知りたい気持ちに火をつけろ! 探究学習は学校図書館におまかせ (岩波ジュニア新書 970)

  • 岩波書店 (2023年6月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (214ページ) / ISBN・EAN: 9784005009701

作品紹介・あらすじ

レポートの参考資料を探す、データベースで情報検索をする、論文を入手する……、学校図書館は探究学習の強い味方。デジタル化が進み幅広い学びに役立つ図書館の活用法を名物司書が紹介します。新書を読むための「点検読書」の方法や地域に広がる読書活動の様子もお伝えします。

みんなの感想まとめ

学校図書館の活用法や新しい学びの取り組みについて、わかりやすく解説されている本で、特に中高生にとって役立つ内容が満載です。名物司書の視点から、探究学習や本の読み方、授業での実践アイディアが豊富に紹介さ...

感想・レビュー・書評

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  • <ひと物語>考える力、自ら育む場を 浦和第一女子高 図書館司書・木下通子さん:東京新聞 TOKYO Web(2020年9月28日)
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/58227

    知りたい気持ちに火をつけろ! - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b626372.html

  • 探求学習について書かれた本。 
    調べ学習は「調べて整理し、それをまとめる(報告する)ことが目的なので、答えが見つかります。」探求学習は「自分の問題意識に関する答えを求めることが目的の学習なので、明確な答えが見つからない場合もあります。」「きちんとした調べができていないと、『探求学習』は広がっていきません。」
    また、情報はかちもないで見極める。「書いた人」「違う情報との見比べ」「元ネタ」「何の目的で書かれたものか」「いつの情報」
    また、本の読み方についても言及。
    コロナ禍での取り組みも書かれており、本当に行動力のある方だと思った。

  • 学校図書館に置きたい。
    中高生に向けて(やってることのレベルは高め)わかりやすい文章で、学校図書館の機能や活用法、新しい学びや取り組み、本の読み方、探究学習など書かれている。
    授業で活用したいアイディアや実践がとても豊富で凄い方だなぁと驚き。めっちゃメモした。
    アドラー「本を読む本」、難しそうで図書館で見つけたはいいものの二の足を踏んでいた。チャレンジしてみます。アドラー心理学のアドラーさんとは別人なのが注意。同一人物かと思ってた笑

  • 学校司書ができることってこんなに幅広いんだなあ、と勉強になる。社会教育士としての取組は特に興味深い。

  • #知りたい気持ちに火をつけろ
    #木下通子
    #岩波ジュニア新書
    #読了
    #YA
    いつか本に関わる仕事をしたいと思っているのです。で、この本。いやあ目からうろこです。開国したという感じ。世界の広げ方を知りました。どの学校にも司書さんが居てくれたらいいのに!!!

  • 前半が特に参考になった。探究活動に繋がる情報教育。情報の種類や特徴、収集の方法やまとめ方。授業での図書館活用の実例など…。主体的・自律的に情報を取捨選択していく能力って、今の社会において重要だなぁと再認識。中高生対象なんだろうけど、大人にだって必要な能力だと思う。

  • 面白かった
    自分が知らない事が多かった

  • タイトルとカバーイラストに既視感があると思ったら、同じレーベルで数年前に出た「読みたい心に火をつけろ!」(2017年)と同じ著者の続編ともいうべきものだった。コロナ前後&学習指導要領の改訂でだいぶ事情の変わった部分も含めて、学校図書館利用術&学校司書のお仕事の最新版と言えそう。

  • 今、学校図書館が取り組むべきことすべてが書かれてる。探究、そのための読み取る力、そして外へとつながる。
    あとがきを読んでうなずくことばかり。
    梅澤貴典さんの『ネット情報におぼれない学び方』岩波書店 と一緒に使い倒したい。

  • ためになった。

  • 配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
    https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01437813

  • ふむ

  • 浦和一女だからできる…って部分はあると思う。

  • インターネット情報の見極め方
    か 書いた人は誰?
    ち 違う情報と比べた?
    も もとネタは何?
    な 何の目的で書かれている?
    い いつの情報?

  • 学校図書館司書の木下氏の著書 図書館の環境整備だけではなく、どのように探究的な学習を行う環境を整備するか、また、学校だけではなく、社会教育・生涯学習の視点からどのように学習環境を整備するのかということも実践が紹介されていた。

  • 3.5
    2023.09.11

  •  学校図書館をアピールしよう!

  • 2023 みちねここと木下通子さんの2冊目の岩波ジュニア新書
    探究学習のための1冊

     はじめに

    第1章 学校図書館ってなんだろう
     ある日の学校図書館
     学校図書館ガイドライン
     「読書センター」の機能
     「学習センター」の機能
     「情報センター」の機能
     本との出会いを学校図書館で 

    第2章 探究学習は学校図書館から
     探究学習との連携のはじまり
     まずは1年生に
     調べ学習と探究学習の違い
     書籍(本)の情報を探す
     インターネットでの情報検索
     データベースの活用
     手に入れた情報を整理する
     情報のまとめ方
     探究活動に学校図書館を活用しよう

    第3章 授業と連携 学校図書館を活用しよう
     アドラー『本を読む本』
     「新書」って役に立つ
     「新書」レポート
     新書「点検読書」
     学校司書による説明
     生徒の感想から
     新聞を活用したプログラム
     まわしよみ新聞
     「まわしよみ新聞」の作り方
     学校でやってみよう!
     ビブリオバトル
     学校司書と教師が連携すると授業が豊かになる

    第4章 コロナ禍で進んだ学校図書館のDX化
     新型コロナ―右往左往のはじまり
     Google クラスルームの活用
     電子図書館のトライアル
     郵送貸出に挑戦
     オンラインイベントへの参加
     先生方へのサービス
     分散登校はじまる
     Google for Education の勉強をはじめる
     図書館のDX化
     新しい学びを支えるために

    第5章 学校図書館を地域に広げる学校司書 × 社会教育士
     埼玉県高校図書館フェスティバル
     埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本
     図書館総合展
     みちねこラジオ
     メールマガジンとみちねこサイト
     社会教育士になる
     地域とつながる
     子ども食堂・子どもの居場所に本を!
     学び続ける大切さ―生涯学習へのアプローチ


    ■学校図書館で役立つワークシート
    第2章で紹介した「情報メモ」、第3章で紹介した「点検読書ワークシート」、および「参考文献シート」はこちらからダウンロードしてご活用ください。
    情報メモ
    点検読書ワークシート
    参考文献シート
    https://www.iwanami.co.jp/book/b626372.html#bookAuthor


    読書センター
    なにか面白い本ない?
    図書館担い本を教えて?
    こんな本入ったよ~広報
    学校図書館が提供する読書 :読み聞かせ、紙芝居、ストーリーテリング、ブックトーク、展示、掲示、ブックリスト、パスファインダー
    生徒が活動する読書:感想文、感想画、ビブリオバトル、POP、帯、読書会、ひとたな館長

    学習センター
    レファレンス
    授業との連携:調べ方、情報へのアクセス方法

    情報センター
    情報活用能力

    情報リテラシーとは
    1自分が必要とする情報を探して入手し
    2内容を正確に読み取り
    3活用する能力をみにつける能力のこと

    読書はスポーツと同じ
    練習しないとうまくならない

    調べ学習と探究学習のちがい
    目的
    調べ学習は調べて整理して報告すること
    探究学習は自分の問題意識に関する答えを求めることが目的、なので明確な答えが見つからない場合もある

    情報とは
    情報の生れ方と形 速さと正確性

    ネット情報の見極め方
    かちもない
    か 書いた人は?
    ち 違う情報と比べた?
    も もとネタは何?
    な 何も目的で書かれている?
    い いつの情報?


    参考文献の書き方
    ①図書の場合
    著者名 「書名」 出版社 出版年
    ②ウエブサイトの場合
    サイトの開設者名 「トップページのタイトル」 「アクセスしたページのタイトル」 URL 閲覧日
    ③雑誌論文の場合
    執筆者名 「論文タイトル」 雑誌名 出版年 巻号 掲載ページ数
    ④新聞記事の場合
    記事名 「新聞名」 発行日 版

    理解を深めるための読書~点検読書
    アドラーの『本を読む本』より
    読むは主体的作業、受け身はありえない
    積極的読書~受け身はありえない。読み手の積極性と熟練度によってきまる。

    読書の目的~2つある
    知識のための読書と理解のための読書
    これらは区別して考える必要がある

    読むことは学ぶこと
    教わること」と「発見すること」との違い
    知識を得るだけの学び
    知った上で他の事実との関係や共通点や相違点についてさらに詳しくk知る学び

    考えることは学ぶことの一部にすぎない
    学びとるには、感覚や想像力をはたらかさなくてはならない。
    観察力、記憶力も必要

    アドラーの読書レベル
    レベル1(初級読書) 読み書きのできない子どもが初歩の読み書きの技術を習得するためのもの。その文は何を述べているのかがわかる。単語が識別できる

    れべる2(点検読書) 時間に重点をおいて、傾倒立てて拾い読みする技術

    レベル3(分析読書) 徹底的に読む。読んだ本を自分のものにする積極的な読書。理解を深めるための読書。

    レベル4(シントピカル読書) 本の中にはっきりと書かれていない主題を、自分で発見し、分析できるようになる積極的な読書。

    点検読書は、「新書」レポートを書く前の準備
    新書は「情報を得るための読書」に必要な情報がコンパクトにまとめて書かれている

    「新書」レポートとは?
    レポートとは感想文ではない
    序論ー本論ー結論などの一定の形式に従って、本に書かれている「事実」と自分の「意見」を区別してまとめる
    その前に書誌情報の書き方のWSとして「点検読書」
    小説と新書の違いを知ろう~から

    アドラーの点検読書の手順
    1表題や序文をみる
    2,目次を調べる
    3索引を調べる
    4カバーに書いているうたい文句を読む
    5その本の議論のかなめと思われるいくつかの章をよく見る
    6ところどころ拾い読みしてみる

    アドラーいわく「難解な本にはじめて取り組むときは、とにかく読み通すことだけを心がける。すぐには理解できない箇所があっても考え込んだり語句調べに手間取ったりしないで先へすすむのである」

    ★点検読書手順
    1ふだん出会わない新書、自分が手に取らない本と出会う
    2書誌事項をきちんと記載できるようになる
    3本の評価をする

    授業のねらいの説明
    机にはNDCに合わせて10冊
    奥付の見方、本のしくみ、新書とは何かを司書が説明

    点検作業
    好きな1冊を選ぶ
    まえがきとあとがきはきちんと読む
    要約をするなら8~10分 要約なしなら5分くらい
    ワークシート記入
    時間で終了 本の評価は必ず書く 読みたくないもあり

    これをもう1クールやる
    作業が終わったら、班で話し合う(本の紹介、ディスカッション)

    タイムスケジュール 2人の場合
    1新書を選ぶ
    8分ワークシートを埋めながら点検読書
    1分別の新書を選ぶ
    8分ワークシートを埋めながら点検読書
    2分本を紹介する
    2分交替して本を紹介 

    新書とは?
    新しい本のことではない
    新書も本の大きさを表す言葉でタテの長さが文庫よりも少し長い約18センチの本のこと
    新書の内容は主にノンフィクションをテーマに書かれている
    近年、ノベルズという小説を新書版で出版するケースも増えてきた 新書のはじめては1938年に岩波書店が出版した岩波新書

    新書の特徴
    ブームになっているので、各出版社が出している
    自己啓発、ビジネス、実用的、時事的問題、教養
    雑誌感覚で読める
    書店ではコーナーがある
    中高生向きは、岩波ジュニア新書、ちくまプリマー

    本のつくり
    表紙、裏表紙、背表紙、装幀
    本の構成
    はじめに「まえがき」著者が伝えたいこと
    目次 本の内容がわかう
    内容 章立て
    あとがき 「おわりに」「あとがき」著者のまとめ、気づき、今後の展望、謝辞
    索引 掲載の言葉からい
    参考文献 本を書くときに参考にした資料
    著者紹介 研究内容、所属団体など
    奥付 書誌情報 著者と発行者の違い二期を付ける 大切なのは出版年
    ISBN 国際標準図書番号の略で出版国の番号、出版社番号、本の番号 4が日本の番号

    要約と引用の違い
    要約は書いてあることを自分の言葉でまとめる(間接引用)
    引用は、説明や意見の根拠などを文中の言葉をそのまま抜き出すこと(直接引用)

    ★新聞を活用したプログラム
    まわし読み新聞 開発者陸奥賢 コモンズ・デザイナー
    http://www.mawashiyomishinbun.info/
    効果21項目掲載

    ★ビブリオバトル

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