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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784005007646
感想・レビュー・書評
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『英詩のこころ』(岩波ジュニア新書 2014)
著者:福田 昇八[ふくだ・しょうはち](1933-) 英文学。
章扉画・カバー:伊津野 雄二[いづの・ゆうじ](1948-) 彫刻家。
【目次】
はじめに [iii-viii]
夏目漱石とヒバリの歌
英詩の名文句
本書の特色
目次 [ix-xii]
1 こんな愉快な詩がある 001
メモ用紙の書きつけがそのまま詩に 「言っておくけど」ウィリアムズ 004
きゅうくつなまりことはいやだ 「動物とな暮らせそう」ホイットマン 006
メロディーかすぐに浮かぶ詩 「麦畑」バーンズ 009
割り勘で飲もう 「短いあのころ」バーンズ 013
ネコの忍び足が聞こえる 「傷」サンドバーグ 017
2 前を向いて生きよう! 019
庶民の暮らしが歌にのって 「アメリカの次が聞こえる」ホイットマン 021
人生は真剣勝負だ 「人生」ロングフェロー 023
自然に感動する心を持ちつづけよう 「虹」ワーズワス 031
花が咲いたら花を愛でよう 「いと麗しき桜の木」ハウスマン 035
強烈な秋風に重ねた奔放な人生 「西風賛歌」シェリー 040
人生の岐路 「片への道」 フロスト 051
3 もし,こんな風にくどかれたら 055
いのち短し恋せよ乙女 「乙女らに時を惜しめと」ヘリック 057
おれのお嫁に来ておくれ 「羊飼恋歌」マーロー 061
きみの美しさは永遠に 「きみをくらべようか夏の日に」シェイクスピア 065
きみの瞳と額とをほめて過ごして一百年 「内気な恋人へ」マーヴェル 069
4 かっこよさの極み 075
サッフォーもアポロも輝く 「ギリシャの島」バイロン 077
花の冠と美しい姫 「勇者にあらずんば」ドライデン 080
悪の化身の恐るべき均整 「虎」ブレイク 083
人のたましい運ぶもの 「本」ディキンスン 088
一八歳の少女が書いた 「わたし死んだら」「歌」ロセッティ 092
5 これぞsad 097
ルーシーの死を誰ぞ知る 「訪う人もなき山里の」ワーズワス 099
ぼくにはやさしい母はいない 「ヘレンへ」ポー 103
最愛の妻も亡くなってしまった 「アナベル・リー」ポー 109
ボブ・ディランを生んだ朗読 「おだやかに逝くなあの夜へ」トマス 115
6 これぞsweet 121
悪人を改心させた清らかな歌声 「時は春」ブラウニング 123
Twinkle, twinkle, little star 「星」テイラー 127
舞いつ踊りつそよ風に 「黄水仙」ワーズワス 131
月の光に輝く海蛇の群れ 「老水夫の唄」コールリッジ 135
恋人は甘く奏でる曲のよう 「赤い薔薇」バーンズ 149
クックー ピーウィー ホーホケキョ 「春」ナッシュ 152
春のよき日は死ぬけれど 「徳」ハーバート 155
秋の豊かさとシンフォニー 「秋へ」キーツ 159
雪景色の感嘆 「雪の夜、森に馬止め」フロスト 166
7 悠々たる語り口を楽しもう 169
『カンタベリー物語』「序歌」のはじまり 「ときは四月の春雨が」チョーサー 171
護身の武具に身を焼かれ 「赤十字騎士のドラゴンクエスト」スペンサー 181
『失楽園』のクライマックス 「女の魅力に負かされて」ミルトン 193
あとがき(二〇一三年一一月 福田 昇八) [203-207]
参考文献 [208]
作者別原題索引 [1-2]
【著(訳)者紹介】
福田 昇八(ふくだ しょうはち)
1933年生まれ.東京大学文学部英文科卒業.文学修士.熊本大学名誉教授.日本スペンサー協会会長.専門は英文学.著書に『イギリス・アメリカ文学史』(南雲堂),『語学開国』(大修館書店),『ビートルズの心』『ロックの心』『スペンサー名詩選』(以上,共著.大修館書店)など,訳書に『スペンサー詩集』(筑摩書房)などがある.
以上、出版社ページから。
(http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jr/index.html) -
和訳がよい。
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登録番号:10931 分類番号:931フ
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[図書館]
読了:2014/6/10
訳詩としてはそんなに…五・七で整ってるからといって心に響くとは限らないんだな、と思った。
原詩が一部しか載ってなかったり、押韻についての注記があったりなかったり、その注記も本文中にダラダラと書いてある場合と注釈形式の場合と混在してて読みにくかったり、「名句部分は太字」の基準が分からなかったり、編集者が手を抜いてる印象が残った。
勉強になった点。
英語の定型詩というものは、押韻だけでなく、一行の音節の数も揃えるものだということを初めて知った。
Out of Dust とかも実はそうなってたのかな。
ゼロの焦点のラスト、
In her tomb by the sounding sea.
とどろく海辺の妻の墓
が、エドガー・アラン・ポーの「アナベル・リー」だと初めて知った。
the place I belong というフレーズが出て来て、すごく久しぶりにCountry Roads を聞いた。
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