ノーベル賞でつかむ現代科学 (岩波ジュニア新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005008391

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  • 刊行日 2016/09/21
    「21世紀に入り,日本人の相次ぐ受賞でより注目度が高まったノーベル賞.なかでも知的好奇心を刺激してやまない素粒子・物質・生命・宇宙の四つのテーマにおけるノーベル賞116年の歴史と学問の歩みを科学者達の人間ドラマにも光を当てながら丁寧に解説.現代科学の展開と現段階の概要が見えてくる一冊.」
    1章 ノーベル賞が刻む素粒子研究の歩み
    夏目漱石が読んだ原子論/ 素粒子第一号となった電子 ほか

    2章 ノーベル賞が描く“超”と“極”の世界
    歴史をつくった一通の手紙/ プランクの放射法則 ほか

    3章 ノーベル賞に映る生命の神秘
    生命と物質/ 物質科学と生命科学の融合 ほか

    4章 ノーベル賞に見る宇宙のフロンティア
    実験物理学となった宇宙論/ ハッブルの法則と宇宙の膨張 ほか

  • ふむ

  • 現代科学の重要なテーマを素粒子、物質、生命、宇宙の4つのジャンルに大別し、その発展をノーベル賞受賞研究に注目しながらたどる。十分に紹介されている研究の内容が理解できたとはいえないが、現代科学の様々な先端的テーマに触れることができ、知的好奇心が刺激される。ボースからアインシュタインへの手紙のエピソードが印象深かった。

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著者プロフィール

1948年生まれ。早稲田大学名誉教授。理学博士。著書に『寺田寅彦』『入門 現代物理学』『科学史人物事典』『科学史年表』『どんでん返しの科学史』(中公新書)、『ノーベル賞でたどるアインシュタインの贈物』(NHKブックス)、『ノーベル賞で語る20世紀物理学』『光と電磁気─ファラデーとマクスウェルが考えたこと』(講談社ブルーバックス)『エネルギーの科学史』(河出ブックス)など多数。

「2020年 『高校世界史でわかる 科学史の核心』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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