ご当地電力はじめました! (岩波ジュニア新書)

著者 : 高橋真樹
  • 岩波書店 (2015年1月21日発売)
3.82
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005007950

作品紹介・あらすじ

地域の電力は自分たちでつくる!「おひさまの町」飯田市、上田市の屋根借りソーラー、岐阜県いとしろの小水力、福島県会津地方で発電事業を進める会津電力、東京多摩市で活動する多摩電力、北海道から広がる市民風車、各地でさまざまな工夫をこらして、市民主導の「ご当地電力」が力強く動き出しています。

ご当地電力はじめました! (岩波ジュニア新書)の感想・レビュー・書評

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  • 地域が主体となって、エネルギー政策を行い、地域の自立をも目指す方法が紹介されている。
    エネルギーの自由化が始まったが、民間企業の参入ばかりが目立って、各自治体や小さな集団で電力(会社)を立ち上げている事実を知らなかった人は多いのではないだろうか。
    3.11で被害を受けた福島でこういう活動が盛んなことにも驚いた。
    エネルギー=電力ではない、という考えが、どういうことなのか、今の政府・電力会社主導のエネルギー政策では、税金のムダ使いであるということ、自分たちのエネルギーのあり方を考えるには、よいきっかけとなった。
    自分たちの地域では、どうなっているのか、出来ることはないのか、前向きに考えたくなる本である。

  • 自然エネルギーと言えば、太陽光、風力が思い浮かびますが、この本では、「ご当地電力」という新しいキーワードのもとに、身近な自然エネルギーで地域を活性化させるさまざまな取り組みを紹介しています。電力でビジネスを行うという目的ではなく、地域で自立するという意識が、日本各地で強まっていることが、この本を読んで感じられました。

  • なかなか面白い。風力、太陽光、小水力等、さまざまな手法で、地域や地方に広がると良い。それが地方の雇用につながるようにしないとダメだ。大企業が中心とならないよう、ご当地で、仕組みを作る。

  • ワクワクする取り組み。以下抜粋。

    自然エネルギーの資源が豊富な地域。

    そこに外の企業がメガソーラーやら大きな発電所を作っても、収益のほとんどは持っていかれて、地元にはほとんど何も残らない。植民地型経済。

    ご当地電力は、地域主体でエネルギーを作ってお金を循環、地域の自立を目指す。自立型経済。

    エネルギー=電気だけでない。熱エネルギーなら電気から変換するのは非効率で、昔ながらの太陽熱温水器なんか実は効率的。しかも安い。

    ちなみにエコだと疑わずに導入したオール電化の我が家。家庭だけだとエコだけど、発電所を含めた視点で見るととても非効率orz

    電気を作るよりも減らす省エネが簡単。創エネよりまずは省エネ。省エネ住宅、家電など、家の燃費を気にすべし。

    そんな感じで、できることから参加していきたい。この本読んでそう思った。

  • ○ライターでエネルギー関係の著作もある高橋氏の作品。
    ○日本(の地方や田舎)における再生可能エネルギーの導入事例などを紹介しつつ、省エネの本当の意味や電力に頼らない生活の方法などを提案している。
    ○丁寧に取材されており、内容は良いと思うが、文章が押しつけがましく、せっかくの提案や事例が台無し。。。文章力の問題。

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