偶然性の精神病理 (岩波現代文庫 学術 10)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006000103

作品紹介・あらすじ

偶然の結果としての個々人の生と、必然として生きねばならない個々人の生の絡み合いから起こる精神現象。この「生命のアクチュアリティ」をどのように理解すべきか。精神分析学、西欧哲学、西田哲学などを爼上に乗せながら、人間の「こころの病」をあくまで事実の学として探究する独自の現象学的人間学。

感想・レビュー・書評

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  • どうやら「あいだ」が重要らしい。

  • 僕の実存に関する観念を正しくさせてくれた書物です。また、医学的な解釈が僕にはわかりやすく、この書物で木村先生のファンになりました。

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著者プロフィール

1931年生まれ。京都大学名誉教授。著書に『木村敏著作集』全8巻(弘文堂)、『臨床哲学講義』(創元社)、共訳書にヴァイツゼカー『ゲシュタルトクライス』(みすず書房)ほか。

「2020年 『自然と精神/出会いと決断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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