王様でたどるイギリス史 (岩波ジュニア新書)

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  • 岩波書店
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005008476

感想・レビュー・書評

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  • (高3長女リクエスト)

  • 王様でたどるイギリス史 / 池上俊一著
    https://libopac.shoin.ac.jp/opac/opac_link/bibid/SB00040027

  • さくっとでエピソード豊富で楽しく読める。イギリスという国は難しい。意外と社交下手なイギリス人や英国王のスピーチの下りは個人的に親近感がわいた。熊いじめとか言う遊び、可哀想。ヴィクトリア女王が貧民に冷たい。ホガースの風刺が面白い。シラクの、イギリス料理ディスとフィンランドとばっちり。ビールめちゃのみ女王。庶民はジンでヤバイことに。悪魔学者王。

  • 王室を中心に見るイギリス史。面白く、へぇーと思うこともあったが、淡々として用語が頭に入ってこず理解に時間がかかった…

  • 最近イギリス史に興味を持ったので入り口としてぜひ手に取りたい。

    • myknakaさん
      王位継承をめぐって、いろんな事件もあったんですね。女王もおおく…。
      王位継承をめぐって、いろんな事件もあったんですね。女王もおおく…。
      2020/05/31
  • イギリス、そこは昔から今までずっと、王と女王の国。

    イギリスは、日本が特に親しみを感じているヨーロッパの国ではないかと思う。島国であること、そして、王室があること。ある意味、王様でたどる歴史というのは、普通の視点のようにも感じるが、時代区分ではなく王様を中心に歴史を追うのには、また新たな発見もあった。

    王様(女王様もいるけれど)の、征服者という戦闘性。世界中に植民地を広げ、身内になれば優しく抱える上から目線の侵略。好戦性と裏表な寛大さ。両輪となる議会との立ち位置や関わり。華やかな時代の裏にある貧富の差と、慈善という公私曖昧な社会福祉。食事はエネルギー補給でしかなく、感情はユーモアに包み込んでサラリと流し、居心地の良い家と、品格のある自然と、手塩にかけて整えた庭を愛する。

    私が感じている、知っているだけの、いくつかのイギリス人らしさに関して、その理由をあげて解説されていて、なるほどと思いながら読んだ。王、騎士、そして紳士、やはりイギリス(的なもの)が好きだなと思う。

    EUから離脱し、コモンウェルスは形だけ、スコットランドやアイルランドの独立も見え隠れする現代のイギリスは、激しく揺れ動いている。王室の存在感も、危機ではないけれど、永遠ではないだろう。実際、王室は変わらないものではなく、メンバーが増えたり離脱したり、それぞれが時代に応じて、様々な動きを見せている。いつまで王室が「イギリス」を代表できるのか、それがイギリスのポイントだと思う。また、ある意味、日本のポイントでもあると思う。

  • 東2法経図・6F開架 288.4A/I33o//K

  • 資料として、入門書として良い。

  • イギリスといえばメシマズですが、味覚がアレなためにメシマズ(本人たちはおいしいと思ってる)ではなく「食道楽はNG」という思想だからあんななんだということがわかりました。
    本人たちもうまくはないよなって思いながら食べてるのかな……

  • イギリスは日本と同じ島国だが、成り立ちも政治も、あまり似ていない。
    それでもどことなく、親近感を覚える。
    歴史を見てみれば、複雑すぎて(欧州は総じてその傾向が強いけれど)、そして同じ名前が多すぎて、苦手とする人も多いかもしれない。
    しかし、王の名前を把握し、その時代背景を理解してみると現代の物事も理解しやすくなるし、海外ドラマも一層面白くなるというものだ。
    でも一体どうやって?
    そんな時に役立つのが本書。
    ばばーん!

    巻末には英国史年表、王家の家系図付き。
    近現代の王たちは馴染み深くさほど苦労はしないはずだ。
    海外ドラマの「クイーンメアリー」「女王ヴィクトリア」(いずれも邦題)とあわせてみるといい。
    しかし…第1章から2章はなかなかページを繰る手が進まない。
    国家が乱立しているし、あまり面白いエピソードもない。
    正直言ってこの時代は私にはあまり面白くなかった。
    ウェストミンスター寺院の建立の古さ、コモン・ローの成立過程は興味を引かれたが。
    この章を越えれば…(無理をして読んで、つまらない、と投げ捨ててしまうくらいならこの2章は飛ばしてもいいと思う)思い出してきた、ジョン欠地王、百年戦争、ヘンリ八世!『ブーリン家の姉妹』「クイーン・メアリー」に繋がる色好みの王!

    思想家といえばモンテスキュー、J・ロック、ベンサム、J・S・ミル!
    19世紀のジャガイモ飢饉は『夜の庭師』の舞台。ここからアメリカに移住して、土地の名前がついて…知識がジャガイモのようにするすると引きずり出されてくる。

    これから学ぶ人にはぜひこの面白い、と思ったところから地図を作って欲しい。
    その地図が繋がった時の知の興奮は驚きとともに、快感さえ覚えるものだ。
    脳の記憶の仕組みと同じ地図、その全ては、おもしろいと思うところから始まるのだ。

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著者プロフィール

1956年愛知県生まれ。東京大学名誉教授。専門は、西洋中世・ルネサンス史。
とくに文化史・心性史を中心に研究している。硬軟自在なわかりやすい解説で著訳書多数。
近著に『ヨーロッパ中世の想像界』(名古屋大学出版会)、魔術関連の著書として『増補 魔女と聖女:中近世ヨーロッパの光と影』(ちくま学芸文庫)、監訳書にJ・ド・ニノー『狼憑きと魔女:17世紀フランスの悪魔学論争』(工作舎)、『原典 ルネサンス自然学(上・下)』(名古屋大学出版会)など。

「2021年 『魔術の書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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