自分の顔が好きですか? 「顔」の心理学 (岩波ジュニア新書 831)
- 岩波書店 (2016年5月23日発売)
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感想 : 35件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784005008315
みんなの感想まとめ
「顔」に関する心理学や社会的な側面を探求した本は、読者に新たな視点を提供します。特に、顔の印象や表情がどれほど重要であるかを知ることで、自分自身や他者との関係性を深く理解できるようになります。著者は、...
感想・レビュー・書評
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先日読んだ『美人はそれほど得しない? ――ルッキズムの科学』が大変面白かったので、著者の旧著を読んでみた。
こちらはルッキズムにテーマを絞っておらず、もっと広範な「『顔』の心理学」(副題)を扱っている。
岩波ジュニア新書なので、高校生くらいから読める平明な内容だが、大人が読んでも、人に話したくなる"顔の雑学“を集めた読み物として楽しめる。
面白かったのは、《笑顔は、脳にとって報酬として働く》という話。
《笑顔が報酬となるのは、人の最大の特徴といえるのかもしれません》146p
《喜びや心地よさなどの快感情との結びつきも、顔を記憶に残りやすくします。初対面の人に自分を覚えてもらいたいと思ったら、一番の近道は笑顔になることです。笑顔の顔は見つけられやすく、記憶されやすいといわれています》48p
また、赤ちゃんや幼児が示す「人見知り」には文化差があり、日本人は人見知りが強いという話も興味深い。
《人見知りに該当する言葉は、日本以外にありませんし、赤ちゃん時期以降も人見知りが続くのは、日本人の特徴ともいえるのです》157p詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の顔を魅力的だと思っている人は一部だと思う。ほとんどの人は自信が無いと思う。だからこそ、このような本に手を出してしまうのだ。結論から言うと、自分の顔は自分で手直ししていくしか無いと言うことだ。そして、他人は真剣に生きている人の顔を「いい顔」と思うらしい。そうか、真剣に生きる事が顔に現れると言うことか。
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もう少し題名に沿った内容が欲しかった・・・
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「顔」を出発点として、いろいろな心理学の知見がちりばめられており、岩波ジュニア新書と侮っていけない。一応心理学を勉強していたが、心理学のトピックが多岐にわたっていてとても勉強になった。一方で、岩波ジュニア新書であるおかげで、わかりやすく的確な説明だったので、サクサク読むことができた。
「顔」から出発して、これだけ幅広い話題をわかりやすく解説する山口先生、お見事です。 -
いい顔、魅力的な顔、とはどういうものかというあとがきの話が一番印象に残った気がする。本文は概して読みやすかった。
美醜という物理的な顔の造作ではなく、それを超えたいい顔、魅力的な顔というものがあることが言語化されていて、私が目指せばいいのはこれかもしれないなと糸口を得たような気持ち。
何かを一生懸命やる姿、前向きな気持ち、克服する努力、そういう自分の内面にも向き合って磨き上げていくのが顔であるらしい。いい雰囲気、いい表情、そうしたいい顔になれるようにしていきたいなと思った。 -
自分にとって「良い顔」ってどんな顔だろう
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とてもわかりやすかった。
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筆者の本が好きなので読んでみようと思った。読んでみると比較的読みやすかった。自分の顔は他人の目を通してしか見えないので、他人との関係が必須。自分で見ることのできない自分の姿をなるべく客観的に知ろうとするには、他人との関係が必須である。顔というのは造形が大事だと思われがちだが、実は表情が重要である。
造形は整形をしない限りそれほど変えられないが、他人と多く関わり魅力的な表情ができるようにできるようになりたいと思った。 -
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141-Y
閲覧新書 -
タイトルの問いかけが気になったので読んでみました。
「いい顔」は目鼻立ちが整っていることがではないそうです。自分を向上させることに真摯に取り組もうとすることがいい顔の条件かもしれないと作者はあとがきで述べています。
顔は自分の心を映す窓であるならば、普段自分はどういう表情をしているのか、少しでもいい表情でありたいと思いました。 -
顔は心の窓
人は、無意識に顔に目が行ってしまう。
顔を見ると比較するクセがついている。
コミュニケーションとしての顔
目・鼻・口の位置が重要である。
赤ちゃんは目・鼻・口の位置であれば何でもよい。
顔を見ることの不思議
レビー小体型認知症患者は見えない顔を認識してしまう。
世の中には「顔を見るのが苦手な人」が存在する。
「ウォーリーをさがせ!」
「自分の顔」は、他者を通して見るものであり、自分で見ることができない。
顔で性格が分かってしまうことに驚いた。
赤ちゃんの時や大人になった時は、顔の見方が違うことに気づいた。
この本を読んでみて、他の人の顔や自分の顔に今まで以上に興味を持った。 -
ジュニア文庫であり青少年向けに書かれていたが、勉強になった。
驚いたのは、顔は正面から見ると向かって左側の印象が強いこと、男性的な顔と女性的な顔のどちらも時と場合により魅力差が出てしまうこと、同じ男性の顔でも女性に笑顔を向けられているのと不機嫌顔を向けられているのでは魅力が違うこと(つまり人の顔の魅力は顔の造形だけでなく、周りの人の表情にも左右されている)等…
自分は自分の顔が思春期は本当に好きじゃなかったが、大人になって働き始めてからは得をしていることが分かってきて、次第に好きになった。1番は面長はリーダーシップがあるように思われるからかもしれない。なるほど。 -
顔は向かって左側の印象が強いという話が興味深かった。
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2時間あれば読める。
表情や印象は、その相手の顔だけでなく、その相手が誰といるか、どんな状況かによって受ける印象が変わる。
笑顔の女性がそばにいるかいないかで、写真の顔の表情が変わってるように見える実験写真は面白かった。
出世しそうな男性は男性らしすぎない顔。
女性が遊び相手として好む顔は男性らしい顔、パートナーとして選ぶ顔は女性っぽい雰囲気の顔。らしい。
自閉症の人は写真の上下が変わってても顔を区別できる。 -
顔、表情が人に与える影響力の大きさを痛感した。美醜に執着するより素の自分で出来る魅力アピールが大切だし効果が大きい。
メディアやSNSの発達で美男美女を目にする機会が急速に増え自分の容姿を必要以上に貶める心理状態に陥っているのかもしれない。
身なりや表情など素のままの自分で自分らしさを見出していく方が豊かな人生を歩めるのだろう。
国によって容姿の価値観が大きく変わる事に驚かされた。 -
読みやすい。
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人の表情や感情を読み取る能力は、人との交流の中で養われる。引きこもっていては衰えていく。
笑顔は脳にとって報酬として働く。ありがとう、という言葉も無表情で言うより笑顔で言ったほうが効果的。
顔の形はなかなか変わらないが表情は変えられる。
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山口真美の作品
