西田幾多郎〈1〉 (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006000370

作品紹介・あらすじ

西田哲学の鍵となる五つの概念-"純粋経験""無の論理""弁証法的一般者""行為的直観""絶対矛盾的自己同一"-を「問題群」として捉え直して一つ一つ解きほぐし、その意図した構想の真の姿と意味を明らかにする。西田哲学のもつ深層の知として深さを探究しつつ、日本の哲学の座標軸を明らかにした本格的な西田論。

感想・レビュー・書評

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  • 以前まとめて読んだが、あまりにも独特な用語の使い方のため、よくわからない点の多かった西田哲学。そこでちょっと解説めいたものを読みたかった。
    しかしこの本は、「西田哲学入門」とは言えない。
    西田幾多郎の思想の全貌を概説しようとはしておらず、特に重要な幾つかのキー・タームに沿って、議論を進めているだけだ。
    しかも、ところどころ脱線して、西田哲学の解説でも批評でもなく、中村雄二郎自身の思考を開陳している箇所もある。
    とはいえ、この本のおかげで、よくわからなかった西田幾多郎の用語の意味は理解できてきた。
    さて、もう一度、西田幾多郎の著書を読み返してみるか。

  • 中村雄二郎の著作を初めて読んだけど、ヤバイな。キレキレだね。

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著者プロフィール

1925年、東京都出身。哲学者。明治大学名誉教授。東京大学文学部卒業後、文化放送に入社。その後、明治大学法学部教授を長く務めた。西洋哲学をはじめ日本文化・言語・科学・芸術などに目を向けた現代思想に関する著書が多数あり、主要著作は『中村雄二郎著作集』(岩波書店、第1期全10巻・第2期全10巻)に収められている。山口昌男と共に1970年代初めから雑誌『現代思想』などで活躍、1984年から1994年まで「へるめす」で磯崎新、大江健三郎、大岡信、武満徹、山口昌男とともに編集同人として活躍した。

「2017年 『新 新装版 トポスの知 箱庭療法の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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