敗北を力に! 甲子園の敗者たち (岩波ジュニア新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005008568

作品紹介・あらすじ

甲子園を熱狂させる名勝負の数々。明暗がくっきりと分かれる延長戦や大逆転…。全国の野球ファンが見守るなかで、勝利にあと一歩届かずに敗北を受け入れざるをえなかった選手たちはその後どんな人生を歩んだのでしょうか。本書では、甲子園で激闘を演じ、最後に敗れた甲子園球児の「その後」を追います。

感想・レビュー・書評

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  • 負けたから強く生きられる! 甲子園は、高校生活のすべてをかけて野球に打ち込んだ人だけが入ることを許された場所。そこで敗れた「甲子園の敗者」たちは、どのようにして涙を力に変えたのか。8人の球児たちの歩みを追う。

    センバツ高校野球が近づいてきたので読んでみた。甲子園は新聞の拡販材料、プロの卵の見本市、教育の一環という嘘臭さ…等々の批判は昔からあるけれど、敗者にはやはり「得るもの」があったことがよくわかる好著だった。
    (B)

  • 甲子園で「敗者」となった選手たちのその後をインタビュー形式でまとめたノンフィクション。
    8人の選手を取り上げているが「ピッカリ投法」の佐野慈紀氏と漫画「バトルスタディース」の作者なきぼくろ氏のエピソードが興味深かった。

  • 甲子園で野球のすばらしさに気づいた準優勝投手
    主将になって皆をまとめる難しさ。自分一人が強くても、勝てない。

    「甲子園史上最も壮絶な試合」の一年生ショート
    1年・2年で甲子園に出たけれど、必ず毎年出られるわけではない。

    「末代までの恥」からのリベンジ

  • 運動部に入っている子だけでなく、部活が身近にある中高生におすすめできると感じた。

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著者プロフィール

1968年愛媛県生まれ。立教大学野球部4年時に23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験。大学卒業後、出版社勤務を経てフリーランスに。近著に『補欠のミカタ』、『それぞれの甲子園』『野球と暴力』他多数。

「2022年 『トーキングブルースをつくった男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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