音のない世界と音のある世界をつなぐ――ユニバーサルデザインで世界をかえたい! (岩波ジュニア新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 73
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005007769

作品紹介・あらすじ

10代で失聴した著者は、あるできごとをきっかけに「音のある世界と音のない世界をつなぎたい!」とユニバーサルデザイン(UD)の道を志す。生活用品から公共施設、情報のUD化まで幅広く手がけるのは、だれもが暮らしやすい社会の実現を目指してのこと。その仕事ぶりからは、UDの「今」だけでなく、著者の熱い思いが伝わってくる。

感想・レビュー・書評

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  • 音のある世界/音のない世界を繋ぐ

    音が聞こえるということが当たり前の世界で生きているので、凄く興味を持った。
    災害時への対応や機器、建築物・施設のバリアフリー化など示唆に富むものも多い。

    障害者の人達だけではなく、全ての人にとって利用しやすいもの・考え方だと思う。
    こういった考え方が幼少時より身につければいいなと感じた。

  • 聴覚障害の人の不便さを初めて知った。
    気にしてないと分からないことだらけだなー。自分の鈍感さにも反省。
    音声案内のみでは情報から取り残されてしまうし、まして震災時・災害時は命に関わる。
    「CMに字幕を」、「聞こえなくても東京ディズニーランドを10倍楽しむ方法」、他にも会議、電話通訳。聴覚障害者のニーズがあるのにこれだけ取りこぼしていたのか。
    著者の言う通り、音が聴こえないだけで不便を感じる世の中であってはならない。

    出来ない理由を考えるのではなく、出来る方法を考える大切さを強く感じた。

  • ▼福島大学附属図書館の貸出状況
    https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB90330089

    ユニバーサルデザイン(UD)という語が世の中に浸透してから,かなりの月日が経つ。しかし,それが十分に実現した世の中であるとは,残念ながら言えそうにない。このような状況にある背景には,UDという語ばかりが独り歩きして,その本質が十分に理解されていないことがあろう。では,UDの本質をどうやって学ぶか。答えはいくつもあるだろうが,それについて書かれた書籍を読むことも一案だ。聴覚障害を持つ著者により,中高生向けに書かれたこの本では,UDの本質が著者自身の体験に根差した平易な言葉で語られている。併せて,意外に知られていない,聴覚障害者にとってのくらしの中のバリアを学ぶこともできる。こういう良書を中高生だけに独占させておくのはもったいない。UDに少しでも興味がある人は,迷わず,この本を手に取ってほしい。

    (推薦者:理工 永幡 幸司先生)

  • 「自分にとっての「当たり前」が、相手のそれと同じとは限らないということです。あなたの「当たり前」と、相手の「当たり前」は違うかもしれないのです。」

  • 著者は中途失聴者である。音のある世界と、音のない世界を知っているからこその強みっていうのもあるんじゃないかと。

  • 言わずと知れたwでも、生い立ちは初めて知った。文章化されているとかなり衝撃的。(必要に迫られて読了)

  • S369.276-ジユ-776 300361474
    (岩波ジュニア新書 776)

  • 言われてみたら当たり前だけど気づいていないことがとても多いと再認識させられました。すごく分かりやすくて感心の連続。

  • 登録番号:11263 分類番号:369.276マ

  • 羽田空港国際ターミナルのユニバーサルデザインについて。ガラス張りの透明なエレベーターはただお洒落なだけではなく、聴覚障害者にとっては、音声情報がない中でエレベーター外の情報を入手できる手段となる。さらに、縦縞のデザインフィルムを貼ることで、弱視の人が誤って壁にぶつかることも防止している。

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