黄禍物語 (岩波現代文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006000240

作品紹介・あらすじ

黄色人種の勃興によって白色人種が禍害を蒙る-黄禍論は日清戦争後にドイツ皇帝ヴィルヘルム二世によって流布された。日露戦争を経て、世界中で様々に受容され、反論される。その膨大な言説を博引旁証し、日本ファシズムや原爆投下の問題から戦後世界に至るまで、近現代史の背後でうごめいた人種闘争の影を徹底検証する。

著者プロフィール

1922~1983年。長崎県対馬(上県郡、現対馬市)生まれ。1945年、東京大学法学部卒業。編集者として活躍しながら1957年に『同時代』誌で「日本浪曼派批判序説」の連載を開始。1958年より明治大学政経学部講師として、後に教授として近代日本政治思想史を講じる。
○主著:
『日本浪曼派批判序説』未来社、1960年、増補版1965年/講談社文芸文庫、1998年。
『歴史と体験』春秋社、1964年、増補版1968年。
『現代知識人の条件』徳間書店、1967年/弓立社、1974年。
『近代日本政治思想の諸相』未來社、1968年。
『ナショナリズム―その神話と論理』紀伊国屋新書、1968年。
『黄禍物語』筑摩書房、1976年/岩波現代文庫、2000年。
『西郷隆盛紀行』朝日新聞社、1981年/朝日選書、1985年。
『昭和ナショナリズムの諸相』名古屋大学出版会、1994年(筒井清忠編)。
『柳田国男論集成』作品社、2002年(原本は講談社学術文庫『柳田国男』1977年。
『橋川文三著作集』増補版全10巻、筑摩書房、2001年。

「2013年 『昭和維新試論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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