    勉強になった点。

    英語の定型詩というものは、押韻だけでなく、一行の音節の数も揃えるものだということを初めて知った。
    Out of Dust とかも実はそうなってたのかな。

    ゼロの焦点のラスト、
    In her tomb by the sounding sea.
    とどろく海辺の妻の墓
    が、エドガー・アラン・ポーの「アナベル・リー」だと初めて知った。

    the place I belong というフレーズが出て来て、すごく久しぶりにCountry Roads を聞いた。

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著者プロフィール

1933年熊本県生まれの英文学研究者、英詩翻訳者。1956年、東京大学文学部卒業、1959年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。熊本大学文学部や九州ルーテル学院大学で教鞭を執った。英文学研究の一方、熊本県の英語教育の改善に注力し、熊本県英語教育振興会を組織。なお、大学入学試験における聴解力テストの必要性を指摘したことが、大学入試センター試験へのリスニングテスト導入の契機となった。
中学高校時代に自分が聴いて英語が話せるようになった、平川唯一講師担当のNHKラジオ英語会話講座(1946-51)の教え方を、家族英語の母語方式による万人向けの教え方と考えて、その出版に尽力した。即ち、平川唯一著『みんなのカムカム英語』(毎日新聞社1981)であり、『カムカム英語:NHK英語会話講座ラジオテキスト復刻版』(名著普及会1986)である。さらに『平川唯一のファミリーイングリッシュ』(南雲堂1997)をトム・リード校閲で編集刊行した。

「2021年 『平川唯一のファミリーイングリッシュ カムカムエヴリバディ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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