方言萌え!? ヴァーチャル方言を読み解く (岩波ジュニア新書 845)
- 岩波書店 (2016年12月22日発売)
本棚登録 : 94人
感想 : 11件
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784005008452
作品紹介・あらすじ
関西人でもないのに「なんでやねん!」とツッコみ,土佐出身でもないのに「~ぜよ」と言い切ったり.方言を演出的ツールとして用いることがSNSやゲームを始め巷で流行中!そんなキブンを表すのに最適なヴァーチャル方言は,リアル方言にも影響を与えている.その関係をつぶさに観察すると、日本語や日本社会の新たな断面が見えてくる.
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
方言が感情表現のツールとして新たな形を取り入れ、現代社会での役割を探求する内容が魅力的です。著者は「ヴァーチャル方言」と「リアル方言」の違いを明確にし、方言がメディアやサブカルチャーでどのように使われ...
感想・レビュー・書評
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昔、若者の間で方言ブームがあったころ、この手の話を大学のゼミであつかったので、懐かしいなぁと思いながら読んでいました。
だからこそ、内容の薄さが気になりました。
方言の危機あたりの話は面白く、方言が恥ずかしいものとされていた当時の様子がよく分かりましたが、あとはドラマをそれなりに知っていて、ネットをやっていればある程度予測の着く内容です。
もう少し研究者的目線が欲しいところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
関西人でもないのに「なんでやねん!」とつっこんだりといった、話者の生まれや育ちに関係なく感情表現のツールとして利用される「方言」を「ヴァーチャル方言」と定義し、「ヴァーチャル方言」に広がりや使われ方、本来の方言とのドラマなどのメディアとの関わり、そして「ヴァーチャル方言」の背後にある方言の持つステレオタイプとしてのイメージなど、新たな方言としての「ヴァーチャル方言」の諸相について読み解いていく本。
岩波ジュニア文庫ということで、子供でも判るように平易な文章で書かれてはいるが、内容はしっかりしていて大人が読んでも十分に読み応えのある内容。メディアやサブカルチャー的に消費される「方言」について考える上でのとっかかりとして読むには良い本。 -
期限切れで返却す。
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818-T
閲覧新書 -
作者の述べる「方言の変遷」はとても興味深く読めたが、「バーチャル方言」「方言コスプレ」と言った造語が少し苦手だと感じてしまった。とはいえ、関東地方出身の友人が語尾に「ぜよ」をつけた際、高知出身の自分が、なんとなくバカにされたように感じた理由を知ることができたのはよかった。
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方言がいろいろなところで使われる時代になっている。昔は方言を使うのは恥ずかしいと思っていた時代もあったことを考えると隔世の感がある。
そんな中で「リアル方言」と「ヴァーチャル方言」があると著者は述べている。前者は、文字通り日常生活で実際各地で人々が使っている方言を指す。後者は、「なんちゃって方言」、「ジモ方言」あるいは「ニセ方言」といった具合に本来持っていた地域とのつながりから離れた状態を指す。
地元民でもないのにキャラづくりのために「なんでやねん」などの方言を使うことがあると指摘している。今の時代、いろいろなところでキャラクターを使い分けている人がいるとどこかの本で読んだことがある。その中で方言も変身する一つの手段なのだろうか。薄化粧したり厚化粧したりして自分を作るのに一役買っているのが方言だ。
方言から見えてくる現代日本。方言の使い方に注目して日本社会の違った一面が見えてめっちゃ面白ろい。 -
途中で断念
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副題「ヴァーチャル方言を読み解く」風俗研究はこうやるっていう話?~方言がカワイイに至り、価値を見出され、「打ちことば」と相性が良いため、ヴァーチャルな使用例が増え、メタ的な使い方に~スティグマからプレスティージへ。解る? 悪い意味の<烙印>から品質や地位の高い<威信>へ。そう書きゃ良いじゃないか! 1964年生まれ、新聞記者をやめて早稲田で博士号をとり、今は日大文理学部の教授で日本語学を専門とする。新聞記事のアーカイブ検索、ブログ分析
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