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Amazon.co.jp ・本 (254ページ) / ISBN・EAN: 9784005009022
作品紹介・あらすじ
聖なる物語――神話。メソポタミアのギルガメシュ叙事詩、パレスチナの旧約聖書、ケルトのアーサー王伝説、日本の古事記など、世界にはたくさんの神話があります。長い時を経てなお私たちを魅了する個性豊かな神々や、美しくも恐ろしいストーリー。世界各地に伝わる神話のエッセンスを凝縮した、宝石箱のような一冊。
感想・レビュー・書評
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神話と言われると、すぐに思い浮かぶのは
ギリシア神話ですが、この本のタイトルが
“世界の”神話となっているように、
世界の様々地域の神話について
解説した本です。
・インド・メソポタミア
・エジプト、アフリカ・ギリシア・ケルト
・北欧・インドネシア・中国・オセアニア
・中南米、北米
上記の10つの章にわけ、
神話が紹介されています。
さらっと世界の神話を知りたい人には
概論書として有効ですが、
あくまでも“解説”書のため、
物語として神話を楽しみたい人には
向きません。
また神々の名前はカタカナがほとんどで、
読みにくく、覚えにくいです。
神々の絵は多いものの、
関係図は記載されていないため、
自分の頭のなかで整理しながら
読まなくてはいけません。
解説部分も、先に書かれた神話部分を
もう一度繰り返し書いて解説を
少しくっつけたものです。
岩波ジュニア親書なので
ジュニア向けの本、と考えると
読みやすさを考えて
あっさりした解説になっているのも
しかたがないのかなと思いました。
余談ですが
わたしは10代のころはマンガ少女で、
いろいろなマンガを
読みあさっていたのですが、
この本に載っていた
リグ・ヴェータからはCLAMP「聖伝」を、
シヴァ神とパールヴァティーでは高田裕三「3×3EYES」を、
ギリシア神話で車田正美「聖闘士星矢」、
エジプト、メソポタミア神話では細川智栄子「王家の紋章」などなどを思い出せたのは、
よかったです。
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FGOをやっていたので読んだ。
ちょうどゲームと重なる部分が多く、どんな神話か掘り下げられるので面白かった。
インドのユガ、メソポタミアのイナンナ(イシュタル)の冥界降り、北欧の巨人等。
神話の文化比較というか、離れた地域の神話の類似点なども挙げられている。 -
2019年11月24日読了。世界の神話について、それぞれの特徴的なエピソードと類似する神話などに関する簡潔な紹介など。古代の人々がどう世界を捉えていたか、の現れたる神話そのものの成り立ちにも興味があるし、洪水神話や天人女房、黄泉の国に下る話など私も著者同様遠く離れた場所の神話エピソードに「クリソツ」のものがしばしば現れることには非常に関心があったのでこの本でざっと知識をさらうことができてとてもおもしろかった。農耕民族の東アジアの人々が「イモの実を刻んで地面に埋め、そこから新しい芽と木・実が生まれる」不思議から世界の成り立ちをそのように理解した(原始の神が死んで切り刻まれ、そこから世界が生まれた)など、話に「なるほど、確かにそうだよなあ」と思わされるパワーがあって好き。
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世界の神話が、エリアごとに紹介。
地域で共通している神話も多く、古代の人の交流かうかがえる。
神話を通じで、人がどのようにして世界を理解しようとしたのかなどもわかる。
また、よくゲームなどで聞く名前がでてきて起源がわかって面白かった。 -
世界各地の神話のエッセンスを取り上げることで、その共通点を知ることができます。地理的にも遠く隔たっているのにも関わらず、似ているどころかほぼ同じ内容の神話が伝わっていることに驚かされます。本書では、それぞれの地域別に章を設け、その神話から代表的なものを取り上げ、他の地域の似た神話の紹介も入れながら、その類似点の面白さを開設されています。なぜこのような類似点が生じるのかについて、著者の意見も述べられており、今後地域の物語を読む機会があれば、そのようなところも注意しながら読みたいなと思いました。人間はそれぞれ違っているけれど、根っこは同じということを、その根っこについて考えるきっかけになるかと思います。
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異国の人たちの考え方のちがいに素直になれる本
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『世界の神話』
著者 沖田瑞穂
通し番号 902
ジャンル 国語・文学
シリーズ 岩波ジュニア新書
刊行日 2019/08/22
ISBN 9784005009022
Cコード 0298
体裁 新書・254頁
定価 本体900円+税
聖なる物語――神話.メソポタミアのギルガメシュ叙事詩,パレスチナの旧約聖書,ケルトのアーサー王伝説,日本の古事記など,世界にはたくさんの神話があります.長い時を経てなお私たちを魅了する個性豊かな神々や,美しくも恐ろしいストーリー.世界各地に伝わる神話のエッセンスを凝縮した,宝石箱のような一冊.
〈https://www.iwanami.co.jp/book/b470998.html〉
【目次】
はじめに
1 インドの神話
バラモン教の神話 マヌの洪水/天女ウルヴァシー/不死の飲料アムリタの起源
ヒンドゥー教の神話 乳海攪拌神話/ヴリトラの殺害/ヴィシュヌの神話/シヴァの神話:シヴァとパールヴァティーの結婚/ダクシャの供儀/生殖の神としてのシヴァ/女神信仰:戦う女神ドゥルガー
2 メソポタミアとその周辺の神話
メソポタミアの神話 エヌマ=エリシュ/イナンナの冥界降り/『ギルガメシュ叙事詩』/ウガリット/バアルとモトの闘争
*コラム 武器としての雷
パレスチナの神話 『旧約聖書』の「創世記」:天地創造/蛇の誘惑/カインとアベル/ノアの洪水
3 エジプト・アフリカの神話
エジプトの神話 ヘリオポリス(太陽の町)の創世神話/オシリス神話:オシリスの死/オシリスを探すイシス/ギリシア神話「デメテルとペルセポネ」との関連性
*コラム メジェドさま
西アフリカ・ベナン・フォン族の神話 いたずら者の神レグバ:トリックスター
4 ギリシアの神話
天地創世:混沌からティタンの誕生まで/ウラノスとクロノス(父子の争い1)/アプロディテの誕生/クロノスとゼウス(父子の争い2)/人類の起源――五つの種族/プロメテウス,人間に火を与える/パンドラの誕生/しばられたプロメテウス/デウカリオンの洪水/トロイ戦争
*コラム 英語の月名とローマのユリウス暦
5 ケルトの神話
五種族の来寇――国造りを見た男トゥアンの話:トゥアタ・デー・ダナンの神話/アルスター神話/フィアナ神話/アーサー王伝説:剣の英雄/アーサー王の騎士たちによる聖杯探求の旅
*コラム 「トリスタンとイズー(イゾルデ)」とインド哲学?
6 北欧の神話
ユミル/世界樹ユグドラシル/バルドルの死/ロキの縛め/フェンリルの縛め/ラグナロク
7 インドネシアの神話
ハイヌウェレ神話/バナナ型死の起源神話
8 中国の神話
天地開闢/混沌/盤古/人類の起源/羿の射日/月の中のひきがえる/生死をつかさどる星/異界訪問――腐っていた斧の柄
*コラム 「富を移動させる怪異」
9 オセアニアの神話
ミクロネシア・メラネシアの神話 イルカ女房/空の乙女
オーストラリア・アボリジニの神話
ニュージーランドの神話 天地分離/マウイの神話
10 中南米の神話,北米の神話
中南米の神話 アステカ「世界のなりたち」/人身供儀の意味/死と火の起源
北米の神話 セドナ
付録・古事記
あとがき
参考文献 -
インド、メソポタミア、エジプト・アフリカ、ギリシア、ケルト、北欧、インドネシア、中国、オセアニア、中南米・北米、そして最後に付録として日本の古事記のエッセンスまで、世界各地の神話を紹介してくれるコンパクトな一冊。神話世界に興味がある人の入門書としてはもちろん、そうでもない人も現代の文学やエンタメにみられるあのキャラこのモチーフはここに起源があったのかというような発見がたくさんあって楽しめることうけあい。創作活動に携わる人にはいい参考書、ガイドブックとなるかも。
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興味深い世界の神話たち。神も悪魔も人間によって生まれたとも考えられる。
昔も今も人は自分の起源を知りたいという欲を持っているんだなと思った。 -
2025年7月3日購入。
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164/オ/
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非常に分かりやすくコンパクトにまとまっています。世界にはどんな神話があるんだろう?と疑問に思った方なら、まず最初に読むならコレ。
世界中の神話は、遠くの国でも同じような話があり、見た目や生活習慣は異なれどやっぱり同じ人類(ホモ・サピエンス)だなぁという感じになります。何故この世界が存在するのか?生命とは?といった疑問を抱いた人類は、似たような考えを共有しています。 -
164-O
閲覧新書 -
面白いが、異なる章ごとでも内容の関連があるので
何回も読まないときつい -
点と点がつながるありがたい一冊。
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世界各地の神話について。巻末のあとがきが一番興味深かったかも。
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図書館のジュニアコーナーで。小学生から中学にあがるくらいの子供にとても良い気がする。
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