マンガミュージアムへ行こう (岩波ジュニア新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005007691

作品紹介・あらすじ

マンガの世界に入る、貴重な原画を見る、マンガ家の素顔を知る、マンガの仕組みを知る、一日中寝転がって読む、キャラクターグッズを買う…、楽しみ方は人それぞれ。読んでいるだけでは気づかなかった新たなマンガの魅力に出会える全国各地のミュージアムを紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 刊行日 2014/03/20
    「貴重な原画を見られる,知られざる作家の素顔を知ることができる,マンガの世界に入り込める,お目当てのキャラクターグッズを買える……,楽しみ方は人それぞれ.読んでいるだけでは気づかないマンガの魅力に出会える全国各地のミュージアムを紹介します.一日中,寝転がって読んでいられる所もあります!」

    はじめに
    マンガミュージアムへ出かけよう

    1マンガの仕組みを知る
     京都国際マンガミュージアム(京都府京都市)
     北九州市漫画ミュージアム (福岡県北九州市)
     杉並アニメーションミュージアム(東京都杉並区)

    2絵を楽しむ
     横手市増田まんが美術館(秋田県横手市)
     川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム(神奈川県川崎市)
     香美市立やなせたかし記念館(高知県香美市)

    3作者を知る
     宝塚市立手塚治虫記念館(兵庫県宝塚市)
     横山隆一記念まんが館(高知県高知市)
     長井勝一漫画美術館(宮城県塩竃市)

    4読む
     広島市まんが図書館(広島県広島市)
     吉備川上ふれあい漫画美術館(岡山県高梁市)
     明治大学米沢嘉博記念図書館(東京都千代田区)

    5買う
     長谷川町子美術館(東京都世田谷区)
     いがらしゆみこ美術館(岡山県倉敷市)
     横浜アンパンマンこどもミュージアムミュージアム&モール(神奈川県横浜市)

    6マンガの世界に入る
     三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市)
     青梅赤塚不二夫会館(東京都青梅市)
     水木しげる記念館(鳥取県境港市)

    7海外
     国際バンド・デシネおよびイメージ都市(フランス)
     韓国漫画映像振興院(韓国)
     台北市立図書館と国家図書館(台湾)
     カートゥーン・ミュージアム(イギリス)
     ミュゼ・エルジェとベルギーセンター(ベルギー)
     イラストレーター協会(アメリカ)

    もっと深く知りたい人のために
    おわりに
    マンガミュージアム一覧

  • これを読んで、その影響で是非このミュージアムへ!とまで思えたところはそんなになかったかも。もともとのマンガ好きとしては、それなりに有名なところは以前から知ってるし、もちろん行ってみたいし。

  •  日本全国にこんなにたくさんマンガミュージアムがあったなんて!と驚きます。そして、それぞれの特色や楽しみ方を教えてくれる本です。マンガ好きの方にもそうでない方にもおすすめです。
    (カウンター担当/抹茶アイス)平成30年5月の特集「博物館へ行こう!」

  • 2014年3月20日、初版、並、帯無

  • タイトルが本書の目的とするならば、大成功。ほんとにマンガミュージアムへ行きたくなる。
    マンガ研究なんてのは実に若い学問で、その若さが持つみずみずしさやエネルギーがほとばしっている感じがする。ああ、マンガミュージアム行きたい。

    蛇足だが、著者の一人に
    「〇〇はもっとも重要な××の一つとして知られている」
    という言い回しが癖らしい人がいて、この言い回しが何回も出てくる。
    「最も重要なの多すぎだよ!」とつっこみながら読むのもまた一興。

  • 一行目:「この本は、マンガを扱うミュージアムに焦点を当てた本だ。」
    正直ガッカリ。数多く紹介しているからか、どのミュージアムも表面上の紹介にとどまっている。もっとマニア向けで!と要望してしまうのは、無茶だろうか。

  • ミュージアムを社会的に批評するには村田先生が執筆した章を読むととても勉強になる。彼女の視点を持ってミュージアムに足を運ぶことで、ミュージアムをいつもと違った視点で楽しむことができるかもしれない。

  • 登録番号:11071 分類番号:726.101イ

  • 行ってみたいと思いながら行ったことがないマンガミュージアム。手塚治虫記念館なら小学生の時に行ったことがあるけど、ほとんど記憶にない。また行ってみたい。京都国際マンガミュージアムも。
    それにしても、本当、日本にはいろんな場所に漫画関連施設があるんだなと。昔、国立漫画博物館を建設しようとしている総理大臣がいたけど、こんだけいろいろあったらわざわざ建設する必要ないよなと思った。そして世界と比べても圧倒的に日本の売上額は大きいらしい。2012年度は3766億円で、2007年のアメリカでは2位のアメリカでも約770億円だと。すごい差だなぁ・・・。
    それにしても、米澤嘉博という人は生涯どれだけのマンガを読んでいたのだろう。約14万冊も持っていたらその中で積読もあったんじゃないかと思うのだけど、どうなんだろう。
    水木しげるの人生が恐ろしい。5歳の時に人が死ぬところを見たいと思って弟を海に突き落としたんだとか。その思いを持ったまま大人にならなくてよかった(もしかしたら我慢してたのかもしれないけど)。
    フランスやベルギーでは漫画のことをバンドデシネというらしい。この言葉は初めて聞いた。そして、ベルギーのマンガミュージアムが外観からしてすごいらしい。外から見たら中の人がマンガのコマの中を歩いてるように見えるんだとか。よく考えてるなぁ。
    ところで、この本に書いてある母親に「マンガばかり読んでないで勉強しなさい」と言われた時に子どもが言えばいい返答、「母さん、僕はメディアリテラシーを鍛えているのさ」は正直余計怒られるような気がした(この本もネタで書いてある感じではなかった)。

  • 巻末のマンガ関連文化施設一覧が熱い。
    めぐりたいなー。
    地元も載ってて吃驚。知らなんだわ。行かなきゃ。
    もっとPRしたらええのに…それほどでもないのか??

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著者プロフィール

伊藤遊 伊藤遊(いとうゆう)1959年生まれ。京都市出身。立命館大学文学部史学科卒。著作に『鬼の橋』(産経児童出版文化賞推薦)、『えんの松原』(日本児童文学者協会新人賞、産経児童出版文化賞)『ユウキ』(日本児童文学者協会賞、以上福音館書店刊)、『つくも神』『きつね、きつね、きつねがとおる』(第17回日本絵本賞)『狛犬の佐助 迷子の巻』(第62回小学館児童出版文化賞、以上ポプラ社刊)がある。札幌市在住。

「2014年 『えんの松原』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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