紛争・対立・暴力――世界の地域から考える (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)
- 岩波書店 (2016年10月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005008421
感想・レビュー・書評
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世界の「紛争・対立・暴力」の形を、地域毎に概観した本。「今」を起点に書かれているので、背景等把握しづらい部分も多いが、端的に書かれていてわかりやすい(ただし、2016年刊行なので、残念ながら情勢は大分変わっている)。各章の著者の専門が併記されており、視点がはっきりしているのも良い。知らずに購入したが、何と日本学術会議による本。改めて研究者は重要だと認識。
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宗教云々で対立や紛争が激化されるとき、それは宗教そのものはむしろ名目であり、社会的・経済的状況が背景にあるというようなことを書いてあった(と思う)。これは欠くことができない視座だろう。
ジュニア向けなので平易だし、トピックも短めで読みやすい。次なる学びのための書籍の紹介があるのも良い。 -
開発目標16:平和と公正をすべての人に
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50019904 -
世界の様々な地域や国に存在する対立や暴力。それは非常に複雑で、簡単には解決することができない問題である。この本を読んで、それぞれの地域や国の人々が抱える問題についてさらに深く知りたくなった。
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宗教の違いは結果論か
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東2法経図・6F開架 319A/N87f//K
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淡々と紛争が解説されていて、であるがゆえに結構重く心に残る。
惜しむらくは筆者によってえらい文章が固いというか、うまくない人がいるということ。中高生向けとしては厳しいよなあというのがあったのは残念。 -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:319||N
資料ID:95170027 -
この本で紹介されているレベルのことすら知らないことが多く、情けない限りです。もっといろいろなジャンルで基礎的な知識の習得に努めたいものです。